第二次世界大戦後、フランス的なナショナルミュージアムが事実上終焉に向かったことと同様、現在のある特定の国家によるグローバルアートヒストリーの書き換えやクールジャパンなどの世界文化戦略という発想自体、終焉に向かうことになるだろう。
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@konkazue 螺旋の中心から回すのではなく、中心軸の上下から左右に広げた円盤を用いて、螺旋の外側から回せば、省電力で済むと思うのです。なぜそれが無いのだろう?と不安に思った次第です。三菱の人はどう思っているのだろう?
ドミニコ会の修道士であったジャンバティスタ・ボエッティは、イスラム共に改宗し、キリスト教とイスラム教の習合を試みたそうだが、彼自身「予言者マンスール」を自称し、「チベットの大ラマ」とも呼ばれたと言う。また露土戦争の最中には、黒海の近くに自身の王国を築こうとしたという。
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予言者マンスールことジャンバティスタ・ボエッティは、露土戦争にて対ロシアのゲリラ戦をチェチェンで繰り広げていた。1991年にチェチェン共和国がロシアから独立した際、首都グロズヌイのレーニン広場は、チェチェンの国民的ヒーローであるマンスールの名を冠するマンスール広場へと改名された。
以前ニューヨークでボエッティについて調べていた時、アリギエロ・ボエッティの曾祖父がアフガニスタン周辺で仏教の布教をしていたと読んで大変驚いたけれど、これはおそらく「チベットの大ラマ」と呼ばれたマンスールの宗教習合の考えを簡単に紹介したものだったのだろう。
しかしこういった背景を考慮しなくては、何故イタリア人アーティストのアリギエロ・ボエッティがアフガニスタンにまで行ってHotel Oneを開業し、現地の人たちと世界地図のカーペットを織っていたのか、説明が付かないだろう。
人間は言語を脳内で音声変換して処理することで理解している。チョムスキーの言う様に全ての人間は普遍的な言語能力を生まれ持っていると考えた場合、敵対概念であるネーションを規定する言語を超えた普遍的なものを、この普遍的な言語能力をベースとして導き出すことはできないだろうか?
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申請時に10日後に取りに来てくれ、と言われて取りに行っても出来上がっていなかったウズベキスタンビザ、また明後日取りに来てくれと言われたから今日取りに行ったのだけれど、まだできていなかった。やれやれ。ウズベキスタンに住んでいる人は、きっと大変なんだろうなぁ。
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「イオニア式のエンタシス柱から考えるイオニア哲学の一元論とそろばん、そして量子コンピューターについて」
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(柱1)法隆寺の柱にも見られる中間の膨らんだエンタシスとは、バビロニアやエジプトにも見られるドリス式の柱のことである。ギリシア建築の様式の流れはドーリア式(ドリス式)、イオニア式、コリント式という順に移り変わって行ったが、ここにイオニアが登場するのが興味深い。
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(柱2)ドリスとはギリシア中部のオイテーとパルナソス山の山間の地方を指し、ドーリア式の柱はそれ支える礎盤が無いという特徴がある。このギリシア本土のドーリア式の柱は力強く男性的なイメージであり、一方小アジアのイオニア式の柱はオリエントの影響が強く、繊細で女性的なイメージである。
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(柱3)ドーリア人は11-10BCに最も遅れてギリシアに侵入した人たちと考えられており、その後スパルタやクレタに定住した。またギリシアの大陸側にあるミケーネ文明に影響を与えたクレタのミノア文明は、このドーリア人の南下により滅ぼされたと考えられている。
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(柱4)紀元前17-14世紀頃に栄えたクレタ島のミノス王によるクノッソスの神殿の柱は、木を逆さまにして逆三角形にしたものを用いていた。私は、ミノア文明を滅ぼしたドーリア人がこの逆三角形の上部を削ることで、ドーリア式のエンタシスが大陸側に生まれたのではないか?と考えている。
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(柱5)ミノタウロスを閉じ込めたミノア文明のミノス王は、フェニキアの王妃エウロパ(ヨーロッパの語源)とゼウスの子とされている。またペルシャ戦争以前のギリシア彫刻にはアルカイックスマイルが現れているが、それがエンタシスと同時期に日本に渡来した弥勒菩薩にも伺えるのは興味深い。
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(柱6)これらグレコ・ローマンの柱の最上部に位置する方形の頂板のことをabacusと呼ぶが、このAbacus(頂板)が英語で算盤(そろばん)を意味する様になったのはイオニア哲学の一元論との関係があるのではないか?と私は勘ぐるのだけれど、経緯が複雑で、実の所はよく分からない。
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(柱7)そろばん(abacus→頂板)を見ていると、その板の上にある玉の数は計算しても変化せず、二元論的に捉えられることの多い数の計算を、あくまで一元論的に処理している様に感じられる。これは幾何学が因果関係を扱わないことや、後のニュートン物理学の誕生と関係している様に思える。
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(柱8)イオニア哲学では、因果関係における原因と結果とは同じものの異なる名前にすぎず、そこに観測(ドクサ)が影響を与えている、という一元論を唱えた。また一元論は質量保存の法則と一致しているからこそ、デモクリトスのモナド論が成立するのではないだろうか。
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(柱9)プログラミングとはonとoffの二元論的な連続のことを指し、死とはこの連続性の切断を意味するのだろう。このチューリングマシンの停止性問題は二元論的な命題の必然的結論だから、そろばんの様なイオニア的一元論を用いることで、量子コンピューターを完成させることが可能かもしれない。
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以上、「イオニア式のエンタシス柱から考えるイオニア哲学の一元論とそろばん、そして量子コンピューターについて」でした。
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@konkazue 螺旋の力で持ち上げたステップを垂直に降ろすか、螺旋の裏側に括りつけて下まで降ろせば良いのではないでしょうか。私は技術者ではないので分かりかねますが、論理レベルでは可能ではないかと思います。
日本人の死生観は、経済効率という新たな信仰の前に屈してしまったのだろうか。
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