Something-New

710は私の好きな数字。
西海岸をDATSUN710で走った記憶・・・
その道は今も続いている。

竹筒黒豆羊羹

2019-04-30 | R’s Kitchen





それは2017年に初めて参加した「茶杓削り」のワークショップ。

午後のおやつにと 先生がご自分で作った

竹筒黒豆羊羹を出して下さった。











さらにこの3月のお教室でも

竹筒羊羹をわざわざ兵庫県から持ってきて下さり


その時に 何とな~く先生が竹筒を譲ってくれそうな気配だったのを

わたしは見逃さず

図々しく いただいて来てしまった。















その羊羹の作り方は

先生のお話の中に散りばめられており

いくつかお聞きもして

やってみたい!と思いつつ早や2ヶ月。













昨日 ようやく実践となりました。

まずは黒豆を煮豆にしなければ。














お正月の黒豆ではありませんから

丹波黒豆 大粒!である必要はありません。

先生は 和三盆で甘味をつけるとおっしゃっていましたが

果たして 煮豆にする段階からの和三盆かな・・・

(和三盆で煮ました)





それをフードプロセッサーにかけて アンコにする。















問題は ここですね。

温かい黒豆をプロセッサーにかけると

十分すぎるほど空気を含んで

ムース状に仕上がってしまう。

このままで十分「お菓子」なんですね。




別鍋で粉寒天を煮溶かした液を作っておいて

ここに黒豆アンコをいれて 練る。

ところがムース状のアンコは

寒天液に溶かしても まだムース。

もっと液状にならないと竹筒に流せない。












しかしそこは引力を自分の味方につけて

下へ 下へ 地球の方向へ 押し付けていき

なんとか充填。











それを一晩冷やし固めて

竹筒のおしりとあたまを コンコンと麺棒でたたく。

(竹筒にはあらかじめ空気穴があけてあり貼っていたシールをはがす)





ムース状の羊羹をとりだすと・・・・


途中で切れてはしまったが










こんなできあがりになり











漆器に置けば

お菓子に見える。
















さて。

お味のほどと申しますと

これが 本当においしい。

金粉をちらりと盛って

素晴らしいお部屋で出されたら

「どこのお菓子?」になること請け合い。







この日は調子に乗って

台所で1日を過ごす。

デザートから逆の順で

竹筒黒豆羊羹

人参ラペ (ナッツ入り)

小エビ 貝柱 三つ葉 ネギの天ぷら

牛肩ロースのバター焼き(新玉ねぎスライスで)

筍 ごはん

わけぎ わかめ かまぼこのヌタ

野菜を洗い 下準備をし 揚げて 和えて

作った 作った

おいしかった おいしかった。









カメラ女子ランキング

→ 最後の最後に 器も レンジ回りも 換気扇のフィルターもきれいにして
  あ~  大満足~
















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小手毬 (こでまり)

2019-04-21 | Say it with Flowers









小手毬。



白く小さな花が集まって

小さな毬に見えることから

「小手毬(こでまり)」と呼んでいるのではないかと

わたしは 思う。



枝が枝垂れているので

花瓶にだれが挿しても なんとなく風情がでます。














これは やりすぎ。

昨夕 枝を切ってきた丈のまま 活けています。

まるで 鷲が羽を広げているみたい。

直しましょう・・・




その前に お花の撮影っと。












昨夜はまだ花の白い色もまばらだったのに

朝がきたら 小さな花のみんなが

一斉に 咲きだした。












4月も下旬になると

ガラスの花瓶の冷たさが心地よくなる。


















カメラ女子ランキング

→ ストレスからなのか 頭がふらふら 目が廻る・・・
  カメラが 重い・・・













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Irish Poppies

2019-04-15 | Say it with Flowers





なぜ 地球には夜と昼があるのか・・・

そういうことは チコちゃんにお答えいただくとして。




ニンゲンは 日々生まれ変われるようになっているのだと

この頃 思う。

朝になれば 爪だって昨日の夜よりも伸びて いる。

昨日 眉間に刻まれていた三本の皺だって

今朝になれば 少しは その溝が浅い。



ニンゲンは眠らなくったって いいじゃないか。

眠っている時間の人生時間は短くなったとしても

ずうっと 眠らず  ずうっと起きていて

働いたり休んだり遊んだりしたっていいじゃないか

と 考えて みる。

そうすれば布団もいらない。

何より効率的 合理的である。


しかしニンゲンはそうはならず

夜と朝のけじめをつける。




人の人生に 夜と朝があり

眠りと目覚めがあり

お肌が28日周期で生まれ変わるように

私たちには 眠りという無自覚な小さな死があり

絶え間なく 私たちの身体の中では細胞分裂が起きて いる。















Irish Poppies の花も

花びらが 落ちる。
















落ちた花びらは 小さな死の証拠で ある。

しかし 花びらが落ちれば

次に続く種子が もうそこに見えていて

細胞が 動き出している。
















朝がきたしるしに

花瓶の水を取り替える。

新しい朝への祝福。

花が 踊る。














陽が昇り

花の色も確かな色になる。















カメラ女子ランキング


→ 小さな死から目覚めると 仕事が待っている・・・  この頃 生きた心地がしません。 身体に悪いです。











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Irish Poppies

2019-04-07 | Say it with Flowers





春になって

つくづく愉しい(たのしい)ものだなぁと思うのは

「お花摘み」です。



シアワセなことに

自宅の小さな庭にも

職場の山(正しくは斜面)や畑にも

季節がくれば 花が咲く。



ワタシが何をしたわけでもないのに

花が  咲く。



そうして ワタシはある朝に

そこに入り

空を見上げたり

風を感じて しばらくを過ごす。


この子は 家に連れて帰りたいと思えば

その何本かを手折ってみる。




椿  木五倍子 山吹 諸喝菜 

今日は ポピーも摘んできた。

















いつも思うが

こんなにかわいい名前と

かわいい花びらをもらったのに

どうして つぼみは こうなのよ。

















オレンジ色の花が開く時


あの剛毛な毛皮の外皮が落ちていく。















ポピーは一本の茎が

ツウーっと 高く伸びていき

その葉は 地面に置いていかれる。


細長い茎だけが一本伸びている様は

少しの緊張感を感じて

ワタシは 好きだ。

















庭のポピーは 思うほどには丈が伸びず

むしろ他の草花の押されて

茎が にょろにょろ。

それが また楽しくてお部屋に飾っています。















あ~ 

お花摘みって

本当によいものだ。








カメラ女子ランキング

→ シゴトとは辛いものだ とこの頃 つくづく思う。 そんな毎日のココロ許せる時間がお花摘みです。










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