Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

うちにギャラリーでオープニングです 4月1日土曜日 6PM-8PM

2006-03-31 12:47:27 | Weblog
For Immediate Release

ETHAN COHEN FINE ARTS PRESENTS:

Antiquity Modernity – Breaking Traditions

Artists:
Ai Weiwei, Liu Wei, Naoto Nakagawa, Pan Xing Lei, Qing Qing, and Zhang Hongtu

Ethan Cohen Fine Arts is pleased to present the exhibition “Antiquity Modernity – Breaking Traditions”. The exhibition opens simultaneously with the International Asian Art Fair in New York.

This exhibition involves six artists who are each breaking with their traditions. Pan Xinglei’s modern scroll series appear quite traditional at first glance - Tang Dynasty calligraphy feeling. However, these works are anything but contemporary. Pan does not use ink but instead used plaster to create his calligraphy. Then Pan went on to bomb the canvas with spray paint and concrete dust. The viewer is led to believe that the calligraphy is a some traditional text but on further understanding, the text says “long live coca cola”, and others deal with contemporary issues at hand such as “Make war to make peace”; Pan says, “the first emperor of China Qin and George Bush have a lot in common”.

Qing Qing, also known as Qing Qing Chen, a dynamic female Chinese artist from Beijing shows her wonderfully complex weaving “artificial artifact”. This is a hand woven work of art made from hemp fibers in the form of a Chinese character motif.

Liu Wei, Beijing based artist gives us two examples of his artistic expression both in painting and photography. Liu Wei’s photo of human bodies gives us an impression of a Song dynasty landscape, in the work entitled “It looks like a landscape.” Liu Wei in the painting “Mountain and Water”, gives us modern hip-pop landscape oil painting created on his computer and blown up as an actual oil painting.

Naoto Nakagawa breaks traditions by letting go of his oil painting past, and discovers his connection with Japanese antique sumi-e techniques. Nakagawa, the grandson of Murakami Kagaku, the most important Japanese painter in the early 20th century, finds freedom of his brush, creating timeless paintings of roses and fish.

Zhang Hongtu, New York based artist of Chinese origin, challenges perception of what is Chinese and what is not. What is real, what is fake. Who invented what, and when. In his piece, cover of Christies catalogue in 1991, we are led to believe that this beautiful work of art is a traditional ink painting that was made in early Ming dynasty with 15 collector seals. On closer look, you will see Jackson Pollock’s signature on the bottom of right hand corner. Zhang appropriated this ink drawing to make a point that in Chinese ink tradition, modernism began much earlier. Zhang Hongtu gives us also a refreshing look at six coca-cola bottles made in the Ming dynasty.

Ai Weiwei, the original breaker of tradition in Chinese art, gives us one of his late 1980s iconic conceptual pieces, “One Man Shoe”. He is the person who respects the tradition, thus wants to break it. Ai Weiwei has done this in many examples, most notable is his Ming dynasty table that he breaks in half, and placing two legs on the wall and two legs on the floor.

This exhibition makes us aware of the importance of tradition in Asian Art today.


Ethan Cohen Fine Arts: 18 Jay Street (Tribeca between Hudson and Greenwich)
New York, NY 10013 Tel: 212-625-1250 Fax: 212 -274-1518
Gallery Hours: Tu-Sa 11 a.m.-6 p.m., info@ecfa.com/www.ecfa.com

アカデミズムへのいざない

2006-03-30 13:31:22 | Weblog
今日はフレーム職人の聡さんとシンヤくんと、一緒にご飯を食べる。そうしていたら、たまたま中川直人さんがレストランに入ってきて、一緒にご飯を食べることになった。

中川さんと一緒に話していると、さすが62年からNYに住んでいるだけあって、いろいろ面白い話を聞かせてくれる。たまたま食事をしていたレストランのオ-ナーが昔、空手をやっていたんだ、という話から始まり、中川さんも同じく極真空手をやっていた時、例の人食いトラと戦った大山氏が中川さんの空手の先生だったという話に興奮する。大山氏は本当に強かったらしく、百人抜きをした時の話などを伺う。すさまじい話だった。そんな話しをしているうちに、同席している、同じくフレーム職人のシンヤくんが、宝塚市にある中川さんと同じ小学校だったという話しで盛り上がったのはすごかった。すごい偶然。中川さんのご実家は日本画の巨匠、村上華岳さんの家でもあるのだが、いろいろと素敵な話を伺う。今度、村上氏の作品も見せてもらえることになった。非常に楽しみだ。

