11月1日(水) 19時〜静岡市めぐるりアート会場にて、朝霧高原診療所スタッフの村松京子さんによる「倍音に導かれサウンドに身体が共振する。Resonance - シンギングリン体験」が開催されます。興味のある方、ぜひご来場下さい！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月30日 - 09:29
facebook.com/events/2546450…
ドイツのパーダーボルン大聖堂の「兎の窓」の謎かけ、「三羽の兎と３つの耳、でもそれぞれが二つずつ持っている」は、正四面体の連続として世界を捉えれば、デカルト空間で世界を捉える1/3のエネルギー消費で済むというバックミンスター・フラー… twitter.com/i/web/status/9…
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月30日 - 11:50
イタリア語であご髭のことをbarbaと呼ぶけれど、野蛮人を指すバルバロイという言葉には、おそらく「髭もじゃの」野蛮人という意味合いがあったのだろう。この髭を意味するbarbaからbarber（理髪店）が生まれたから、元々バーバーと… twitter.com/i/web/status/9…
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月29日 - 16:26
本日28日夜11時からEテレにて、お友達の番組ディレクター、渡辺考さんによる長崎浦上のクリスチャンと被差別出身の被爆者の戦後を描いたドキュメンタリーのアンコール放送があります。ご興味のある方、ぜひご覧になって下さい！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月28日 - 08:41
nhk.or.jp/docudocu/progr…
若くも革命児でもありませんが、イベントはホントにやります！静岡で渡辺真也さんとのトークイベントです！ twitter.com/toda_shizuhon/…
— KoichiroKOKUBUN國分功一郎 (@lethal_notion) 2017年10月28日 - 12:05
「動中の工夫は静中に勝ること百千億倍」という白隠の言葉の語感は、どこか空海の言葉「生れ生れ生れ生れて生（しょう）の始めに暗く 死に死に死に死に死んで死の終わりに冥（くら）し」の語感を思い起こさせるものがある。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月27日 - 00:02
「三界の狂人は狂せることを知らず
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月27日 - 00:03
四生の盲者は盲なることを識らず
生れ生れ生れ生れて生（しょう）の始めに暗く
死に死に死に死に死んで死の終わりに冥（くら）し」 - 空海
空海の「三界の狂人は狂せることを知らず 四生の盲者は盲なることを識らず」という言葉は、謂わば環世界について述べたものだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月27日 - 00:04
金剛般若経に由来する四生のうち、仮生とは謂わば男性原理に基づくイデアに起因する冷たいカルマであり、その対極に位置するのが大日如来、謂わば女性原理に基づく抽象であり、その暖かみがカルマを解くのではないか？
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月27日 - 00:13
igami-yoshihiro.com/post-24/
この胎蔵という考え自体、金剛という男性原理を受け入れることによって初めて受胎し胎蔵する訳だから、先ほど書いた三項の連続性（言い換えれば神・子・精霊）を二元的に表記したものに他ならず、それはまさにトーラス構造によるトポロジカルな連続性に他ならない。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月27日 - 00:17
池田晶子は西洋哲学は疑う哲学であって信じることを哲学できなかったと書いていたけれど、それを仏教的に表現したのが、日蓮宗の開経偈における「至極の大乗、思議すべからず」という言葉ではないか。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月27日 - 00:21
しかし、疑うこと無くして信じる哲学は存在できるのだろうか？信じる哲学はその外部を持たないだろうから、それだけでは自身を対象化することができず、すると信じる哲学は、それだけでは存在できないのではないか？
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月27日 - 00:25
村上開明堂七間町第２ビルで上映中の『哀史奄美』見た。薩摩藩の統治、大戦後の占領等を語部が伝える。江戸時代、幕府が薩摩藩の財政を削ぐ為に大規模な治水工事を命じた時、藩の財源は奄美の砂糖だった、地元民は牛か馬の様に働かされたと。… twitter.com/i/web/status/9…
— かえるのりんりん (@garasuya2) 2017年10月22日 - 15:54
静岡市に遺る薩摩土手がそれ。静岡市民は薩摩だけじゃなく、奄美の方々にも感謝しないと。治水工事が無かったら、この辺りは安倍川の河原だよ。 #奄美 #薩摩藩 #徳川幕府 #哀史奄美
— かえるのりんりん (@garasuya2) 2017年10月22日 - 15:59
静岡市のめぐるりアートで発表中の「朝崎郁恵による『哀史奄美』」のレビューを見つけました。こうやってレビューをもらえることは、表現者にとって最大の喜びでもあり、また励みになります！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月27日 - 17:24
