goo blog サービス終了のお知らせ 

我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から今年20年!ありがとうございます✨

敬愛なるベートーヴェン/ Copying Beethoven

2006-12-28 09:33:38 | 劇場&試写★5
史実に基づいた実話の映画化が増えている昨今、これはあくまでも
"音楽家、ベートーヴェンの、歴史に隠されたもう1つの物語"
ということで完全フィクション。


今日はクラッシック音楽を聴きながら、優雅に?書いてます


ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
Ludwig van Beethoven (1770-1827)


演じるのは名優、エド・ハリス

                  ベートーヴェン、似てる??


わたしはどうしてもベートーヴェンというよりは、
エドハリスの真似をしてるニック・ノルティに見えちゃったんだけど。

いやいや、ちゃかすつもりはないのです
それほどに、いつものエド・ハリスらしさが全く感じなくて別人デシタ。



コピスト=写譜師 作曲家が書いた楽譜を清書する職業。

ベートーヴェンには3人のコピストがいたとされているが、3人目は明らかにはなっていない。
設定上その3人目という架空の人物アンナにはダイアン・クルーガー




1824年、ウィーン。
"第九"の初演を目前に控えながらも楽譜が完成しない中、ベートーヴェンのアトリエに
作曲家を目指す若き写譜師アンナが派遣されてくる。
ベートーヴェンは初めアンナを冷たくあしらうが、彼女の才能を知り仕事を任せることに。
尊大で傲慢なベートーヴェンだが、ただ一人の肉親である甥だけは溺愛していた。
しかし甥がその一方的な愛を疎ましく感じていることに気づかない、、。
そして初演の日。難聴から指揮を怖れるベートーヴェンを助けたのはアンナだった...。


             

わたし自身は、昔数年間だけどピアノをやってた亊もあるので
クラッシックはたまに聴きたくなるくらいけっこう好き
(とは言ってもCDだけど☆)
特にモーツァルトが好きなので、モーツァルトの謎に満ちた生涯を綴った名作、
アマデウス』(1984年度アカデミー賞作品)が大好きで、、、
あれは本当に面白いし見応えのある作品だった。

今作はベートーヴェンだけど、映画化すると聞いてすごく興味深かった。
元々、実在する人物の話は実話を期待したいところだけどそうじゃないから
そういう意味では興味が薄れてしまったのは事実。
まあ、映画だしと言ってしまえばそれまでだけど、欲を言えば
それならそれでもっと脚色しちゃって脚本に面白さが欲しかったな。
それと、実在しない人物だからやっぱりリアリティに欠けてしまったように思う。

ただ、描いたのを晩年の時期に絞ったのは正解だった。
モーツァルトという偉大な人間の一生を映画化するには到底2時間やそこらでは無理だもんね。

この作品、原題が『Copying Beethoven』であるように女性コピストとの関わりが重要ポイント。
それが存在しない人物で想像のものなら、音楽ドラマとして観るべきなのかもしれない。

5/10
海外ではあんまり評判にはならなかったようだけど、
日本ではかなり人が入っているようで、評価もそこそこ高いようなので
ちょっと期待しすぎたかな。
監督は後で知ったけど、レオナルドディカプリオが出演した
太陽と月に背いて』のアニエスカ・ホランド、、、、。
そういえばこの映画はいまいちだったなぁ、、、。




公式サイト
12月9日より 上映中~
Copying Beethoven 2006年 イギリス=ハンガリー 104min

---劇中使用された主な楽曲----
「第九交響曲」
「エリーゼのために」
「弦楽四重奏曲<大フーガ>」
「弦楽四重奏曲第15番」
「弦楽四重奏曲第14番」
「弦楽四重奏曲第9番」
「弦楽四重奏曲第6番」
「交響曲第7番」
「ピアノソナタ第32番」
「ヴァイオリンソナタ第7番」
「ピアノ協奏曲第4番」
「合唱幻想曲」





