Something-New

710は私の好きな数字。
西海岸をDATSUN710で走った記憶・・・
その道は今も続いている。

文箱

2021-05-23 | 箪笥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎌倉彫りの

文箱がずうっとほしくて

だけど それはいったいいくらするのだろうと

鎌倉彫りの茶托を見ながら考えていました。

まぁ これは無理でしょ と思っていたある日。

いきつけの古道具屋でも見かけたことさえなかった文箱を

偶然 見つけることができました。

お店の人によって修理され

状態のよい文箱と おそろいの硯箱です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところでみなさん

こんな経験をしたことはありませんか?

お礼状など便箋にペンで書き始めて

あら 今日は達筆だわ~

これはどうしたことでしょう。

と すっかりいい気になっていて

翌日 投函しようと見直してみると

なんだ この文字!! ってくらいの悪筆。

 

昨日の夜の出来事は

いったい何だったんでしょ 

って経験です。

 

 

 

 

 

 

 

 

机の上に

こんな文箱や

硯箱が置いてあるだけで

わたしは シアワセなんだな。

 

 

 

 

 

 

 

中身ですか?

たいていは 領収書などが入っています。

 

 

 


カメラ女子ランキング

→ 先週の日曜日の出来事。

 前日に逗子のお魚屋さんでオットが黒鯛を2匹買ってきました。

 それが日曜日の 実家での夕食となるわけですが

 毎週日曜日の午後から実家にいくというのも

 じつはしんどいことなのです。

 土曜日の午後6時に帰宅して

 日曜日の午前中はクリーニング屋さんに行ったり庭の手入れをしたりして

 それで終わってしまいます。

 黒鯛2匹と オットが友だちからもらったというサザエを持って実家へいき

 あれこれしながら夕食の支度となるわけなのですが

 黒鯛2匹をさばくわけですよ。

 なんだって こんなに忙しいのに

 休日格差のあるオットが買ってきた黒鯛2匹を

 さばくのが わたしなんだろう とか考えてしまう。

 そして サザエ なんで ある。

 サザエがリラックスして口を開いている間に

 フォークを入れて 中身を抜いてしまうのだが

 こっちは 黒鯛でいらいらしていますから

 サザエもなかなかリラックスしてはくれない。

 魚だって お肉だって

 それぞれのジンセイを生きてきたのに

 ここにいるわけだから

 わたしは誠実に調理をしますが

 この黒鯛2匹とサザエとの対峙は

 セイシンテキに参りました。

 休日がわたしの〇倍ある方に

 こういうお仕事はお任せしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節

2021-05-23 | 箪笥

 

 

 

 

 

 

 

 

冬は 去り

春が きて

雨が ふり

風が ふいて

 

雲が 流れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

洋服には 半袖と長袖が ある。

しかし着物はみな 長袖である。

そして下着にあたる襦袢を

裏地にあたる布地のある「袷」

裏地のない表地だけの「単衣」

と組み合わせて

季節に合わせた着衣に する。

決定的にちがうのは(多分)

学校の制服と同じで

6月1日からが単衣です!というところだ。

 

でも いいの。

わたしの季節は すでに6月。

春でも夏でもない季節が

わたしにはやってきた。

 

今年も泉駒生布を纏う季節が巡ってきた。

去年 この着物を纏う時に

わたしは何をしていて

どんなことを考えていたのかな。

この着物を誂えて

8年の時間が流れていった。

8年の間 季節が過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

今年も この鏡の前で

同じ着物を纏い

同じ帯を締める。

川面に青い楓が流れていく。

 

幸せなことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

コートは 羅 である。

せめて6月に着るものであるから

すでに校則に違反している。

でも

わたしの季節は 夏に向かっているのである。

 

 

 

 

 

 

 

土曜日の休日の 幸せが

わたしの気持ちを焦らせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

季節に限りがあるように

存分に春の中に居たいものだ と願っても

桜は 散る。

土曜の幸せな時間にも 必ず限りが ある。

 

季節は 巡り

桜が 散れば

緑の風が ふく。

 

 


カメラ女子ランキング

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由時間 とは

2021-05-23 | 箪笥

 

 

ずうっと楽しみにしていた

土曜日の休日。

土曜に勤務先に行かないで済むことは

このうえなくシアワセな出来事なので ある。

たとえ日曜日に勤務先に行かなくてならないとしても

事業所は日曜は休みなのであって

本来業務で行くのではないから

多くの場合は まぁいいか と気持ちには なる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの土曜の 自由時間。

そうだ。

昔 学校の遠足や社会科見学の時の「しおり」に

自由時間というものが あった。

 

わたしにとって 土曜日の休日は

まさに 全体の行動の中の

「自由時間」なのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

それで 出かけたのが 灯屋2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

灯屋2でのひと時は

それは楽しくて

小物との色合わせも

自分では思いつかない組合せを

試すことができる。

 

他のお客さまのお着物姿を拝見できるのも

また 楽しいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 


カメラ女子ランキング

 

→ 自由時間とは

 限りある時間の中の 少しの 隙間のような もの。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まさお 

2021-05-17 | 無題

 

 

 

 

 

 

 

