Something-New

710は私の好きな数字。
西海岸をDATSUN710で走った記憶・・・
その道は今も続いている。

正しく

2008-09-28 | わたし の 食器棚
食べ物を作るとき 「正しく」 と 思う。
・・・・ いや・・・・
「正しい」ということを 思う。


<



無添加 とか 食の安全 餃子 とか メラミン とかではなく
ニンゲン以外の支配しているもの。
たとえば 「季節」。
どんないい人にも 悪人にも 
季節が正しくめぐって くるでしょ。
餃子に違反物質をいれたから あなたに秋はありません・・・
などと 自然は 言わない。

笑いの狂気にある人にも 悲しみの沼に沈むひとにも
正しく季節はやって くる。
そして・・・
どんな人にも季節と死は平等にやってくる。


くわしくは言えないが 「ガンマツ」(癌末期の意)の父は
2週間に1度の化学療法による延命の可能性と
不必要な入院を避けられる環境を 手に入れることができた。

父と向き合って看病をする「母」の限界 は
どうしたらいいのだろう・・・


暗い気分の帰り道・・・
お気に入りの「den」に行き 秋から冬の食器を見る。
初夏には ちょっと高いかな・・・と思って躊躇したお皿。
思い切って2枚購入。

今夜は 鮭ときのこのクリームパスタ。
なんとなくテレビでこのメニュを見たので。


うーん・・・
どうしようか・・・・・






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乗り越える と いうこと

2008-09-26 | 無題

私の育った家は 両親が自営だったり

その後 個人タクシーの運転手になったりしたため

親が 朝家を出て 夜帰ってきてくつろぐ・・・という環境ではなかった。

又 空いた部屋は関東学院中心の下宿としていたため

ニンゲンもたくさんいるセイカツ環境でした。

 

 

商売のあいさつ 近所の人との付き合い 親戚との付き合い

「週末は休み」という概念のないセイカツ などなど 

私はいつも両親のしぐさや 言葉のやりとりの中にいました。

生まれもった素質というものあるのか DNAなのか

「乗り越える」ことには けっこう タフです。

先日も職業柄 某男性から 「(あなたは) タフですよぉ!」と言われ

やっぱり私は人からそのように見られているのだと思いました。

そう  タフ かも。

でも 最近 思うのですけれど 仕事や生活やお付き合いや

生きていることの様々には 乗り越えなければならないことってあるんですよね。

でも 何年も辛抱して 努力して あきらめずに 乗り越えても

充実感を味わえない こと ってないですか?

この事を乗り越えたら 解決させたら すっごく!すっきりするだろうな とか

達成感があるだろうな・・・と 思っていたのに

予想の何十倍も頑張って 実現させたのに

「なんだ こんな もんなんだ?・・・」 と 私は 「無」「虚」「喪」「失」・・

に なります。

さらに ひとつ乗り越えたとしても 乗り越えるべきことは

次々とやってくる・・・ということが 私には わかるようになりました。

 

オットの名言に

「イヤなヤツは 自分より 先に 死ぬ」 というのがあります。

あいつ イヤだけど オレより 先 死んじゃうから

「まっ いいか」という意味のようです。

相手を理解する極意のようにも思いますが

イヤなヤツも どんな方法 事情により 自分の視界から

いなくなったとしても 又 同じように イヤなやつは

世の中には出現します。

きりが ない。

きりが ない ということに とても 疲れます。

 

信じてもらえないでしょうが

私 昔は とても おおらかで

私立中学の期末考査の数学で0点 とって

親が呼び出されても 笑っていたんですよ!!!

それから 数学を必死で勉強したこともないけれど

数学の先生は 牧師でもあり

授業の前のお祈りの日本語が美しくて 私は数学好きでした!

