「悠々と急げ」
もう十数年は昔に読んだ本に「悠々と急げ」という言葉がありました。
言葉というのは写真と同じで
その時は「聞いた」というシャッターを押してはいるのです。
ただ。
シャッターは押したが 印画紙にどのように写っているのかは
現像してみないとわかりません。
そういうものなのです。
「見ました」 「聞きました」 「わかりました」 「そうかもしれません」
「やってみます」 「そうしたいと思います」 などなどなどなど・・・
人は 聞いたというシャッターを押すのだけれど
現像した写真を振り返りはしない。
ところが ふとした拍子に
しかも ずいぶん時間が経ってから
その言葉の意味がしみじみと印画紙に現れてくることがあるのです。
「悠々と急げ」
まさに 私は今 その意味をかみしめます。
悠々と急ごう。
急ぐことはたくさんあるのだが
11月30日締め切りのレポート6000字をまず これからやります。