ある朝

いつものように身支度をして

オットが仕事に行き

わたしもあとひといき分の家事で

仕事に出かけられそうだと

思っていた。

 

 

最後の家事は

ふたつの鳥かごを2階の

それぞれの窓ぎわに持っていくことだった。

 

最初にメロンオレンジ色のぴーちゃんを

和室に連れていき

 

さぁ 碧い羽のまさおを

洋室の出窓にと

鳥かごを持ち上げて

まさおが

死んでいることにきがついた。

 

声をあげることも

なかったように思う。

 

名前を呼んで

少し待ってはみたが

たしかに息はなく

まさおをこれからしばらく守ってくれそうな

タオルにくるんで

仕事にでかけた。

 

 

夕方

まだ明るさが残るうちに帰って

庭の薔薇の下に埋めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は

ようやく

まさおが生きていた証しに

石に戒名を書いた。

 

戒名はオットが考えた。

まさおを真生とし

碧い空に還っていった真生は

鳥でありながら

仏様の弟子になりました

の意。

 

 

 

 

 

 

 


カメラ女子ランキング

→ まさおは わたしの こころの友だったんです。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏は来ぬ

2021-05-05 | Say it with Flowers

 

 

 

 

「プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ」

 

ちょうど子どもを出産して入院をしていた時に

窓から見える街路樹がプラタナスだった。

まさに夜も緑なるプラタナスを目の当りにすることができて

この句を思い出したことだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は 今。

2日間の連休の たった1日を過ごした家である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

庭の緑が

古い家の中を

夜もみどりなる色に染めていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

歪んだ硝子が

みどりの色を屈折させる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の人は

少しの欠けや

微妙なひびに

心を動かしてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ正直に 人に何かを伝えたりは しない。

屈折 湾曲 比喩に隠喩  

慮る

自分の気持ちを曇り硝子にして

表現する。

 

 

 

 

 

 

 

このごろ

日本の気候が

湿度から 乾燥に変わってきた。

湿度がほしいとなると嵐の夜が訪れる。

 

 

 

 

 

 

障子より 金属のシャッター

小間より リビング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ~

短い休日の深呼吸だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

こどもも帰ってくることができたし

 

 

 

 

 

 

 

 

おいしいワインも

半分飲んじゃった。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

みどりの色の休日を どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そよぐ 葉

 

 

 

 

 

 

足元に見つける 赤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

れもんの花

 

 

 

 

 

 

 

 

大収穫

 

 

 

 

 

 

 

筋をとって 持ち帰りたい らしい

 

 

 

 

 

 

 

 

水しごと

 

 

 

 

 

 

 

相談

ってなわけないか

 

 

 

 

 

 

 

 

コスモス

こんな小春日和のおだやかな日には

あってもいい相談があるんじゃないかと思ったが

 

なかった

 

 

 

 

 

 

 

よい休日で あった。

 

 

 

 


カメラ女子ランキング

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021-05-03 | Say it with Flowers

 

 

 

連休直前は

公私に渡り台所のシゴトが続いたので

憲法記念日は

台所シゴトはいたしません宣言を した。

 

 

 

 

 

 

 

 

朝になったら逗子へ行って

ワインを飲んで 昼寝をすると決め

前の晩は早くにベッドにはいって

清野恵理子さんの本を読んだ。

清野恵理子さんの文章は誠実で美しく

1日のおしまいにその文章に触れると

少しは清くなって眠れそうな気がする。

ところがその晩の夢は

仕事中のわたしに突然お願いごとをする人が

やってくる内容だった。

「リアル」である。

 

 

 

 

 

 

この人も

そんな夢をみるのだろうか・・・

 

 

 

 

 

 

 

まぁ いい。

SUZUKIYAでワインもチーズもなにもかも買ってきた。

飲もう。

 

 

 

 

 

 

お腹が満たされたら

スナップエンドウの収穫。

 

 

 

 

 

 

3500円の高級ワインは

酔いごこちも いい。

 

 

 

 

 

 

 

そして

数か月ぶりの家族再構築で ある。

 

 

 

 

 

 

 

よい休日で あった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カメラ女子ランキング

→午前11時すぎのSUZUKIYAは まるで年末のような混雑なのであった。

 アウトドアで1日を過ごそうとする人とみた。

 わたしたち家族も また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人参 蕗 菜の花

2021-05-03 | R’s Kitchen

 

 

 

 

 

 

 

今週 

2回目の伊達巻を作る。

 

 

 

 

 

 

 

 

たまご17個 + 紀文のはんぺん大判2枚

調味料とともに

フードプロセッサーで

がーっと やる。

麹で作った甘酒を少しいれると

しっとりとする気が する。

 

 

 

 

 

 

人参。

 

 

 

 

 

 

蕗を煮るのも

今週2回目だ。

これは妹の家の庭の 蕗。

細い  硬いが

煮れば いい。

 

 

 

 

 

 

 

 

菜花はおひたし。

 

 

 

 

 

 

 

人参は 逗子の家の庭に自生している三つ葉と

合わせて 胡麻和えに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食べる人は

このひと達。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨夜の残りのブイヤベースに

目玉焼きを乗せてっと。

 

 

 

 


カメラ女子ランキング

→ 5月も わたしには 台所の神様がついているのだった。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする