
最近、電車に乗って何か後ろに手がある!って思って振り返るとそれは女性。
男性はすごく気を遣って、なるべく女性の体に密着しないようにしてるんだな。
ってこの頃感じてた。
車中でも、「痴漢行為があった場合は、、、、」などのアナウンスも流れるし
そういう痴漢行為の卑劣さはちゃんと認識してて、痴漢に間違われたくない
という男性の意志の現れ?も感じるような。。。
「シコふんじゃった」「Shall we ダンス?」など、
人間味溢れた、一生懸命な人間が頑張る姿をコメディとして楽しむ作品が多い
周防正行監督の11年振りの新作
今回のテーマは裁判。
テーマは、有罪か?無罪か?を問うのではなく、
現在のニホンの裁判の実情、裁判官を裁くドラマ。
これがニホンの裁判だ!
とどかんとつきつける。
殺人事件をテーマにしたのではなく、
割と身近に日々起こりうる、痴漢犯罪という亊の着目したのは
"痴漢冤罪事件には日本の刑事裁判の問題点がはっきりあらわれる"
という点に、周防監督が自らの取材を通して気付いたから。
日本では、刑事事件で起訴された場合99.9%が有罪!!
被告人を無罪にするには、裁判官にかなりの勇気がいるし能力もいる。
無罪を勝ち取るのは大変なこと。
仮に本当に"やってなかった"としても示談という手がある。
やったと認め、お金を払って釈放してもらえば拘留されずに帰してもらえる、、、、。

痴漢に間違えられ現行犯逮捕されてしまった。

警察署では取り調べで、いくら無実を訴えても聞いてもらえず、
担当刑事に自白を迫られ、拒否したら留置場に拘留された!
裁判は長引くというが、やってもいないことを認めるわけにはいかない!

なにをいわれようと、
それでも、ボクはやってないんだから。
やってもいないことを認めるなんて亊、わたしなら絶対イヤ!!
実際に、無実の罪で何年も刑務所に入れられて人生を棒に振った人もいる。
犯した罪を認めさせ、反省させ2度とおこさないように罰することは勿論大事だけど、
反対に本当に罪を犯していない場合、無実を立証し、認め、開放してやることも重要。
それが一人の裁判官の判決にかかっているとしたら
どんな事件でも安易に考えちゃいけないし、ましてや自分の有利になるように
私欲を働かせるなんてもってのほか!
人ひとりの人生がかかってるんだから。








感想は書ききれないくらい

現在の日本の裁判の実情をありのままに、ヘんに笑いを入れて盛り上げたリすることなく
テンポよく見せる手腕はさすが周防監督

2時間23分というのは、我に返った瞬間はちょっと長いかな?という感じも
するけど、飽きさせる亊なくかなりの集中力で見入ってしまった。
あまり普段、知る事のできない日本の裁判の現状を知るいい機会になりました。
劇場で、是非

主演の加瀬亮くん、『硫黄島からの手紙』のあの人だと 観る直前に知ったけど
どこにでもいそうな普通の感じがすごくいい。
この作品、痴漢される側に同情するものではない。
何もしてないのにやっただろ、と言われ
無実の罪を証明するために戦うこの一人の青年に完全に感情移入。
男性は、明日は我が身??
いや、女性のわたしたちだって もし被害者になった場合。
ちゃんと本当にその人だという確信がなければ、安易に人を訴えたりしちゃいけない



ベテラン弁護士には役所広司。
はじめは同じ女性として痴漢事件の担当を嫌がっていた新米弁護士に瀬戸朝香。
次第に本当にやってないという事実を確信、積極的に動きはじめる。

母親にはもたいまさこ、友人に山本耕史。
そして本当に憎らしい検事と裁判官を演じた、尾美としのりと小日向文世がお見事!!

もうすぐupってところでたくさん書いた記事の半分消えちゃった


ショックー

何とか書きなおしたけど、、、、

今週は試写が沢山あるので、映画週間になりそうです

『マリーアントワネット』気になるんだけど、キルスティンだし(笑)
もっと気になってたこちらの映画を選んじゃった

近いうちに観ようと思ってるけど、評判はどうかな~??
TBのお返し、ちょっと遅れてます。。。。ごめんなさい☆














人気blogランキング←please click
















クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援ありがとう






日本の裁判ってこんなにおかしいんですね。
ほんと、おかしい!
今後のことを考えるとどうなるんだろうとも思いますし。
実際にこんな現状だなんて、本当に怒りを覚えますね。
恐ろしい映画だったよね。。。
うちの旦那さまが捕まっちゃったらどうしよう、、、あとでよぉく注意しておかなくっちゃ
裁判所も検察官も刑事も被害者もあのでぶちんもみぃんなむかついたよね。
無罪という物的証拠がなければ無罪にはなれないのかな、、、すごい理不尽な世の中
キルスティンよりこっちを選んで大正解
荷物はどこに持てばいいんだぁ~って(笑)
一度触られたことがあります。中央線で。
特快とか10分くらい止まらない電車って多いのかなぁ~などと思いつつ、俺が男だと知って触ってるのか女だと勘違いして触っているのかも考えてしまいました・・・
よろしくお願いします。
やってもないことをやったとは、
私もとても言えないです。
それだけに、主人公にかなり感情移入して
観ていました。
何もしていないのに、やったと言ったほうが楽になるって、おかしいよ。
裁判官も有罪にしたほうが、自分の評価がUPですか!
男なんて、女性にチカンと言われたら、どうすることも出来ないのよね。(>_<)
怖くて電車に乗れなくなるよ。
へんな、いちゃもんつけられたら、人生終わりです。
>それが一人の裁判官の判決にかかっているとしたら
>どんな事件でも安易に考えちゃいけないし、
>ましてや自分の有利になるように私欲を働かせるなんてもってのほか!
ほんとそうですよね!
裁判官の“裏事情”にはガク然としました。
結局は権力のある者が人の人生を安易に左右してしまうという現実。。
そしてもし自分が母親だったらとか友達だったらとか
色々考えさせられて、観る価値のある映画だったと思います。
また寄らせていただきます♪
P.S.
TBの件、ご面倒をおかけしていてスミマセンm(_ _)m
先週のメンテナンスに期待していたのですが、改善されていないことが分かり、
さきほどついにニフティのブログ関連の問合わせ窓口に
「他の方からのTBが入らない」という内容のメールを送りました。
これで原因が分かって改善に繋がるとよいのですが・・・今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m
日本の裁判って、こんなことになっているなんて驚きでした。
映画は私にとっていろんな事を教えてくれる先生みたいなものと常日頃思ってきましたが、これを観てまた一つ知らなかったことを学びました!
自然体な演技というか、作品の中に溶け込んでる感じが好きです♪
裁判をテーマにした映画っていろいろあるけど、とても考えさせられますよね。
やっぱり、考えてしまいますね~~。
こんなふうに裁判が行われるのかと知りましたし、刑事ドラマなどではよく見る刑事の取り調べ風景も、また違った受け止め方をしましたし・・
色々考えさせられる映画でした。