わたしが小学生だった頃は
家に咲いているお花などを
母親が頂きものをくるんでいた包装紙などをとっておいて
そのお花をくるくるっとまいて
学校に持っていったものだ。
それを先生に手渡すと
教室にある花瓶にささっと入れて
飾ってくれた。
こんな時はちょっとだけ誇らしい気がしたものだ。
それから半世紀以上が経っているが
ワタシの職場では
こどもが庭に咲いていたからと
小菊や紫陽花の花を持ってきてくれることがある。
そんな時、何十年も前の自分の気持ちを思い出すし
そのこどもと一緒に
花に合った大きさの花瓶を取り出して
玄関のカウンターに飾っている。
昨日 土曜日は
職場の畑の周りに2本植えている木五倍子が
今年も花をつけたので
太い枝をのこぎりで切って
玄関ホールに飾った。
クリスマスローズも何種類か畑に植えていて
なかでもこのdarkな色の花は
ワタシのお気に入りだ。
ところが このクリスマスローズというのは
どうやっても水揚げが悪い。
バケツにはった水に一晩浸けておいても
こうして活けてしばらくすると
もう へなへなになってしまうのだった。
そんなことも予想して
今朝は 球根の水栽培に使うガラス瓶の
口もとに広がるところが支えになると期待して
使ってみたが・・・
やっぱりね。
こちらが 木五倍子(きぶし)。
捨ててしまうような細い枝1本だが
メモリのないメスシリンダーに挿す。
木五倍子は広い場所に育てるよりも
畑の隅っこの
いろんな木や物がごしゃごしゃで
枝が何かに当たってしまうような場所の方が
木五倍子の枝もごしゃごしゃになって
活けた時に趣きがでます。
→ これだけ読むとなんだかのどかな日曜日と思うでしょう?
この後 蓮の植え替えに取り掛かりました。
そのせいで今、ワタシの腰はバンテリンとコルセットで固められております!