daradamonde.net/2017/10/23/meg…
@hanuru_ そうみたいですね。少し興味があります。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 09:19
「銀河鉄道999」のヒロイン「メーテル」のモデルになったのは楠本高子（1852年～1938年）だと聞いたことがあったけれど、彼女はドイツ人医師フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの孫娘だったんだね。 pic.twitter.com/rsRwiBOmUo
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 09:26
イメージそのものに強い執着を持ったクリス・マルケルと、松本零士が幼少の時に強い印象を抱いた楠本高子の写真から生まれたメーテルというキャラクターは、その世界観が通じている感じがする。 pic.twitter.com/RcnhLu4GoE
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 09:36
ジム・ジャームッシュはクリス・マルケルに会えていたんだね。私はジャームッシュには会えたけれど、マルケルにはついに会えずじまいだった。マルケルに会えたジャームッシュが、本当に羨ましい。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 09:38
chrismarker.org/jim-jarmusch-m…
ルー・リードが「All Tomorrow's Parties」を書いた時、念頭にあったのはケルトのAll Soul‘s Nightもしくはキリスト教の万霊節ではないか。するとウォーホルの描いたバナナが、急にカボチャの様に思えて来る。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 10:57
天城山心中事件だけど、愛新覚羅慧生は溥儀の娘ではなく、溥儀の弟の溥傑の長女になります。訂正させてください。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 14:46
11月3日（金曜祝日）午後7時〜國分功一郎さんを静岡市の「めぐるりアート」展示会場にお招きして、中動態に関するトークを行います。お時間のある方、「朝崎郁恵による『哀史奄美』」と大道芸ワールドカップをはしごして、ぜひご来場下さい！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 19:18
facebook.com/events/1458161…
國分功一郎さんは「中動態の世界 - 意志と責任の考古学」の冒頭で薬物依存者の話をしているけれど、これはある種の「退屈しのぎ」として薬物に手を出してしまう人たちの「存在の耐えられない軽さ」に対する眼差しだったという点において、「暇と退屈の倫理学」の延長線上にあると言えるだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 19:20
ナムジュン・パイクは、1966年の「できるだけ退屈に」というパフォーマンスを、後日「失われた形而上学を求めて」へと改題したけれど、これは退屈として知られるプルーストの「失われた時を求めて」と、退屈を考察したハイデガーの「形而上学とは何か」のタイトルを合体させたものだった。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 19:22
この1966年のナムジュン・パイクの「できるだけ退屈に」で彼がモーマンと共に披露したのが、合計の演奏時間が18時間に及ぶエリック・サティの《ヴェクサシオン》（嫌がらせ）で、ジョン・ケージに続いて史上２度目の実演となった。（サティ自身は生前に《ヴェクサシオン》を演奏しなかった）
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 19:25
静岡市のめぐるりアート展示会場では、11月4日（土）16:30〜奄美シマ唄ライブを行います。朝崎郁恵さんのお弟子さん3人が静岡に来て、シマ唄の魅力を皆様にお届けします！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 19:27
facebook.com/events/1226213…
静岡めぐるりアートの展示最終日となる11月5日午後7時〜映画「Soul Odyssey - ユーラシアを探して」の上映＋トークを行います。先日、この映画についてこんな素晴らしいレビューが書かれているのを発見して、嬉しくなりました！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 19:29
tnkt41.hatenablog.com/entry/2017/08/…
どちらかと言うと易経に基づく二元論的な発想をする儒教と道教の概念は、ドイツの現象学との相性が良い様に思えるのだけれど、錬金術になると三元素の考えが強くなり、こちらはヒンズー教との相性が良い様に思える。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 20:06
シュメル神話に登場する、怪鳥アンズーを手懐ける王の話を借用することで成立したのが、ボルテールの『バビロンの王女』であり、これはフランス国内に生まれたある種のロマン主義と言えるのではないか？
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 23:32
連続性を表現する時、三項で表現すると分かり易いけれど、それを二元論や陰陽で表現しようとすると、トーラスとしての陰陽図やクラインの壷など、位相幾何学の領域に入るのだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 23:44
「動中の工夫は静中に勝ること百千億倍」という白隠の言葉は、どこかエーリッヒ・フロムやスピノザの言う所の能動と愛を思い起こさせる。スピノザの言う能動的であることとはすなわち倫理的であることで、それを仏教に置き換えると「サンカーラ（行）と慈悲」に近いのではないか？
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月26日 - 23:53
アイルランドに残されたジョイスやシャン・ノースの素晴らしさを私に教えてくれたのはヨーゼフ・ボイスだった。ボイスがそれに気付けたのは、彼の故郷であるクレーフェに残されたケルトの痕跡からで、それを解明すべく、旅に出た私は「Soul Odyssey - ユーラシアを探して」を作った。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 00:00
即興演奏ができる人って、無意識という魂の領域が扱える人で、それはすなわち他者性がある人なのだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 00:08
絵が上手で知られていた赤瀬川原平は、ありとあらゆる絵画を模写できても、パウル・クレーだけは模写できなかったと述べていたが、これは晩年の鈴木大拙がスウェーデンボルグに対峙した際、結局それに対して何も書けなかったことと似ている。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 00:15
静岡市の展示会場では、11月3日午後7時から國分功一郎さんによる中動態トーク、11月4日の午後4時半からは奄美シマ唄ライブ、11月5日の午後7時からは映画「Soul Odyssey - ユーラシアを探して」の上映を行います！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 08:35
facebook.com/events/1226213…
@peacetune こんにちは。ご無沙汰しております。問い合わせの件ですが、奄美の「行きゅんにゃ加那」を知っている人でないと、文脈の説明が大変なので、この話を知っている人の登場を待ちたいと思います。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 12:34
ナムジュン・パイクは情報エントロピーを上手く応用することで、そこからエネルギーを取り出そうと試みたけれど、この試みはもっと真剣に研究されても良いのではないか？
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 16:45
生産性を高めるのは、効率の良い生産メカニズムを作ることより、生産者間のコミュニケーションを円滑にすることによってだろう。女性が社会進出することで最も貢献できるのは、このコミュニケーションの領域においてであり、それは女性の多くが男性よりも高い共感能力を持っているからこそ可能になる。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 17:02
私の新作「朝崎郁恵による『哀史奄美』」に、徳之島の寝姿山が登場するのだけれど、似た様な寝姿山が伊豆にも存在し、その山頂に法隆寺の夢殿を2/3で再現した愛染堂があり、そこに祀られた愛染明王が神仏分離前の鶴岡八幡宮寺にあったもので、ギリシャのキューピッドと同根であることに驚いている。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 23:29
せっかく沼津にいるのだし、少し時間を作れたら、自分の足で、伊豆の歴史を調べてみたい。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 23:30
空海が日本に伝えた密教は、インドの文化を比較的良い形で保存していて、愛染明王のルーツにあるのは、カーマ・スートラで知られるヒンズー教の愛の神カーマ。このカーマの弟分に当たるのがギリシャのキューピッドで、この二人が弓を持っていること… twitter.com/i/web/status/9…
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 23:38
愛新覚羅溥儀の長女、愛新覚羅慧生は学生時代、学習院大学の同級生の男性と伊豆の天城山でピストル自殺しているとは知らなかった。それだけで短編映画が取れそうだな話だ。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月25日 - 23:52
@fuhgetsu はい、ぜひいらして下さい！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 09:26
言語形態学は言語を膠着語と屈折語に大きく分けるけれど、そこには確実に重なり合いと連続性があり、それを丁寧に見極めることが重要な様に思えて来た。そうしない限り、異なる語族との繋がりは見え辛くなってしまうだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 09:32
「海上の道」で知られる柳田國男の日本文化北上論と、伊波普猷の日本文化南下論について、弥生土器の文明が入る少し前に、黒潮に乗った南方の民が稲作文化を北方に伝え、天武天皇の時代に海部（あまべ）が南下したり、平家の落人が南方諸島に逃れることで、ヤマトの文化が南下したのだと私は考える。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 10:52