(ちなみにこの先生の あだ名は「アーメン出っ歯」)

 

 

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感謝

2008-09-26 | 無題

 

ただの 色が変わりかけた

バナナの皮・・・・・

だと思いますよね。

早く ゴミ箱に入れちゃいな。 って 思いますよね。

 

 

今日は 父の市大病院 外科への通院日でした。

先日 励まして ようやく夕食を食べた!と思ったら

翌日から 又 下をむいて 食事 睡眠を取れない日々でした。

今日も 家族全員で 診察室へ。

父は 自分の最期について安心できるような話を医者にしてくれ と

私に言うのですが  横浜市立大学病院外科の Dr. T はさすがだった。

いきなり父の残された時間を「三ヶ月!」などと言わず

1時間前に実施した血液検査で白血球の数値がよいから

今から点滴で化学療法を開始すると言った。

それは 父が訴えているいくつかの症状を緩和するものだという。

さらに 痛み止めも処方。

いちばん 感謝したのは父を診察室のベッドに寝かせ

腹部を触り 言葉のやりとりをしながら診察してくれたことだ。

しかも 涙を流して最期の心配をする父の膝に手を置き

治療の説明をしてくれたことだ。

こんな 当たり前の やり取りが なぜ 他の医者はできない?

 

一時間ほどして 化学療法を終えた父は

表情もよく ただ 横になると腹部が苦しいので次回から

リクライニングスタイルで点滴できないかと 

すでに気持ちは上に向いている。

 

そして 母が持参していた大好物の「バナナ」を1本!

本当に なにも出来ない家族・・・特に母にとっては

父がバナナを食べてくれたことが 心の支えだ。

私たちの 大切な バナナの 皮。

 

 

 

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役割

2008-09-23 | 無題

 

初めて子どもを産んだときに

次につながる「種」を残したのだから

これで 役割を果たした・・・と思った。

それから20年

役割は次々と襲ってくる。

ある人は言う。

人は役割に応じて姿を変え

役割にふさわしい「人」になるのだと。

ところが 役割というのを 果たさなくても

役割を果たしたことになる・・・ということもある。

役割というのは いったい何なのだろう。

 

父 昨日から不調。

午後 父の家で 父も私もゴロゴロ 昼寝。

母と妹  世間話し。

昨夜眠れなかった父も ゆったり。

時間もゆったり。

役割なんて なければ いいのに。

 

 

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922・922

2008-09-23 | 無題

 

家族の誕生日。

9月22日 午後9時22分 うまれ。

ろうそくが19本目ともなると

家族でケーキを食べるのも 深夜近く。

 

ここ数日 私は「狸寝入り」が得意技で

狸寝入り数回入りでケーキを食べました。

やれやれ・・・

 

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2008-09-21 | Say it with Flowers

 

「私は貝になりたい」 は

戦争の惨さと 人の運命を描いているが

「私も石になりたい」  と 今は 思う。

貝は時に海の底にあって 何万トンもの水圧に耐えなければならない。

石は時に子どものポケットにあり  川の水で丸くなる。

雪が降れば 真っ先に白くなり 陽の光にあたれば雪を溶かす。

多くの感情を持たず 感情にゆれることもない。

石はいい。

 

昨日は仕事を早めにあがり 鎌倉までお墓参り。

美和産業 に寄りました。

オットは井戸改修のため何度かきているようですが 私は初めて。

さっそく2点ほど 購入。

お地蔵様のような「この子」は 実家に庭に連れていきたのだが

きっと 今は父が 悪い方向に感じそうなので・・・。

 

 

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夢だったらいいのに

2008-09-21 | 無題

今 起きていることが夢だったらいいのに・・・

と 思うことが 重く 何度も ある。

 

 

ひとつは何といっても父の病気。

19日は横浜市立大学付属病院の診察日。

こんな外来の隣の診察室から患者の声も聞こえ 

スタッフの往来のある中で

人の死の期限が三ヵ月後だと 言い渡される 事 が

まるで理解できない。

この内科Dr. が こちらを向き こんな場所だが

あなたのこれからについて 重大なお話をする・・・という態度なら

まだ許せたのかもしれない。

だが この「自分の子分が 市大以外の病院にあれこれいる」というDr.の

正面向きの顔を 私は一度も見たことが ない。

いつも 左側面の 半分だけだ。

記憶にある この内科Dr. の発言。

「あー 癌がこんなに大きくなっちゃって。 残念だけどこの前の抗がん剤は

効果ないということです。あとひとつしか 治療はないです。

でも クレアチニンの数値が高く腎臓の機能が悪いから 又治療ができるか

わからないですね。ほら この前より(画像の)肝臓が大きくなっているでしょ。

肝臓全体が腫れてきているんです。この先 がん細胞が破裂することもあります。

うーん・・・ あと三ヶ月から半年ですね。 ただ申し訳ないんだけど

こういう病院は 治療ができないというと 他の病院に移ってもらうしかなんです。

ボクの子分があれこれいるので ご紹介ができますけどね。

どうしたら いいかなぁ・・・・    もう一度治療といっても

今入院は2週間から4週間待ちだから その時 どんな状態かで

治療ができないこともあります」

 

こんな事を一気に言われ 私たち家族は 唖然とする。

でも きっと「ボクの子分がいる」ということは

こういうヤツが出世するのがモンスターのような市大病院というソシキなんだろう。

 

ところで 私は学生時代に 死刑 について法学の時間に触れた記憶がある。

死刑の是非については コメントできないが

少なくとも死刑の判決を言い渡されるとき

主文のあと 死刑囚は 判決理由など着席して

美しい日本語で聴くことができる。

それなのに犯罪を犯していない市井のニンゲンが

人生の期限について このように宣告されることが

私には 理解できない。

 

ただ 多くの場合 ソシキの中のニンゲンすべてがこの内科Dr.でないように

信頼できる人もいて この市大病院においては

昨今の教授パワハラ セクハラ問題や金銭授受の問題で

新聞を騒がせたように 普通の感覚を持った人は辞めていく。

父も普通の感覚を持っている間に この病院を辞めてしまおう。

こんなソシキをアイテにすることは ない。

 

もう ひとつ

夢だったらいいのに は

雨の夜の運転。

 

 

 

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ラスク

2008-09-17 | R’s Kitchen

 

8:00pm 帰宅。

家族が帰ってくるまで 夕食の支度なんだけど・・・

ラスク」作ってみました。

 

 

私が中学 高校時代をすごした学校は

横浜ではめずらしく「給食」でした。

当時は パンも校内で焼いていて 食パンの型などが

時々 外に干してあったりして

ペンが同居している よい学校でした。

記憶の中では 食堂にカニの標本?があったように思います。

で 土曜日になると 多く焼いてしまった食パンを

「ラスク」にして 白い封筒のような紙袋にいれ

20円くらいで売っていました。

これが 私の好物で クラブ活動があるので

お弁当を持参しているのですが 

プールサイドで食べる「ラスク」は格別のおいしさでしたっけ。

いまでも 私の母校の後輩を市営地下鉄で見かけますが

顔の美しさからいうと30数年前の 勝ち。

勉強はできない学生が集まっていましたが

勉強は ・・・ でも

私立に通う考え方やご事情を抱えた子どもが集まっていましたから

それは ちょっときれいな子から 

個性的な顔立ちの学生が多かったです。

今は お勉強に力をいれたせいか

お顔のほうが 文科省ご推薦。

どこにでもある お顔ばかり。

由々しきこと。

 

  

 

今日は 残って硬くなったフランスパンとベーグルで。

ベーグルは茹でて焼いたパンなので水分も多く

ラスクにするのは ちょっと大変。

フランスパンの方が 薄く 軽く 味はリッチなラスクになります。

作り方は簡単。

まず パンを薄く切ってから焼きします。

オーブンの方がいいのですが 

オーブントースターなら庫内の温度が上がりすぎないよう

扉を開けたまま焼くと うまくいきます。

バターと粉砂糖を混ぜて練って 厚くぬり

再び オーブントースターで焼いて 出来上がり。

熱いコーヒーと よく合います。

中高時代のラスクは 砂糖がもっと白くて硬くて

思い出すと胸がきゅんとしますね。

 

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走れ お父さん!

2008-09-16 | やれやれ・・・
走れ!  お父さん!
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暮らしの原点

2008-09-16 | Say it with Flowers

 

結婚してから十数年を過ごした 旭区の借家。

農家の隠居のための離れのような一軒家。

だから小さな部屋が二つと トイレとお風呂場があるだけ。

でも ここが私たちの今の暮らしの原点だ。

 

 

ここが家の入り口。

父と娘たちの後ろの地面。 これも 私の庭の原点。

 

 

 

階段を下りると玄関。

写真は晩秋。 菊がいっぱいだ。

 

 

 

背景の瓦屋根が大家さんである農家。

その後ろが竹やぶ。 春は竹の子。

 

 

 

