「清水の舞台から飛び降りるつもりで・・・」
なんてよく言いますが。
ピエロの絵柄の果物皿は まさにそんな気持ちで18年前に購入しました。
食事の最後に ピエロが出てきたら楽しいですよね。
人生には「清水の舞台」が登場するのですが
もしも 飛び降りたことがある人は手を挙げてください。
そして ちょっと聞かせて下さい。
あなたにとって「清水の舞台」は何だったのかを。
このピエロの果物皿は当時の私にはとても高価で
購入するまで何度もお店に行き
とうとう 舞台から飛び降りてピエロを家に連れて帰りました。
でも・・・
1年くらいしてそのお店にいくと
同じものがSALEになっていました。
やれやれ・・・
お仕事が終わって 次の予定までのわずかな時間に
お気に入りのお店に寄りました。
ちょうど SALEの時期で
以前からほしかった塗りの菓子皿を思い切って買いました。
写真の菓子皿を赤と黒で家族の分・・・
食器は衝動買いをする事も多々あるのですが
「願」をかけたり ちょっと乗り越えなければならない事がある時にも
普段では買わない高価なものを購入するクセがあるのです。
願いがかなったら このお茶碗で一服しようとか
大変な仕事を終えたらごちそうを作ってこのお皿に盛り付けようとか
そんな感じでしょうか・・・
購入したのは塗りの菓子皿ですが
これも又お気に入りの龍のそば猪口をのせてみました。
なかなかよい「景色」になりました。
おやつの焼き芋は こんな具合にのせてみたら？
これも よい「景色」
小ぶりのサンドイッチも絵になりますよね。
どこかに出かけて 遠くを眺めたときに
「いい景色だな」と思うことと同じように
目の前の小さな「ものごと」にも 「景色」があるのだと
最近思います。
今の季節は「人間関係」につよく景色を感じます。
盆栽や茶の湯の景色を思うとき
そこには道具や葉のひとつひとつ いちまいいちまいのすべてが
ピカピカに美しく完璧なのではなく
切り立った崖の岩の割れ目で生きた松があり
枯れかけた節の茶杓があり
これから咲こうとする蕾もいて
その姿は実にさまざま・・・
ところで人間関係にも四季はあるのでしょうか・・・
いろいろなことが落ち着きましたら
ゆっくりお茶をいれて 一服したいものです。
ようやく 1週間が終わろうとしています。
大きな宿題を提出したり
小さな仕事をこつこつ終わらせて
やっと土曜日。
今夜は早々 ベッドに入ってしまいましょう。
ところで 私は熊ではありません。
私の小さな夢。
それは「掛け布団」を買うことです。
この家に引越をしてから
私の掛け布団は「こたつ布団」なのです。
そして そのこたつ布団は２０代の真ん中あたりで買ったものです。
中身の布団より これも又 その時から使っている
こたつ布団のカバーが大切なのです。
ドッてことのない 普通のチェック柄ですが
これが なかなかの高い布地で
カバーにする布地を買いに行った時に悩んだ末
思い切って買いました。
でも いつかは本当の掛け布団を買えるように
なりたいです
いただいた人参があまりに行儀が良さそうで
軸を切り取って捨てるにはかわいそう・・・
と言うわけで 台所で水耕栽培をしましたら・・・
こんなに育ちました 
捨ててしまう軸の中に
これだけの葉を伸ばすエネルギーがあるなんて
ニンゲンなんて 捨ててもいないのに
持ってる力を出し惜しみして
ニンゲンよりニンジンの勝ち
愛用の手袋に穴があいちゃった 
横浜にルミネができたのは「昭和」の御代のこと・・・・
LLビーンというアメリカのアウトドアショップのコーナーが
ルミネの中にOpenして
それまで東京までいかなければ手に入らなかったgoodsが
買えるようになったのでした。
もちろん修理して まだまだ 使います。
子どもの靴が傷んでいたので
ちょうど大学受験などもあることだし
足もとをしっかりかためましょう 
と
一緒に靴を買いに出かけました。
これがU家のお世継ぎ様の御靴です。
王子様の運んでくる幸せを
お稽古事をしながら待っている子になるのか
王子様を幸せにしちゃう子になるのかはわかりませんが
大学に受からなければどうにもなりません。
やれやれ・・・・
（靴の下に敷いてある広告が ユー キャン だって
）
妹夫婦が海外から帰ってきたので
やっと 本番の新年会です。
（リハーサルもあったのです・・・）
「チャングムの誓い」という韓国のドラマがあり
BSで見ていたら 5色のナムル？があり
5色の野菜は体に良いらしいとわかったので
さっそく私流に作ってみました。
もやしの白。 人参の赤。
芹のみどり。 きくらげの黒。
画面では見えないけれどクラゲの茶色です。
これは根菜のサラダ。
ごぼう れんこんがメインです。
ナムルもサラダも忙しい時に
「寿司酢」を下味をつけるときに使っています。
これは本当に重宝で 欠かせない調味料です。
本日の調理では これに手間をかけました。
「白髪ねぎ」です。
ライスペーパーに様々な具をつつんで
アジアの味で食べてもらったのです。
具の1品に牛肉のたたき（もちろん手作り！）を用意したので
白髪ねぎが合うかな・・・と思いました。
これが何かわかる方は料理の好きなタイプですね。
まだ最後の工程が残っている段階です。
銀杏は絶対に入っていてほしい！
はい！
これが完成の１品。
天つゆでいただきます。
南天の葉は厄よけです。
今日のタイトルの「油壷」です。
高山寺 「鳥獣戯画」の１場面。
油の入った壷を兎さんたちが運んでいます。
おめでたい場面なので興味のある方は
ご自分で調べて下さいね。
鳥獣戯画の器はたくさんありますが
私は この赤絵のものが好きなのです。
家の中や 生活の小さな場面で
100人の方には気づいてもらえないけれど
「ちょっとした何か」を仕掛けておくのが私のやり方です。
「大人の遊び」と言われればその通りなのですが
自分の子どもたちには 100人にはわからないけれど
それでも気づく ひとりになってほしいと願っています。
いらして下さる方を 少しだけ思う気持ち・・・・
それを 形にするのは 楽しいものです。
お正月に 車のドアがちょっと 凹みました。
かすり傷もあります。
オットは「ドア交換だな」と言います。
修理代は保険でカバーするのでよいのですが
その「ドア交換」って本当にドア１枚をまるまる交換しちゃうんですか？
オットにメールで尋ねたのですがお返事がないのです・・・
私は オットの心の扉さえひらくことができないんだ・・・
ケッ 
