文箱
鎌倉彫りの
文箱がずうっとほしくて
だけど それはいったいいくらするのだろうと
鎌倉彫りの茶托を見ながら考えていました。
まぁ これは無理でしょ と思っていたある日。
いきつけの古道具屋でも見かけたことさえなかった文箱を
偶然 見つけることができました。
お店の人によって修理され
状態のよい文箱と おそろいの硯箱です。
ところでみなさん
こんな経験をしたことはありませんか?
お礼状など便箋にペンで書き始めて
あら 今日は達筆だわ~
これはどうしたことでしょう。
と すっかりいい気になっていて
翌日 投函しようと見直してみると
なんだ この文字!! ってくらいの悪筆。
昨日の夜の出来事は
いったい何だったんでしょ
って経験です。
机の上に
こんな文箱や
硯箱が置いてあるだけで
わたしは シアワセなんだな。
中身ですか?
たいていは 領収書などが入っています。
→ 先週の日曜日の出来事。
前日に逗子のお魚屋さんでオットが黒鯛を2匹買ってきました。
それが日曜日の 実家での夕食となるわけですが
毎週日曜日の午後から実家にいくというのも
じつはしんどいことなのです。
土曜日の午後6時に帰宅して
日曜日の午前中はクリーニング屋さんに行ったり庭の手入れをしたりして
それで終わってしまいます。
黒鯛2匹と オットが友だちからもらったというサザエを持って実家へいき
あれこれしながら夕食の支度となるわけなのですが
黒鯛2匹をさばくわけですよ。
なんだって こんなに忙しいのに
休日格差のあるオットが買ってきた黒鯛2匹を
さばくのが わたしなんだろう とか考えてしまう。
そして サザエ なんで ある。
サザエがリラックスして口を開いている間に
フォークを入れて 中身を抜いてしまうのだが
こっちは 黒鯛でいらいらしていますから
サザエもなかなかリラックスしてはくれない。
魚だって お肉だって
それぞれのジンセイを生きてきたのに
ここにいるわけだから
わたしは誠実に調理をしますが
この黒鯛2匹とサザエとの対峙は
セイシンテキに参りました。
休日がわたしの〇倍ある方に
こういうお仕事はお任せしたいです。