その後、いろいろと話をしている上で、中川さんに「真也さんはPhDを取らなきゃダメだよ」と、さらなるアカデミックな領域でのステップを勧められる。特に最近は物を考える時間が特に減ってしまているので、アカデミックな意味での欲求不満が溜まっている。読みたい本や、勉強したいもの(特に語学。ドイツ語、ラテン語、スペイン語とスラブ諸語)に対する気持ちは強い。かなりいい所までインスピレーションが高まっていても、それを形にする時間にとにかく欠けている。

私は究極的には現場の人間でありたい、という気持ちが強いので、必ずしもアカデミズムの領域に留まることを考えていないが、アカデミックなインプットの必要性も感じる。難しい所だ。これから時間をかけて考えて行きたい。

アレクサンドラ・モンロー、グッゲンハイムでの就任式

2006-03-29 13:09:44 | Weblog
今日はアレクサンドラ・モンローさんの、グッゲンハイムに新しくできたアジアン・アート・デパートメントのシニア・キュレーターへの就任式に行ってきた。重要な人物の重要なポジションへの就任式という事もあり、アート界の大御所達が一同に集まった雰囲気だった。

私は急遽行けることになり、ギャラリー・アーティストの中川直人さんと一緒に行ったのだが、あまりのフォーマルな空気にビックリ。みんなドレスとか着てしまうくらいの勢いだった。会場で会った富井玲子大先生には「渡辺くん、そんな格好で来て良いと思ってるの?あんただけ目だってるよ」と言われ、かなり恥ずかしかった。確かにホワイトジーンズとスニーカーという格好は私だけで、ほんと浮いてた。

就任式のスピーチでは、大歓迎のムードだった。グッゲンハイムのボードや職員からの期待が見えた。アレクサンドラさんのスピーチの途中、自然発生的に拍手が起こったのが、その証拠だろう。

それにしても、NYアートを代表するすごい人たちが、一同に集まっていた。ローズリーをはじめ、荒川修作さんとマドリン・ギンズ、オノ・ヨーコさん、昨日一緒に撮影した篠原有司男&乃り子夫婦、ギャラリー・アーティストのジャン・ホントゥ、チュイ・フェイ、森真理子さん、アジア・ソサエティーのメリッサ・チウ&手塚さん、大御所ディーラーやコレクター達だった。友人のサンディーニにも久しぶりに会えて、嬉しかった。

今回会場に行って思ったのが、NYのアート界も狭いな、ということだ。こういうパーティに行くと、知っている人たちが結構いて、どの展示がよかった等、みんな似たような話をしている。そして、こういったソーシャルな場でのやりとりの積み重ね、そして持ちつ持たれつの延長線上で、美術活動が動いていっている印象を受ける。そういった状況を知っていく上で、私のいる環境は、最高なのかもしれない。

ポスター用写真、撮影完了!

2006-03-28 13:00:07 | Weblog
今日、ギュウちゃんこと篠原有司男さんと陵賀のアクション・ペインティング・バトルに備え、その広告ポスター用の写真撮影をしてきた。当初、12万画素のデジカメをレンタルして撮影することも考えたのだが、ポスター用の大型写真の解像度ということもあり、結局、中盤の写真で撮り、それをドラムスキャンすることになった。

撮影場所は、ギュウちゃんのダンボ地域にあるスタジオと、モハメド・アリが使っていたグレイソンズ・ジム。私はこの日の為に、Everlastのボクシング・グローブ、パンツ、ゴングやレフィリー用の縞模様のユニフォームなどを揃え、雰囲気は抜群。写真家のふみえさんや、チトさんも頑張ってくれた。ギュウちゃんの髪の毛をモヒカン刈りに、そして陵賀をスキンヘッドにする場面から始まり、ファイトしている写真や、レフィリーに扮するイーサンも含めた写真など、いろんなパターンを撮影した。

ギュウちゃんがとにかく雰囲気を盛り上げてくれるので、撮影は本当に楽だった。ギュウちゃん、テレビ慣れしているのか、写真を撮られるのも上手い。それに比べて、陵賀は撮影慣れしていないせいか、かなり硬かった。でも後半は慣れてきたのか(疲れてきたのか?)、表情がゆるくなって、撮影しやすい顔になってきた。

早速現像に出したので、数日中にあがってくるはず。出来上がりがとにかく楽しみだ。

人食いトラ 対 空手マスター

2006-03-27 15:28:48 | Weblog
先日、陵賀と写真家のふみえさんと一緒に、篠原有司男さんのお宅にお邪魔してきた。ギュウちゃんは相変わらずテンションが高く、そのままハイペースで夜中まで話し込んだ。

面白かったのは、康芳雄さん(モハメド・アリ対猪木戦の呼び屋)と篠原さんが仲良しで、人食いトラ対空手マスターの大山氏との対決が決定した時、友人の康さんの頼みなら、という事でギュウちゃんが大山頑張れエイエイオーという絵を描いた、ということである。この絵は東京での出陣記者会見で使われたそうで、絵そのものは残っていないそう。残念。ちなみにこの人食いトラ対人間の企画は、動物保護で有名なブリジッド・バルドーの圧力で直前で中止になったというのは本で読んでいたが、こんな背景があったとは、とビックリ。そんな面白い話が、篠原さんからとめどなく溢れて来る。とにかくすごかった。

今日は斉木さんと一緒にサザビースのプレビューに行って来る。中国現代美術のオークションのプレビューなのだが、私も斉木さんも予想落札価格のあまりの高額さにビックリ。中国現代美術の方が、奈良・村上よりも上の値段が付きかねない。歴史の転換地点にいるのかもしれない、と思うと同時に、この価格が美術の価値を指しているのか、疑問も残る。

その後、高嶺剛監督の嘉手苅林昌氏に関するドキュメンタリー映画を見てくる。嘉手苅氏、かなり渋かった。高嶺監督は嘉手苅氏がルー・リードよりもカッコいい、と言っていたが、私はどちらかと言うと、クリント・イーストウッドに似ている気がした。顔がね。でも、かっこ良かった。喫茶店のシーンで、おばあに、「あなた、誰ですか?」と聞かれ、「男の子」と答えた嘉手苅氏にはしびれた。こんな大人になってみたい。

沖縄チルダイ

2006-03-23 15:40:03 | Weblog
今日はアンソロジー・フィルム・アーカイブスで、高嶺剛の映画「沖縄チルダイ」を見てきた。とても面白い映画だった。

始まりの舞台挨拶にて、ベロベロに酔っ払ったメカスと高嶺監督が(なんか二人とも雰囲気が似ていた)ご挨拶。メカスが沖縄の美しさについて述べ、さらに像の檻はアメリカの汚点だ、みたいな話しをして、その後高嶺監督に話をふったのだが、ベロベロの高嶺監督は「わたしーがー、メカスーにー惚れたーのーはー」と19の春の替え歌を歌い始めて、一同苦笑。通訳の人も困っていた(笑)

とりあえず映画そのものは、とても面白かった。高嶺監督、相当いっちゃってます。この行き方は、鈴木清順のそれと似ている。しかし映画の技巧はちゃんと技巧として使っていて、レネのミュリエルを思わせる演出や、二重露光、また音声の変化や舞台のシャッフルなど、非常にモダンなエッセンスが詰まっていて楽しかった。しかし沖縄独特のテーマ、例えば登場してくるキジムナーや、本土復帰後の日本との距離感などに関しては、アメリカ人で見ていた人に十分伝わったとは思えない。ましてや、日本語に変換するのも困難なチルダイという感覚に関しては、もっと困難だと思う。また、森の妖精として出てくる黒タイツを履いた黒人男性Tonyが登場するシーンでは、PC的な理由からか、アメリカ人は笑っていなかったのが興味深かった。映画を見たあと、沖縄出身の一馬さん、写真家の斉木さんと幸草さんとそんな話しをずっとする。

