Something-New

710は私の好きな数字。
西海岸をDATSUN710で走った記憶・・・
その道は今も続いている。

St. Valentine's Day

2016-02-14 | R’s Kitchen



うれしいプレゼントをいただきました。








すでにワタシの勤務先を巣立っていった女子からのプレゼント。









ちょうど少し前に『グレーテルのかまど』でステンドグラスクッキーを見たばかり。


この頃の小学低学年女子の情報力はすごいなと思いました。









でもね こうしてワタシのことを思い出してもらえるのが

いっちばん! うれしい!












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「わたし とは?」

2016-02-08 | わたし の 食器棚



京都の休日 パート2 です。

関西出張のお仕舞に京都に寄り道したお話です。


寄り道のお目当ては 着物と器のお店を巡ることでした。

ある器のお店で 兎が描かれた紋様のお皿に心惹かれている時のこと。

兎の器は多種多様。

お店の方は店内狭しと並べられた器の中から月に兎の豆皿を紹介して下さいましたが

月に兎は 秋だな と思って

わずかに桃色の兎の描かれているお皿を買い求めました。



するとお店の人が

「ちょっと手ぇ 洗ってもらいまひょ」と言うのです。

ワタシはその意味が分からず 今自分はどういう状況にあるのか考えていると


・・・そういうことなんですね・・・たぶん・・・

お店の方がこちらへどうぞと通りの反対側のお店をご案内下さいました。

戸を開けてまず ちょっと小さなお椅子のあるお部屋に通され

少し待っていると お店の旦那さんが現れました。

今度は 次のお部屋に移るようなのですが

最初のお部屋と次のお部屋の間は

「露地」なのですね。

いったん外に出るというか 坪庭を通っていくイメージです。

そこは少しの段差を上手に階段状にして 樹を植え

足元に苔を植え付けた露地です。

そうして通されたお部屋は靴のままですし

洋室ではありますが落ち着いた自然の光が取り込まれて

掛け軸が飾られ 静けさが支配するお部屋なのでした。


そこで 手を清め お茶をいただいたわけですが

これが先の

「ちょっと手ぇ 洗ってもらいましょ」なので・・・



・・・いいのでしょうか・・・


そういうことで 合っていますか・・・・




ところでここでご紹介する器は

手ぇ 洗ってもらいましょ のお店で買い求めたものではありません。







こちらは『阿閑堂』さんでいただいてきた器です。





5枚あるのですが どれも皿の歪みや竜の表情が違っていて

こういうのもいいものです。

日本人は器の「欠け」や「ひび」にさえ

美しさを見つけて用いてきた民族だと思います。

完璧な円や 100枚同質な工業製品にはない「心」を

「欠け」「ひび」に感じるのでしょうね。

すこーし欠点がある方が人間らしい…ということでしょうか。







このお店も1枚づつ購入することができますから

それぞれ違うお皿を組み合わせるのも愉しい。








器に敷いているのは古帛紗。

これも古い裂(きれ)です。








今まで オシゴトでも プライベートでも

いろいろなことがありましたが

「ちょっと手ぇ 洗ってもらいまひょ」は

本当にわけがわからず 人生で一番慌てていた気がします。





・・・ワタシとは・・・・


そのくらいの存在なんですよ・・・







カメラ女子 ブログランキングへ

→ 器…って自由。100円ショップで買ってもごはんは食べられるし(別にパックのまま食べてもいい)その人の趣味に合うものを買ってもいい。自由にカンパーイ!!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする