昨日は この夏の仕事に関することで会議があり出席した。
その中に東京電力シャインから 夏の節電について説明 というコーナーがあって
私は考え込んでしまった。
「このヒト・・・ 社会人なんだよね」と言ってしまえばそれだけのことだが
自分の会社で事故があり これだけ世間に迷惑をかけているのに
「自分の会社」「自分の会社の事故」という認識が まったく ない。
「あんた 東電のシャイン なんだよね?!」と質問しかかってしまったほどだ。
フツウの当たり前の町工場が爆発事故をおこして隣近所にまで火災が広がってしまった。
という場合 おそらくその町工場は 潰れる。
東電の場合 隣近所の火災なんて小規模は 振り返れば白亜紀の出来事といえるくらい
地球規模の事故だ。
ずっと考えていることが ある。
あの福島の原発事故は 津波のせいだ と思わされているが
もしかしたら 地震そのものが原因なのじゃないかな。
「あの津波さえなければ こんなことにならなかった」と思わされていたとしら どうだろう。
想定外の津波で原発が壊れた というのと
想定内の規模の地震で原発は壊れた というのでは
原発の安全性については まるで 違ってくる。
「ホントは あの地震で壊れちゃったんじゃないの?」とも聞いてみたかった。
そんな事を考えていた 朝。
職場に子どもを送ってきた父親が見せてくださった「ワッペン」。
その方は ワッペンに刺繍されたとおりの職業に就いている。
自分で希望されたとはいえ 2回 東北に派遣されたいる。
いつまで続くかわからない状況の中で
横浜にいるというのに不安をもらす私に「大丈夫!」と励ましても下さる。
今朝 この方とお話しをしていて「任務」ということも 考えた。
今 目の前にいる子どもたちを私たちが守って仕事をするから
子どもを預けている自分たちが東北で仕事ができる ありがとう と この方は言う。
そうか
自分は与えられた任務の中で仕事をして 誰かを守る。
誰かを守ると その誰かの父母は 又 どこかで誰かを守る。
ちょっと 任務の仕組みがわかったような気もする。
それでは いったい。
東電の テレビで毎日お話している あの方は
誰を守って いるの?