ゲイリー・オールドマンがベートーヴェンを演じた1994年の作品、
『不滅の恋ーベートーヴェン』
こちらの方が断然良かった

単なるラブストーリーじゃなく、ベートーヴェンの苦悩がよりよく伝わる秀作


-------------------------------------------------------------------------

さてついにこの作品で今年劇場で観たレビューは終わり、、、、

あとは2006年のベスト&ワースト ランキングを今年も近日upしますー
映画blogの皆様の個人ランキングを見るのもすごく楽しみ




人気blogランキング←please click

 クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援もありがとうございます


人生は、奇跡の詩/LA TIGRE NEVE/The Tiger and Snow

2006-12-15 00:25:15 | 劇場&試写★5

ここまで一途な男もすごい。
ロベルト・ベニーニ監督は今作でも主演/脚本/製作全てこなす。
べらべらべらべらずーっと出ずっぱりで喋りっぱなし!のベニーニはロマンティックで饒舌な詩人。
この作品、そんなミスマッチな印象ながらも、素敵な映像で魅せるコメディタッチの感動作☆

原題は「トラと雪」

毎日同じ女性と結婚する夢を見るほどその女性に夢中の大学教授アッティリオ。
過酷さを増すイラク戦争のさなか、最愛の妻が戦渦に巻き込まれ意識不明に。
最愛の人の命を救うために全てをかけて看病する夫。その甲斐あって、意識は回復するが記憶は戻らない。
そんなある日、妻の姿が夫の前から消えてしまう…。





何と言うか、道化師のような、チャップリンのようなベニーニの愛に溢れた映画で、
かなりベタ。コメディのベタは大好きなんだけど、
恋愛のベタがニガテなわたし。
そりゃありえんでしょー
なんてつっこみたくなりながらも、一生懸命なベニーニ演じるアッティリオの姿に、
これはつっこんじゃいけないのよね。と妙に納得させられながらの鑑賞。


これだけひとりの人をずっと愛するという姿を見せられると、
素直に感動する人は本当に心打たれるんじゃないかな?

ストーカーのような超モーレツアタック(笑)がすごい


愛するあのひとの為なら例え火の中、水の中!を地でいく男

主人公が詩人なだけに、素敵な台詞は随所に出てくる。
「ローマで雪の中にトラを見たら、あなたと暮らすわ」という愛するひと。
子供たちに聞かせる、初めて詩人になろうと決めたエピソードがステキ

ただ、いいなぁと思ったと同時に気になった点もいくつか。。。。
詩人で友人のジャンレノの存在。
中途半端であまり意味がなかったような気がする。
とりたてて、ジャンレノである必要性のない役で、ジェンレノじゃなくてもいいし。
でも、途中にある悲劇は悲しみを煽るようになっていた。

それと、コメディである部分がほとんど笑えなかった、、、
わたしにはどうもわざとらしく感じてしまって、1つも笑えなかった。
笑いのツボが違うのかも、、、、
約2時間の間、途中なかだるみ感あり、ちょっと長いなーと感じちゃった。

あ、ラスト近くになって女性の正体が明らかになるんだけど、気付かなかったなぁ
あれは驚かしどころなのかなー??

"トラと雪"のシーンは美しかった

夢の中のシーンで、
トム・ウェイツがこの作品の為に書き下ろした曲を熱唱するのは見どころのひとつ★



5/10
戦争、病気、という陰の部分が裏テーマにあるけれど、
あくまで前向きすぎるほどポジティブに、優しすぎるほど暖かく愛を歌う。
わたしはハマらなかったけど、伝わるひとには伝わるであろう、ベニーニの愛の結晶
ベニーニの喋りっぷりに圧倒されながらも、
"永遠の愛"というものについて考えてみたい人にはおすすめ★
ベニーニが好きじゃないって人にはツライかも。



