ゴヤが、いったい何を観たのか??
『カッコーの巣の上で』『アマデウス』
と2度のアカデミー賞作品賞受賞暦を持つ ミロス・フォアマン監督作。
脚本 ミロス・フォアマン、ジャン=クロード・カリエール
原題は「GOYA's GHOSTS」
『宮廷画家ゴヤは見た』ってインパクトあるしなかなかいい邦題
この作品、タイトルにゴヤとあるものの、
ゴヤの生涯に焦点を当てたものではなく、彼の目を通して
彼のモデルとなった2人の人物の運命を
共産主義の当時のスペイン背景に描いている。
ゴヤ自画像
フランシスコ・デ・ゴヤ
1746年-1828年
ディエゴ・ベラスケスとともに、スペイン最大の画家。
ベラスケス同様、宮廷画家として重きをなした。
ナポレオンのスペイン侵略以降、恐ろしい画を描くようになる。
ゴヤを演じるのは『パイレーツオブカリビアン』シリーズのステラン・スカルスガルド。
来年日本公開の『マンマ・ミーア』にも出演。
確かにゴヤになんとなく似てる。

この人も良かったけど、 裏の?主役はこのお二人!
『ノーカントリー』での鬼気迫る男が記憶に新しいだった、ハビエル・バルデム

その濃ーいお顔で、今回もかなりのインパクトありすぎの神父ロレンソ。
さすが、うまい!!のひとことです(単純な表現だケド)
憎たらしい!

コスチュームものがお似合いのナタリー・ポ-トマンは二役!
演技力ではこちらも決して負けてない。
今回、特殊メイクで異端尋問で運命が狂わされた少女を演じる。

綺麗な役どころではなく、収監されてから
みすぼらしく変貌した姿をさらしたのは凄い(写真はないので劇場で確認を!)
それとフルヌードにまで!(これは『ダージリン急行』内の短編、『ホテル・シャバリエ』同様くらいのヌードでちょこっと)
天才画家・ゴヤが描いた2枚の肖像画
――天使のように清らかで美しい少女・イネスと、威厳に満ちた神父・ロレンソ。ゴヤでさえ、予想もしなかった。
違う世界に生きる2人の男女の行く末。
18世紀末から19世紀始め、動乱のスペイン。
芸術家の最高権威、宮廷画家に任命されたゴヤは、王妃の寵愛を受ける一方で、権力や社会を批判する絵画も描いていた。
ある日、友人である裕福な商人の娘・イネスが、無実の罪で拘束される。
ゴヤは彼女を救おうとするのだが――。






6/10
ミロス・フォアマンの映画は、1975年の『カッコーの巣の上で』以降の作品は全て観てるけど、
基本的には好きな作品が多いので今回のも楽しみでした♪
わたしは印象派の時代の絵画が好きで、そのもっと以前のロココ時代のゴヤの画については有名な作品しか知らないし、
実際には昔、ルーブル美術館で見たかな??程度。知識も殆どなかったんだけど
劇中で有名なゴヤの絵画が出てきたり、ストーリーはゴヤがモデルとして描いた人物2人の運命が狂わされる話で
ゴヤの生き様についての映画ではないので、すんなり入ることが出来た。

でも最初の20分くらいは話がなかなか進まずちょっと眠くなった。(寝てないヨ
)
娘を捕われた家族が、ゴヤとロレンソを招いて食卓を囲んで話すシーンから
だんだん面白くなって引き込まれていった。

この時代背景としては、劇中で名前も登場するけどゴヤの生きた時代はモーツァルトとほぼ同じ。
ミロス・フォアマン監督はゴヤのことを
「ジャーナリストのように優れた観察者だった。」 と言っていて、
弾圧された民や、権力者をスケッチで描き続けたらしい。
第三者としてゴヤの目線で2人の人物の姿を描ききってるのがさすが巨匠監督の手腕。
脚本に深みがあるというほどでもないけど、、、、。
そして役者の力も大きい。
とくにナタリー・ポートマンの演技力には毎度脱帽。
今回もその姿が見どころのひとつ
極端な展開というか、ドラマティックになりすぎる部分もなく抑えめな演出も良かった。
DVDでお家でゆったりと観るのもいいけど
歴史ものが好きな人、アートが好きな人にはオススメです♪
エンドロールは最後の最後まで、ゴヤの絵が沢山登場して
フランス行って美術館巡りしたくなっちゃったなー
鑑賞した後、いくつかのこの映画の宣伝文を見たけれど、感動作と謳ってるところもあったのはちょっと驚き。
とくに、感動作!ではありません。
そこを期待しちゃダメ。上にも書いた通り、ゴヤの人生とかじゃなく
2人の男女の運命を描いてるので、ゴヤに興味がなくても見られるはず
最後に、ゴヤの有名な画を一枚。
スペインが、フランスのナポレオンによって占領された時の様子を描いた作品。

「マドリード、1808年5月3日」 マドリード プラド美術館所蔵
公式サイト
GOYA'S GHOSTS 2006年 アメリカ=スペイン 114min
10月4日より、公開中~!
スカーレット・ヨハンソン競演のこちらはもっとオススメ。
ブーリン家の姉妹
ナタリーもスカちゃん同様、今月2作が公開
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ナタリー・ポートマン、ミージシャンと破局
今年3月から交際していて、度々一緒にいるところが目撃されてた
ベネズエラ出身でちょっと変わったソングライター、デヴェンドラ・バンハート(27)と9月末に別れちゃいました。

この通りの変人変わった方。
最近、一人でいるところをパパラッチされたナタリー・ポートマン(27)

今は男よりワンちゃんかな?

