慢性硬膜下血腫の手術からちょうど1ヶ月。
rehabilitation training として
歌舞伎を観にでかけました。
「着物を纏う」というのは
たとえそれが浴衣であっても
着物一式を箪笥から出し
髪を整え ランジェリーから着物に対応したものにするのですから
着なれた洋服とはわけが 違う。
かなり時間がかかるのです。
メイクと髪をまとめるのに30分。
袷(あわせ)の着物を着て帯をしめるのに1時間。
チケット持ったか エアコンのスイッチ切ったかなんてやっていると
2時間コース。
ほら 手に提げているバッグの乱れ具合でおわかりでしょ。
それらのことをようやくやってみようという気になった。
縮緬の地に桐と唐草のような模様が描かれ刺繍もある訪問着は
ちょっと重くて 帰り道には杖がほしかった。
その分 帯は名古屋帯で軽くしてあります。
コートが重いんだ これが。
顔で笑って 心で「ヨイショ」の巻。
座って歌舞伎をみていただけでしょ と思われるかもしれませんが
けっこう へとへと・・・・
カメラ女子ランキング
→ 歌舞伎座でお着物姿のお客様を見て お勉強 をひそかにしています。
着物は恥をかき よいものに触れて 成長をしていくのだと思っています。
はっきり言えるのは 洋服の方が 楽。
フリースのパジャマが 世界でいちばん 楽。