また今日、あるヨーロッパの大学でPhDを取っているクロアチア人の学生からメールが来て、私の論文を読んで、ウスタシャって何ですか、と聞かれた。驚いた。ウスタシャはナチの傀儡政権で、数十万人に及ぶセルビア人虐殺をやった張本人だ。トゥジマン以降、クロアチア内部での自己反省が、ここまで行われていないのか、と思うと鳥肌が立った。日本の南京虐殺不在論、アメリカの原爆投下正当論、アンチ・セミティズム極右のホロコ-スト不在論と少し似ている。

http://en.wikipedia.org/wiki/Ustashe

アクション・ペインティング・バトル! 篠原有司男 VS 勝間陵賀

2006-03-22 13:42:55 | Weblog
アクション・ペインティング・バトル! 篠原有司男 VS 勝間陵賀 2006年 5月24日 7PM-7:30PM
会場:イーサン・コーヘン・ファインアート前 Jayストリート封鎖ストリート・バトル
18 Jay Street (Tribeca Between Hudson and Greenwitch Street)
New York, NY 10013


ついに私の次のキュレートリアル・プロジェクト、アクション・ペインティング・バトルが動き出した。あの、アクションペインティング界のスーパースター、ギュウちゃんこと篠原有司男さんと陵賀のアクション・ペインティング・バトルである。私のやりたかった展示が、2年越しの末、ついに叶いつつある。

今日はイーサンと一緒にDUMBOにある篠原さんのスタジオを訪れ、イベントポスター撮影の手取りや、当日のパフォーマンスの様子、陵賀のパフォーマンスに関する説明をしてきた。篠原さんも今回の企画には非常に乗り気で、やる気満々。篠原さんの奥さんでアーティストののりこさんも乗り気で、ムードは最高。

このイベントは、5月23日より開かれるアジアン・コンテンポラリー・アート・ウィークの一環として開かれるのだが、今回はアクション・ペインティング・バトルという事もあって、篠原さんと陵賀の写真を、ボクシングジムにて撮影することになった。篠原さんのスタジオでウィリアム・クラインの撮った写真を見ながら、のりこさんに、この辺にボクシングジム、ないですかねぇ、という話をした所、なんとモハメド・アリの所属していたボクシングジムが、スタジオから歩いてすぐの所にあることが判明、そこに話しをしに行ってみないか、という話になる。篠原さんを撮っていたウィリアム・クラインと言えば、アリのドキュメンタリーを取った人物としても知られている。こうなったら、そこしかない!と思い、クラインの写真集を片手に、早速4人でジムへと駆けつける。

一同、緊張したままボクシング・ジムに入ると、なんとも貫禄のある、古めかしいスペースが内部に広がっていた。あたかもご神体のごとく、モハメド・アリのポスターが飾られ、事務所にはアリと猪木戦のポスターも飾られていた。そこでオーナーのブルースさんという方に、撮影に関する許可を頂きに行く。すると、「他では駄目だと思う。でも、そういう事が、ここでは可能なんだよ」と言って、すぐさまOKを頂く。本当にナイスミドルなおじさんだった。ブルースさんによると、このスタジオで映画ミリオンダラー・ベイビーが撮影され、その後、美術関係者が盛んに来るようになったそう。コミュニティの活性化の為なら喜んで、という事で引き受けてもらえた。

世界チャンピオンを170人以上も生んできたというこのジムの中で、ブルースさんに中村チカさんという女性ボクサーを紹介される。奈良生まれのプロボクサーで、世界ランク9位だと言う。日本ではチャンプですか?と聞いたら、日本では体格差と実力差がある為、試合ができない、と言っていた。本当にスポーツマンシップのオーラと美しさを兼ね備えた人で、とても魅力的な方だった。まさにミリオン・ダラー・ベイビーの世界である。このチカさんが篠原さんをポカリスエットのCMで見たことがある関係で、ブルースさんにそんな話しをしながら、和気あいあいと話しが弾んだ。

ポスターの撮影は来週だ。俄然、気合が入ってきた!

