Something-New

710は私の好きな数字。
西海岸をDATSUN710で走った記憶・・・
その道は今も続いている。

ねこやなぎ

2018-02-26 | Say it with Flowers





家のあちらこちらに

花を飾っている。















ねこやなぎの枝。















ふわ ふわっ で かわいいの。
















柳の枝は

ほどよく花瓶のお水を替えながら

気長に待っていると

水に浸かった根元から「根」が伸びてくる。


これを またまた十分に暖かくなるまで伸ばしておき

ていねいに鉢(土)に植かえすと

根がつき成長します。


 















お正月に金色にスプレーを吹き付けられた柳も

こうして養生してやって

職場の畑で立派な柳の木として

おとなになったものもあります。
















カメラ女子ランキング

→ こうやって・・・

  あっちの枝を  こっちの枝を集めてきては

  あっちにいけたり  こっちに挿したり

  こういうのが 楽しいの。

  しかし 今朝の出勤前のわずかな時間に

  椿を挿しかえていたら

  花瓶の水をひっくりかえしてしまって

  あ~  ってことになってしまいました。

















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2018-02-22 | Say it with Flowers





ある日曜日。

逗子の家の庭から 梅の枝をたくさん

横浜の自宅に持って帰ってきた。

太い枝から まっすぐ天に向かって

力強く伸びてしまった枝だ。

ニホンジンの情緒は深く

下を向き また少し視線の先の枝を伸ばし

季節を経た枝には苔をたたえ

春の兆しに 蕾をふくらませる


それが 梅 というものだ。















でも シロウトの私たちが手入れをした梅は

畑仕事にジャマな枝や

込み合って虫に食われた葉のある枝は

ばっさ ばっさと切り捨てられるから

梅は怒って ワタシの手の届かない上へ 上へと

強い意志の枝を ただ伸ばすのだった。
















しかしこの頃は ようやく

ニホンジンの情緒というものも


知り わかるようになったので


以前のような無茶ぶりはやめたものの

時 すでに遅し。
















ところで 11月の顔面打撲

そして12月の慢性硬膜下血腫の手術から

2ヶ月。



















この間にいくつかの手続きのために「診断書」をとり

生命保険の入院・手術給付金の請求をした。



わたくしの上に 伐採した枝を落とした業者からの謝罪はなく

その後の手続きがどうなったのかも知らないが


「診断書」に記載されているたった1行の文章が

わたくしをなぐさめた。


そして その1行が わたくしを 今日の仕事に就かせている。

それは慢性硬膜下血腫の原因が

顔面打撲である としたものなのだが


それであるのに 謝罪もなく

木の下にいたワタシがいけない とする相手の言い分を

言いたいままにさせておき

ただ1行を支えとしている自分を 清々しく 思う。
















梅 とは そういう志の花を 指す。
















梅とは よいものである。
















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→ 仕事から帰るとほのかな梅の香り。あちらこちらに。





















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2018-02-14 | Say it with Flowers




10数年前

実家の引っ越しのおりに

庭にあった梅の木を

逗子の庭に 移した。


その時 すでに父の肝臓は癌化しており

倦怠感の中での

梅の移植は辛かったにちがいない。



その父も もうここにはいなくなってしまい

それでも 毎年梅の季節になると

3日をかけて梅の木を掘りあげる時のことや

その根鉢を毛布でくるんで

トラックに乗せて

運んだ日のことを 思い出す。


今年は ことさらにそのことを思い

日曜日に逗子の庭に行ってみた。













季節は 春。












あぁ

そうだ


梅の咲く春は こういう日のことだ。















凍っていた水にも

春の予感が  する。














父の梅は 白い花を咲かせ

過去になってしまった

過去の梅の花が

たしかにそこにあったことを知らせている。








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→ 春が きた。







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2018-02-07 | Say it with Flowers






梅。










茎もなく


葉もなく



人の気持ちのように

のびたり

まがったり












思い通りにならない

人の気持ちのように













梅の枝は  ある。


ただ まっすぐに太陽に向かって伸びるでもなく


弧を描き

ある時に その弧は

自信満々に勝ちを誇る人の身体のように

あるいは

勝負にやぶれ

うなだれる人の背中のように

うねって流れる。




日曜日。

庭の梅の枝をガラスの花瓶に挿してみた。


















住まう家の中に

梅の空間があることが

梅の枝のあることが

ワタシのココロを慰める。



















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→ 昼食をはさむ5時間もの会議があり、エアコンの風を頬にうける場所だったため
 ワタシの顔はすっかり「ドライ」。壷の底のほうにある 昔の塩っ辛い梅干のように
 なってしまいました。梅の行く末は こんなもの・・・








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立春

2018-02-04 | わたし の 食器棚






立春大吉


自宅を離れて暮らしている子どもが戻ってきて


食器の入替え。













わたしの家では台所の食器棚には

普段使いの食器と

季節の「少しいい器」を並べている。


そして器を見に行ったり フンパツして買っちゃたりもするから

食器棚に収まらない器は

押し入れのコンテナに仕舞う。














器への趣味は

子どもへも引き継がれているようで

今日は 子どもがジブンの家に持ち帰る器を

選んでいる。

小さい頃に使っていたクリスマスの食器を見つけて

懐かしいとお持ち帰り。

うれしいものだ。

















お部屋はなんだか引っ越しのようでもあり

しかしまだまだ漆器は別の場所にあり

1日3食 残りのジンセイ、

(朝は食べる気にならないし 昼は還暦の今でも給食です)

限りのある「食」に使う「器」

お気に入りの器が食器棚にあることは

なんともいえない幸福感を感じます。








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→ 春はあけぼの。 春は・・・
 「土」を感じる器より明るい器を手にとりたくなる。 












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2018-02-02 | 昔話し






ずい分 むかし


わたしが まだ小さかった頃


籐で編んだ水色のバスケットがお気に入りだった。



先日 知合いの方が

籐ではなくベルト状の紙で編んだ

バスケットを作って下さった。














そのベルト状の紙には

実に様々な色と模様があって

同じ編み方をしても出来上がりのイメージは

まるで違うものになるようだった。



選んだのは もちろん水色。


お気に入りのバスケットを思い出したからだ。





さらに もうひとつ 籠目のかごも。

















こちらは2時間くらいで編みあげるとのこと。


さっそく妹に内袋を布で作ってもらうことにした。





カメラ女子ランキング


→ 小さい頃の水色バスケットは父の釣りについて行ったときに思いのほかの釣果があり
 なぜか 釣れた魚をこのバスケットに入れられちゃった・・・
 そこで わたしのバスケットの記憶はとぎれているのだった・・・





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