これはきっと子どもの誕生日。

食べきれないほどのロールケーキを作りました。

小さな部屋に学習机2台。クラビノーバ1台。

その他 家族が暮すための道具たち。

よくも十数年も暮したものだと思うが

四季に移り変わりがあるということが 人はわかっているようで

本当は わかっては いない。

この家で暮してみて。

寒いときは 本当に地の底から寒く

暑いときには 風のありがたさがわかる。

春は 桃源郷。

秋は 遠くの音が 落ち葉の匂いにのって運ばれてくる。

よい 家だった。

 

 

 

その家が取り壊されたらしいと人伝に聞く。

そして今日父は 市大の診察日が金曜にせまり

不安から泣いて いる。

お父さん。 大丈夫。

お父さんに 悪い知らせばかり 無遠慮に貧困な語彙で伝える

あの医者たちは 四季の移り変わりを 知らない。

市大というモンスターに似た体躯の中の 排出される1粒に過ぎない。

あの医者はお父さんの運命を握ってはいない。

だから 泣かない!

 

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キャーッ !

2008-09-15 | やれやれ・・・

 

 

今夜の私は かなり

キャーッ   ですね。

だって 夕食は ワケあってやってきた

「すっぽんスープ」

 

 

スープの液体だけかと思っていたら

しっかり「身」もどっさりと。

おまけに何だか爪のようなヤツが鍋の中から

コッチに牙もむいているような・・・

 

しかし 私はすっぽんの出汁が嫌いではない。

小さなデミタスカップなんぞで 洒落て出てくると

「シメシメ」と思います。

でもなぁ  この量になると 少し ハード。

そんな時は「柚子こしょう」 落としてみてください。

独特な生臭さが さわやかになりますよ。

 

本日の夕食。

すっぽんスープ 柚子こしょう風味。

冷奴(鰹節 梅干)

茄子油いため(逗子の畑でとってもとってもなくならない茄子 もうやだ)

玉子かけご飯 (私だけ)

 

きゃーっ 

 

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初めの 一歩

2008-09-15 | Say it with Flowers

 

朝から ガラス窓を拭いたり 玄関を片付けたり・・・

物置をあれこれかき回していたら 懐かしいものが出てきました。

 

 

 

そうそう これが この家の庭を造るときのインスピレーション。

オットが見つけてきてくれた インターパーツというお店が

当時の私のお気に入りでした。

interparts

10年経って手にとってみても つくづく よい手触りの土と

作る人の体温を感じます。

 

 

 

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まっすぐ・・・・

2008-09-15 | Say it with Flowers

 

なぜか 水辺の植物には まっすぐに空に伸びるものがある。

水に浮遊して 流れていく植物もあるが

アシ ガマ など 水辺は天に向っている。

夏の初めにはビオトープ構想がオットにあり 実現か?と思われたが

防水シートが手に入らず  頓挫。

というより 復活させた井戸の排水工事を自分でしているのだから

ビオトープなんて 「趣味」に感じるな。

 キョウミのある方 下記のブログでどうぞ。

へのかっぱ

 

これは 今日の「自宅」。

大好きな 研草もずいぶん大きくなりました。

 

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違いのわかる ひと・・・

2008-09-15 | やれやれ・・・
またまた わかる人には わかる
感じる人には 感じる という 話し。



<



逗子の畑で取れた「ししとう」。
私には あの タイヤの ミシュランに見える。


みなさんには そう 見えませんか?


違いのわかる人になっていただきたいのですが。



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月 見る 月

2008-09-15 | 無題
中国の焼き物で 桃や蓮の模様で
本物のアンティークはとても手が出ず
そこそこお気に入りがあったら・・・と思っていました。

残念なことに「そこそこ」でもないのですが
1枚 購入しました。
ちょっと 模様を囲む線に「気持ち」がない。
作った人の気持ちが感じられなくて 残念。

もっとも それは当然のいことで
そのような焼き物がほしくても 手が出ない人のために
日本人が大量に作って売っているものですから。


<



せめて「お遊び」と思い
三日月パン = クロワッサン をのせてみました。
もうちょっと 名古屋の辺りの何とか半島みたく
両のはさみがのびているクロワッサンだと よかったかな。


今日は 連休最終日。
朝から オットの「御机」のお片づけ。

何を整理するかはオット次第ですよね。
ばっちり 片付けました。
玄関周りもきれいにしたら 午後三時・・・
お昼を忘れていました。

さて いただきます。
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