
鶴瓶じゃないです。主演は、監督業もこなす名俳優、フォレスト・ウィテカー
ウガンダの大統領で独裁者であったイディ・アミンになる!
先頃発表になった
アカデミー賞はじめ、ほとんどの映画賞に主演男優賞でノミネート、
ゴールデングローブ賞含む現在24受賞!!

そういう意味でも、作品そのものよりもフォレストウィテカーの演技が注目されるこの作品。
面白かった!

地球儀をまわして指さした所へ行くー。
などという軽い気持ちでウガンダへと旅立った若きスコットランド人医師が出会ったのは、想像を絶する指導者だった!!
絶対的君主統制化のウガンダを舞台に、その独裁者の光と影「王」に近づき、
知りすぎてしまった男に迫り来る恐怖と闘いをドキュメンタリータッチで描いたサスペンス・スリラー。

実在の人物を描いた作品だけど、ストーリーはノンフィクション。
一見、小難しい感じに思えるけど全くそんなことはなくて
かなり分かりやすく、かなり映画らしい映画に仕上がってる☆
前半は陽気なアミンの人柄がよく表れていて、
こいつけっこういいヤツじゃないの?って思える。
が。
次第にその恐ろしい本性が見えはじめて、、、という過程もすごく面白く見入ってしまった。
テンポもすごく良いし、そのストーリー展開と見せ方が上手くて
時にユーモアも交えながら
グイグイ引き込んでいくので長さを感じさせない。
原作はジャイルズ・フォーデンの「スコットランドの黒い王様」
監督は、ドキュメンタリー作品が多いケヴィン・マクドナルド。
(ミュンヘンオリンピックのテロ事件を題材にした
『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』で長編デビュー)
脚本は、ヘレン・ミレンがエリザベス女王を演じる『クイーン』で
今年度ゴールデングローブ賞やヴェネチア映画祭で脚本賞受賞、
もうすぐ発表になるアカデミー賞でもノミネートされている ピーター・モーガン。
話の軸となり、ほぼ主演といっていいほどの活躍を見せる青年医師。

誰だっけ?誰だっけ??とずーっと思って見てたら、、、、、

なんと『ナルニア国物語』の半人半獣、タムナスさん

ウガンダに行って医者してました!

フォレストウィテカーばかり評価されてるけど、
この人もなかなかやってくれます

英インディペンデント映画賞の主演男優賞にノミネート、
2006年英アカデミー賞の、ライジング・スター賞を受賞☆
実は今作全くのフィクションでもなくて、
実際にアミンにはスコットランド人の主治医がいたらしい。
イディ・アミンとは
(Idi Amin Dada Oumee, 1923年?- 2003年8月16日)はウガンダの軍人出身の元大統領。
身長2mを超す巨漢で、アフリカのボクシングヘビー級チャンピオンになった事もある。
白人ばかりのウガンダラグビーチーム唯一の黒人選手として活躍し、植民地軍中尉にまで昇進する。
軍参謀総長だった1971年1月に、クーデターでオボテ政権を打倒して政権を掌握。
アドルフ・ヒトラーを尊敬し、1970年代のウガンダに独裁政治を敷いた。
反体制派の国民約30万人(40万人説もあり)を虐殺し、「アフリカで最も血にまみれた独裁者」と称された。ニックネームは「人食い大統領」
1978年、隣国タンザニアに侵攻するも失敗、逆にタンザニア軍に首都のカンパラまで攻め込まれた。
1979年、反体制派のウガンダ民族解放戦線に攻撃されて失脚。
リビア経由でサウジアラビアに亡命した。
2003年8月16日、亡命先のサウジアラビア、ジッダの病院で、多臓器不全による合併症で死去。
一部Wikipediaより抜粋









この映画、なかなか好き。
難しげに、分かる人は分かるだろう?という雰囲気の『シリアナ』と比べ
(内容は全然関係ないけど)
何となく難しそうな感じがあるのに、娯楽性もありながら
人間の、表面では理解できない恐ろしさを描く。
後半ややツッコミどころが、、、
でも、そういうのを含めても面白い作品。
観た人が読む、ひとことツッコミネタバレ
タムナスさん、こんな大統領の奥さんと寝るのが悪い!!
人の裏切りに対する復讐は怖いのだから。
ラスト近く、あんな拷問をした後、許せない人間をそのまま放っておくか?!
逃げられてもムリもない。。。。
普通はしっかり捕まえておくでしょう。あれだけ護衛の人がいて。
そして、まんまと飛行機に乗れたなんて、、、。でも良かったね逃げられて☆
表向きは人当たりのいい善良な人間が、内に秘めた恐ろしさ。

本物のアミンを見ているかのようだった。と監督はウィテカーを絶賛、
実在の人物を演じるに当たって、ウィテカー自身は
"演技を直接的な物まねにしないこと”に注意をしたという。
そのため、スワヒリ語も学んだ。
彼が何者であったにせよ、実在した人間としてある種の本質を捉えることに心がけたそう。
この作品を観てしまえば、アカデミー賞最優秀男優賞
ディカプリオにとってもらいたくてもきっとこっちだろうなぁ、、、
と実感せざるを得ない。 それくらいハマってました


The Last King of Scotland 2006年 アメリカ=イギリス 123min
3月10日より ロードショー














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ご覧になったんですね~
面白そうだし、やっぱりフォレスト・ウィテカーの演技見たいなぁ・・・
と、そこで質問なのですが、凄惨なシーンはありますか?
イタイシーン、超苦手なので・・・
nonさん、すごーくいい質問下さいました
書こうかどうしようかと思ったんだけど、、、、
一瞬、すごい惨いシーンが出ます。
それと、痛いシーンもちょっと
でもそのために観ない人が増えてしまうのはちょっと惜しいのであえて伏せたのですよー。
なんというか、痛いシーンは重要ではなく
その内に秘めた本性の恐さを描くために必要で、、、
でもフォレストの演技もすばらしいし、
作品としてもすごく面白いのでぜひ観て欲しいです~!
あ、マリー観てきました、、、
あとでupするのでnonさんとこにあそびにいきます
そうですよね・・・
それが重要な訳じゃないし、だからこそ目を反らしてはいけないんだろうし・・
見れれば見てみますね~
好みっぽい感じなので、必ず観ようと思います。
今年はホント忙しくてまだ劇場で映画を観てないんですが、今週末は少し余裕があるので、migさんが高評価の「それでもボクはやってない」あたりから見ていこうかと思います。
下の本文読まずにコメント失礼します;;
あははー でも最初に文字飛び込んできましたよ。
フォレスト・ウィテカーって「クライングゲーム」
の頃から鶴瓶さんに似てるなぁって自分もいつも
思ってました!(笑)
これって確か昔「食人大統領アミン」って映画に
なってた気がします。見た事ないんですけど、
スプラッタに属する映画だったような・・。
ロンドンでいっぱいポスター&CM観たよ!
なんか怖い感じだったけど、
どんな内容かなぁ~って思っていたんだ
公開されたら観にいこうっと
migちんの「マリー・アントワネット」レビュー、楽しみだなぁ~。
どこまで斬ってくれるのかなー?いひひ
わざわざまたコメントありがとうございます
一瞬、キツイシーンだけど長引いたりしないので
(笑)大丈夫だと思います!サスペンスとして楽しめるので観てほしいなぁー
これ観る時に、へー太さん好きそうかもって
頭よぎったので
途中まで、8レベルに楽しんでたんだけど、
ラストでちょっとつっこみ入っちゃった☆
でもへー太さんはきっと楽しめるはずなので
是非感想聞きたいな♪
へー太さんのページ、今日は映画みたかな?って
毎日みにいってます(笑)
それでもボクは、、、、は観て欲しかったので
レビュー、楽しみにしてますね
出てましたっけ?
よく覚えてるなーkazuponさん
フィンチャーのパニックルームではひ弱ないい人そうな犯人グループの一人で、全然怖くなくって面白かったです。
監督としては優しい作品ばかり撮る人なんですよね★
やっぱり鶴瓶ですよね
人食いってアダナだったみたいですよーほんと。
スプラッターですか? 何か、普通の人間だけに怖いな~
kazuponさんの感想も楽しみにしてます!!
すごく映画らしい映画でエンターテイメントとして楽しめちゃうので是非観てほしい!
きらりんも面白いっていうと思うなー
きっとアカデミー賞で男優賞とると思う!
マリー。。。。。てへへ
ハッキリスッパリ斬っちゃった