小説家としての草間彌生さんは、木幡和枝さんがいなければ誕生していなかったと思う。ニューヨーク帰りの草間さんに、絶対に書いた方が良いと小説を書くことを勧め口説いた。約二週間後に木幡さんの元に送られてきたのが草間さんの処女作、オブセッ… twitter.com/i/web/status/1…
— 柴田英里 (@erishibata) 2019年4月18日 - 00:22
木幡和枝さん。昨年秋頃、とある療養施設で話したのが最後にお会いする機会になってしまった。こんなところは退屈すぎる、若い人たち集めてクラスでもやろうか、などと笑っていた。すぐに家に戻るつもりだ、とも。
— 池田剛介『失われたモノを求めて』発売中 (@kosukeikeda) 2019年4月17日 - 23:44
しかし現実的には施設を出るのは難しいのではないかと思われた。数ヶ月後、気になって電話をすると、その時の言葉どおり、家に帰って来たという。僕の本を楽しみにしている、と。退屈に飼い殺されるよりも自由と自律を選ぶ——最後まで木幡和枝だったのだと思う。ご冥福をお祈りします。
— 池田剛介『失われたモノを求めて』発売中 (@kosukeikeda) 2019年4月17日 - 23:45