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『カッコーの巣の上で』『アマデウス』

脚本 ミロス・フォアマン、ジャン=クロード・カリエール
原題は「GOYA's GHOSTS」
『宮廷画家ゴヤは見た』ってインパクトあるしなかなかいい邦題

この作品、タイトルにゴヤとあるものの、
ゴヤの生涯に焦点を当てたものではなく、彼の目を通して
彼のモデルとなった2人の人物の運命を
共産主義の当時のスペイン背景に描いている。

フランシスコ・デ・ゴヤ
1746年-1828年
ディエゴ・ベラスケスとともに、スペイン最大の画家。
ベラスケス同様、宮廷画家として重きをなした。
ナポレオンのスペイン侵略以降、恐ろしい画を描くようになる。
ゴヤを演じるのは『パイレーツオブカリビアン』シリーズのステラン・スカルスガルド。
来年日本公開の『マンマ・ミーア』にも出演。


この人も良かったけど、 裏の?主役はこのお二人!
『ノーカントリー』での鬼気迫る男が記憶に新しいだった、ハビエル・バルデム

その濃ーいお顔で、今回もかなりのインパクトありすぎの神父ロレンソ。
さすが、うまい!!のひとことです(単純な表現だケド)
憎たらしい!

コスチュームものがお似合いのナタリー・ポ-トマンは二役!
演技力ではこちらも決して負けてない。
今回、特殊メイクで異端尋問で運命が狂わされた少女を演じる。

綺麗な役どころではなく、収監されてから
みすぼらしく変貌した姿をさらしたのは凄い(写真はないので劇場で確認を!)
それとフルヌードにまで!(これは『ダージリン急行』内の短編、『ホテル・シャバリエ』同様くらいのヌードでちょこっと)

――天使のように清らかで美しい少女・イネスと、威厳に満ちた神父・ロレンソ。ゴヤでさえ、予想もしなかった。
違う世界に生きる2人の男女の行く末。
18世紀末から19世紀始め、動乱のスペイン。
芸術家の最高権威、宮廷画家に任命されたゴヤは、王妃の寵愛を受ける一方で、権力や社会を批判する絵画も描いていた。
ある日、友人である裕福な商人の娘・イネスが、無実の罪で拘束される。
ゴヤは彼女を救おうとするのだが――。








ミロス・フォアマンの映画は、1975年の『カッコーの巣の上で』以降の作品は全て観てるけど、
基本的には好きな作品が多いので今回のも楽しみでした♪
わたしは印象派の時代の絵画が好きで、そのもっと以前のロココ時代のゴヤの画については有名な作品しか知らないし、
実際には昔、ルーブル美術館で見たかな??程度。知識も殆どなかったんだけど
劇中で有名なゴヤの絵画が出てきたり、ストーリーはゴヤがモデルとして描いた人物2人の運命が狂わされる話で
ゴヤの生き様についての映画ではないので、すんなり入ることが出来た。

でも最初の20分くらいは話がなかなか進まずちょっと眠くなった。(寝てないヨ

娘を捕われた家族が、ゴヤとロレンソを招いて食卓を囲んで話すシーンから
だんだん面白くなって引き込まれていった。

この時代背景としては、劇中で名前も登場するけどゴヤの生きた時代はモーツァルトとほぼ同じ。
ミロス・フォアマン監督はゴヤのことを
「ジャーナリストのように優れた観察者だった。」 と言っていて、
弾圧された民や、権力者をスケッチで描き続けたらしい。
第三者としてゴヤの目線で2人の人物の姿を描ききってるのがさすが巨匠監督の手腕。
脚本に深みがあるというほどでもないけど、、、、。
そして役者の力も大きい。
とくにナタリー・ポートマンの演技力には毎度脱帽。
今回もその姿が見どころのひとつ

極端な展開というか、ドラマティックになりすぎる部分もなく抑えめな演出も良かった。
DVDでお家でゆったりと観るのもいいけど
歴史ものが好きな人、アートが好きな人にはオススメです♪
エンドロールは最後の最後まで、ゴヤの絵が沢山登場して
フランス行って美術館巡りしたくなっちゃったなー

鑑賞した後、いくつかのこの映画の宣伝文を見たけれど、感動作と謳ってるところもあったのはちょっと驚き。
とくに、感動作!ではありません。
そこを期待しちゃダメ。上にも書いた通り、ゴヤの人生とかじゃなく
2人の男女の運命を描いてるので、ゴヤに興味がなくても見られるはず

最後に、ゴヤの有名な画を一枚。
スペインが、フランスのナポレオンによって占領された時の様子を描いた作品。

「マドリード、1808年5月3日」 マドリード プラド美術館所蔵


GOYA'S GHOSTS 2006年 アメリカ=スペイン 114min
10月4日より、公開中~!
スカーレット・ヨハンソン競演のこちらはもっとオススメ。


ナタリーもスカちゃん同様、今月2作が公開

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ナタリー・ポートマン、ミージシャンと破局

今年3月から交際していて、度々一緒にいるところが目撃されてた
ベネズエラ出身でちょっと変わったソングライター、デヴェンドラ・バンハート(27)と9月末に別れちゃいました。


最近、一人でいるところをパパラッチされたナタリー・ポートマン(27)


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