映画「クラッシュ」見ました

2006-03-21 11:45:31 | Weblog
映画「クラッシュ」を見てきた。想像以上の良作で、感動した。泣けた。

アメリカ社会がこの作品を評価してくれたのは、本当に嬉しい。人種を巡る、こういった些細な出来事はアメリカでは日常茶飯事だと思うし、それがこの作品の評価につながったと思う。アメリカにはまだ良心は残っている。

私自身、アメリカで警官に不当逮捕されそうになった経験があるし、白人に差別されたことも、黒人に差別されたことも、さらに白人や黒人に対して差別的であったこともあると思う。人種の問題はあまりにもブラックだし、タブー視されすぎているので、私はあえて自分の専門としては扱わないようにしてきた。しかし、国民国家的な枠組みよりも人種的なものの方がずっとイマジナリーなものだし、それを解体する必要も当然ある。

監督のポール・ハギスがカナダ人というのも興味深い。この映画をアメリカ人に撮ってもらえたらなぁ、と思う。

一万回の愛

2006-03-21 03:06:09 | Weblog
私のギャラリーでは中国人アーティストChen Wenboの作品を扱っており、現在、"Ten thousand times of Love"という作品をギャラリーで展示している。あざやかな色彩と確かな技術で作られた、なかなか美しい作品で、反射している花弁のようなものがモチーフになっている。しかし、私はしばらくこの"Ten thousand times of Love"というタイトルが何故付けられたのか、疑問に思っていた。

イーサンはこのモチーフがボーリングの玉だと思う、と言っていたのだが、うーん、ちょっと違うんじゃないかなぁ、たぶんカレイドスコープか何かだと思う、という会話をしていた。カレイドスコープねぇ、と私の中で反芻した時、「カレイドスコープ=万華鏡」という漢字が私の中で"Ten thousand times of love"という文字とシンクロした。そうだ、Chen Wenboは万華鏡という文字を英語に直訳しようとして、"Ten thousand times of Love"という言葉に思い当たったのだ、と理解できた。

昔、ルームメートだった韓国人のボンが兵役の関係で韓国に帰るとき、ボンの彼女と私の友人とでカラオケにいったことを思い出す。ボンの彼女は「I love you」という歌を歌ったのだが、しばらく聞いていて、それが尾崎豊のI love youだ、と気づいた。日本語の歌詞と似ているなぁと思いつつ、カラオケのスクリーンに映し出されるハングル文字が、尾崎豊の出身地の「朝霞」という漢字の類似性と私の中でシンクロしたとき、なぜか涙があふれ出てしまった記憶がある。

昨日はラウシェンバーグの展示をMetで見た後、サッカーをやって、その後韓国人の友人のJoonとコリアンフードを食べながらビザ問題に関して相談を受けた。家に帰るとロンドンの友人Nedaから「Happy New Year 1385 Bonne Annee, Joyeux Printemps!」というメールが来ていた。テヘラン時間の今日9:55:35 PMがペルシャ暦で新年なのだそう。

人間が、地球のいろんな所で、あたかもカレイドスコープの様に、反射している気がする。

初セールス + 志保さんのお店

2006-03-19 16:29:32 | Weblog
今日は嬉しいニュースが一つ。ついに自力でギャラリースペースで作品販売を成立させた。今までアートフェアでは何度か作品を自力で売ったきたのだが、ギャラリースペースにて、自力で作品販売を行ったのは、これが始めてだ。美術作品を販売するというのは困難だということが、身にしみて分かる。クライアントは某企業の企業コレクションを担当するキュレーターだったが、美術史のPhDを所有するアメリカ人とアメリカで対等に渡り合うのは決して楽ではないが、少しずつ一歩一歩前進して行きたいと思う。

今日は志保さんのお店のフライヤーやビジネスカードのデータを、志保さんと一緒に作る。フライヤーに関しては、志保さんが裏面のデザインを全く考えていなかったという事で、私がデザインしてみた。同じくルームメートの次郎くんが作ってくれたロゴをもとに、こんな感じで作ってみる。なかなか可愛くできたと思う。俺もやろうと思えば可愛いデザインもできるものだな、と妙に関心する。