鶴岡所長と安藤所員が登壇。特別合同シンポジウム「大地の記憶を彫る スカンジナビア・アイルランドのロックカービングと身心変容」。10月28日(土)13時~17時30分。会場は上智大学四谷キャンパス/ソフィアタワー1階/6号館101ホ… twitter.com/i/web/status/9…
— 芸術人類学研究所（IAA）多摩美術大学 (@IAA_Tamabi) 2017年10月24日 - 11:44
北の国へゆこう - 陣内 雄 ift.tt/2fvwjF5 #applemusic #itunes
— iTunes New Release (@appmusicbook) 2017年9月29日 - 16:49
小選挙区制は、アメリカ的な二大政党制の中で政権交代を起こし易くする上では優れた制度だと思うけれど、二大政党制もしくは野党共闘が成立していない状態で行うと、与党に有利な結果を生み続ける、呪われた選挙制度の様に思えて来る。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 12:14
本当に辛い時、何かに頼りたくなることがあるけれど、その時に最後に信用できるのは自分なのだと言い聞かせて、自分自身を頼って踏ん張れる様になってきた。もう少し、頑張ってみよう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 19:16
歴史を前提としないと芸術は生まれないのは、芸術とはそもそも魂を扱うものであり、それは自らの肉体という個体のみでは捉え切ることができず、肉体に乗り込んだ魂、つまり必然的に自らの前と後、すなわちご先祖様と子孫を想定せざるを得ないから。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 23:33
チベットの鳥葬の歌が、奄美民謡の「行きゅんにゃ加那」に似ているという話は多くの人から聞くけれど、私はそのチベットの鳥葬の歌を聞いたことが無い。どこでそれを聞くことができるのかご存知の方、どなたかご教授願います。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 23:37
youtube.com/watch?v=-wpk97…
アイルランドの民謡Sean-Nos
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 23:46
youtube.com/watch?v=JIl853…
を聞いていたら、そのシンコペーションがMalvina Reynoldsやピート・シーガーの「Little Boxes」と似ていることに気付いた。
youtube.com/watch?v=2_2lGk…
キース・ジャレットの『ザ・ケルン・コンサート』の様な曲って、無意識の深い所までアクセスできる人でないと、とても演奏できないと思う。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 23:48
youtube.com/watch?v=2PccoN…
魂を扱う芸術は、情報ではなく情の世界と関係する。情報とは発動分化である陽の原理、すなわち男性原理に基づいており、それは20世紀における概念芸術の主流であり、戦争の世紀とも関連したが、21世紀の芸術は情の世界、すなわち幹へと戻る陰の世界が主流となり、それが平和や共存を齎すのだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 23:54
私はジョイス・タワーを見にアイルランドのSandy Coveを訪ねたけれど、それ無くしてこういった表現を理解することは不可能だったと思う。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月24日 - 23:56
youtube.com/watch?v=3AFRCW…
静岡市めぐるりアートにて展示中の4Kビデオ作品、朝崎郁恵による『哀史奄美』ですが、会場では11月3日7PM〜國分功一郎さんによる中動態トーク、4日4:30PM〜奄美シマ唄ライブ、5日7PM〜映画「Soul Odyssey - ユーラシアを探して」の上映会とイベントも盛り沢山です！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:29
連続ツイート「クリス・マルケル監督の映画『レベル・ファイブ』日本語字幕版作成に寄せて」
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:39
（レ1）11月21日から愛知芸術文化センターにて開催される第22回アートフィルム・フェスティバルに、私の映画「Soul Odyssey - ユーラシアを探して」と「朝崎郁恵による『哀史奄美』」が、クリス・マルケルの「レベル・ファイブ」日本語字幕版と共に上映されることになりました。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:40
（レ2）愛知芸術文化センターにて 11 月 21 日(火)～23 日(木・祝) に開催される渡辺真也『Soul Odyssey』名古屋初公開、そして「パイクとボイス、そしてマルケル」上映スケジュールは、こちらでご覧になって下さい。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:42
www-art.aac.pref.aichi.jp/info/pdf/H29AF…
