少し前まで ここ横浜でも
正月やちょっとした行事に親戚などが集まる 人寄せがあったものだ。
特に私の育った環境では これらの時には母の実家に集まって
昼間からお酒も飲んで おとなたちは楽しそうだった。
母の実家の長男のお嫁さんはというと 天ぷらやお煮しめ
赤飯に 今でいうオードブルのようなものをたくさんこしらえて
それは大変そうだったけれど 次々と料理をこしらえていく台所で
叔母の手伝いをしたりするのが好きでした。
そういう体験があるからか お祭りの日のこんな準備も
なんだかなつかしくて 私は好き。
おんなの人が集まる台所でのおしゃべりも とても楽しくて
母親に連れられて来た小学生も おとなにまじって野菜の刻みのお手伝い。
こうやって なんだかよくはわからないおとなの話しを聞きながら
人と人の付き合い方を 学んでいったものです。
こうして準備された材料は 会場に運ばれておいしい焼きそばになって・・・・
飛ぶように売れていきました。
えっ? 明日は麺を追加する???
わぁ 大変!
そうして お祭りがお開きになるころには
気持よさそうな方も・・・・
お祭りの提灯の灯りは消えていくのは
なんだか・・・ 特別に胸がキュンとしますね。