（レ３）クリス・マルケルの映画「レベル・ファイブ」は、私がこれ以上素晴らしい映画を撮ることはできないとの思いから、自ら映画監督の夢を閉ざし、またこの様な優れた作品を一人でも多くの人に紹介したいとの思いから、キュレーターになるという決断をするに至った映画です。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:43
（レ４）私は20歳の頃、クリス・マルケルの映画「レベル・ファイブ」を、東京の日仏学院にて福崎裕子さんの同時通訳で見た。その時の衝撃と言ったら、本当にしばらく声が出なくなってしまう程で、今だ忘れられずに心の底に残っている。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:44
blog.goo.ne.jp/spikyartshinya…
（レ５）1950年代に広島でドキュメンタリーを撮らないかとの提案を受けたマルケルは、広島には既に優れたドキュメンタリーがあるからとの理由で広島には向かわず、沖縄へと向かった。広島の案件は後にアラン・レネとマルグリット・デュラスの手に渡り、映画『ヒロシマ・モナムール』になった。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:45
（レ６）沖縄へと向かったマルケルは、沖縄戦をテーマにした映画制作へと着手した。しかし短時間で仕上げる様なことはせず、渡嘉敷島の集団自決の生き残りである神父の金城重明さんを、なんと19年もかけて探し出し、「何故あなたは自分の母親を自らの手で殺めたのか？」とインタビューを行う。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:45
（レ７）「レベル・ファイブ」の様な優れた映画が何故日本で劇場公開されなかったのか？その理由はただ一つ。当時の日本人は、沖縄戦と集団自決をテーマとした映画を鑑賞する心の準備ができていなかったから。これに尽きる。私たち日本人は、自分たちの歴史にちゃんと向き合う必要がある。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:46
（レ８）「クリス・マルケル監督『レベル・ファイブ』を日本語字幕で上映する会」を設立した会長の私は、愛知芸術文化センターの越後谷卓司さん、アテネ・フランセ文化センターの松本正道さんと高崎郁子さん、同志社大学寒梅館の西原多朱さん、神戸映画資料館の安井喜雄さんと田中範子さんと協働した。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:48
（レ９）今回、クリス・マルケル作品の翻訳を長年務めていた福崎裕子さんと協働させて頂いたのですが、大変お世話になりました。またマルケル作品の版権を持つフランスのアルゴスフィルムからも協力を得ることができ、今回『レベル・ファイブ』の日本語字幕版を制作することができました。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:49
（レ１０）マルケル監督の映画を見た衝撃で自ら映画監督の道を閉ざし、そして死の３週間前に、マルケル監督から頂いたメッセージがきっかけとなり映画監督になった私にとって、この映画「レベル・ファイブ」に日本語字幕を付けたことは、彼に対してのリスペクトと感謝、そして供養だと信じています。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:50
（レ１１）クリス・マルケル監督の映画「レベル・ファイブ」は、私が自分の映画以上に人に見てもらいたいと心の底から思える、唯一の映画です。膨大な美術史・映画史の中においても、この映画よりも素晴らしい映画や作品を見つけることは困難だろう、と私は考えています。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:51
（レ１２）愛知芸術文化センターでの上映後には、12月に同志社大学寒梅館と神戸映画資料館、来年３月にはアテネ・フランセ文化センターでの上映を予定しています。ぜひこの機会に、クリス・マルケル監督の映画「レベル・ファイブ」日本語字幕版を、一人でも多くの人に見て頂きたいです。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:52
以上、連続ツイート「クリス・マルケル監督の映画『レベル・ファイブ』日本語字幕版作成に寄せて」でした。最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月23日 - 20:52
雨の中、母と一緒に選挙に行って来ました。皆さん、選挙だけは行きましょうね。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月22日 - 10:42
希望の党は、４年持たずに分裂するだろうね。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月22日 - 10:44
私はアン・サリーさんの歌う「こころ」が大好きなのだけれど、この歌詞を書いたキム・ドンミョン（日本語への訳詞は沢知恵さんの祖父キム ・ ソウンさん）が、何時、どこで、この優れた歌詞を書いたのか、とても興味がある。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月22日 - 11:09
youtube.com/watch?v=Obhawh…
アン・サリーさんがカバーした「こころ」を歌う沢知恵さんが、金東鳴（キム・ドンミョン）の「こころ」に出会ったのは、祖父の金素雲が訳・編した「朝鮮詩集・乳色の雲」（1940年河出書房）に収録されていたのを偶然見たことだったそう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月22日 - 11:17
youtube.com/watch?v=NwiTmp…
この調子だと安倍自民党はナチスの全権委任法や戦前の国家総動員法の様な緊急事態条項を通過させて、完全に権力を掌握してしまう可能性がある。今回の選挙はそれを阻止するチャンスだったけれど、有権者はそれを選択することができなかった。極めて危険な政治的状況が、この4年間で起こるだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月22日 - 22:22
戦後日本が、戦前と呼ばれる時代に入りつつあるのを感じる。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月22日 - 22:23
この絶望的状況の中で一つだけ希望的観測を持てるとしたら、安倍自民党が９条改憲の発議をした時点で、良心的な自民党員が離反し始め、それを民意が後押しする可能性があるということ。自民党が議席の2/3を持っていたとしても、あの比例区の支持率では、とても2/3の支持は得られないだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月22日 - 22:38
質問：改憲についてどう考えるか。
— 吉川慧/Kei YOSHIKAWA (@dong_po_rou) 2017年10月22日 - 22:41
#立憲民主党 の #枝野幸男 代表「今の安保法制を前提とした、集団的自衛権行使容認する憲法改正には反対。もしそうしたことが進むなら、国民の皆さんとともに阻止するために全力を上げたい」
（NHKと… twitter.com/i/web/status/9…
日本人の多くがものを考えられなくなってしまったのは、日本が豊かになったからだろう。それを可能とした戦後日本と呼ばれる時代の終焉が迫っているのをひしひしと感じながら、私たちのご先祖さまと、これからやって来る若い世代に対して、何とも言えないやり切れなさが込み上げて来る。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月22日 - 23:00
@YASUCHAN_T DVDの送付、ありがとうございます。もしも意味が分からなかったら、通訳をお願いするかもしれません（笑）
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月21日 - 08:45
11/21-26に第22回アートフィルム・フェスティバルを開催します！渡辺真也『Soul Odyssey ユーラシアを探して』、追悼：松本俊夫特集、オリジナル映像作品最新作・草野なつか『王国』など多彩なプログラム。詳細→【PDF】www-art.aac.pref.aichi.jp/info/pdf/H29AF…
— 愛知県美術館 (@apmoa) 2017年10月20日 - 17:19
関係性の美学を扱う人は、サイバネティクスと輪廻転生の問題を扱わない限り、さほど意味を持たないのではないか。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月21日 - 12:06
明日22日（日）17:00〜静岡市村上開明堂七間町第2ビルで開催予定の私のアーティストトーク、雨天でも開催を予定しておりますので、お時間のある方はぜひご来場下さい！
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月21日 - 19:32
megururi.net/5th/
自分がやりたいことをやれない状態に置かれていることを暴力と呼んだ人がいるけれど、自分がやりたいことをやれる状態に持って行けるのは、あくまでも他力ではなく自力、それこそ自由意志と呼ばれるものなのではないか？
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月21日 - 23:00
匿名を希望できるのは、実名を公表することで、自分のした好意が相手にとって返礼しなくてはならないという心理的負担にならない様にという配慮からであって、自分を見えない状態にして相手を傷つける為にあるのではない。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月21日 - 23:06
私の友人が「ギブ＆テークではなくてギブ＆ギブだ」と言っているのを聞いてハっとしたのだけれど、ギブ＆テークという交換経済が資本主義の根底を成していて、ギブ＆ギブに基づく贈与の経済が、共同体の根底を成しているのではないか？
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月21日 - 23:09
奄美群島にいると、ギブ＆テークの資本主義ではなく、ギブ＆ギブに基づく贈与の経済を強く感じるのだけれど、私はそこに首飾りが時計回りに、腕飾りが反時計回りに贈与され続ける、トロブリアント島のクラ交易と繋がったヤポネシアの連続性を感じる。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月21日 - 23:13
フェアトレードの製品を購入する人は、ギブ＆テークという単純な交換体系ではなく、自分が商品を安く購入することで、それが新たな暴力の種を生んではいないかという第三の決定項を消費行動の中に組み込んでいる点において、ある種の贈与経済がそこにある様に私には思える。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月21日 - 23:18
贈与の経済には、相手のことを思いやる気持ちが必ずと言って良いほど含まれているけれど、貨幣の交換で成立する資本主義経済には、相手のことを思いやる気持ちは、ほとんど含まれていないと言って良いだろう。
— Shinya Watanabe 渡辺真也 (@curatorshinya) 2017年10月21日 - 23:22