公式サイト

でもやっぱりこちらよりも、、、


 『ライフ・イズ・ビューティフル』が好きだな~
アカデミー賞ノミネートの、笑って泣ける名作







人気blogランキング←please click

 クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援もありがとうございます



トゥモロー・ワールド/Children of Men

2006-11-28 01:42:28 | 劇場&試写★5

"子供のいなくなった未来"を観てきました~

ん??でも思ってたのと全然ちがうぞ、、、

SFかと思ったら、舞台は2027年というわりと近未来のお話。
そこでは、イギリス以外の国はほぼ壊滅していて、、、、。


凄まじい銃撃シーン。
爆発シーンのリアルさには目を見張るものがある。
そして、臨場感。




この作品が訴えるテーマ、重い今後の地球規模の問題などを考えたメッセージ性の強い映画と
捉えると、感動し、涙するかもしれないし楽しめるのかもしれない。。。

映画は娯楽性ばかりじゃないけど、ストーリー重視と考えてる人(わたし)には
正直言って「楽しめた♪」という作品じゃない。
109分という時間のわりにすごく長く感じたのもその一因。
それに前半30分くらいがちょっと退屈。
ジュリアンムーアとクライヴオーウェンの楽しそうな口移しのキャッチボールで
あ、と思って観てるとあの一瞬の出来ごと。

"映像はリアル。
銃撃シーンなどは、本当に自分が撃たれそう!(笑)という危機感すら一瞬感じるのだからスゴい。

原作はPDジェイムズの「The Children of Men」(人類の子供たち)でベストセラー本の映画化。
原題もそのまま『人類の子供たち』

監督は、CMでもしきりに言ってるけど『ハリーポッターとアズカバンの囚人』を撮った
アルフォンソキュアロン
この監督の2001年『天国の口、終わりの楽園』(←嫌い)はガエルガルシアベルナルを起用したけど
トロントで先日観てきた、
日本で3月公開予定の『パリ,ジュテームにも監督として参加。
でもあの沢山の中のどの作品なのかいまいちわかってない


子供が生まれない状況が18年にわたって続いていた2027年の世界。
政府の厳しい監視下に置かれた街でセオは、20年ぶりに再会した女性から人類の未来の鍵となる少女の救出を頼まれ、謎の世界組織の存在を告げられる。



話の展開が、クライヴオーウェンと一人の女性を巡ってのものなので、
意外とこじんまりしてる。



5/10
この映画、まだ観てない周りの人に「面白かった??」と聞かれたら、
「んーーーー、、、」と言っちゃうな。
今公開している映画の中からあえてコレを勧めはしないけど
「どうかな?」と興味を持ってる人になら「観てみて☆」と言いたい、そんな作品
ただ、娯楽大作ではないよ、という事だけ付け加えたい



トゥモロー・ワールド 公式サイト
Children of Men  2006年   イギリス=アメリカ 109min
  11月18日より公開中~

ちょっとネタバレ

マリカさんはとっても良いひとでした、、、。



しかし、ジュリアンムーア、、、、
あんな最初の方でいきなり消えちゃうとは



いい味だしてたジャスパーじいさん、誰かに似てるなーと思ったら
マイケルケイン様だったのね。。。。!
クリストファーウォーケンでも良い気もするけどそしたらコメディになっちゃうか


赤ちゃんを見て、皆が一斉に敬意を表したのは感動的だけど、
個人的にはあのラストはあまり好きじゃないなー。。。。
中途半端な感じ。

 ----少子化どころか、まったく子供が生まれなくなり、18歳の子が最年少という恐ろしい未来。この病みつつある世界で、何が原因となって子供が誕生しなくなるということが
この先起らないともいえない。
地球温暖化や廃棄物汚染、食品の遺伝子問題など様々な人類の抱える問題から
いつこんな未来にならないとも限らない。。。
そういう恐ろしさを訴えている作品。
単なる娯楽映画とはその辺 違うのね。。。。





人気blogランキング←please click

 クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援もありがとう~~


プロヴァンスの贈りもの/a good year

2006-11-20 10:20:20 | 劇場&試写★5


グラディエーター』でアカデミー賞作品賞に輝いた、ラッセルクロウ
リドリースコット監督が再び組んだ最新作


先頃全米公開されて興行は初登場10位というイマイチな滑り出し。
評論家たちからの評判は上々らしいこの作品、春に日本公開を前に一足先に試写で先週観てきた☆

この日はちょうどボジョレーヌーボーの解禁日とあって、
1杯の赤ワインをいただきながらの贅沢な鑑賞となりました
欲を言えばグラスで飲みたかったナ。透明カップじゃなくて


ラッセルっていつも"シドニー"とロゴ入ったトレーナー着てる、、、

ホテルのフロント係に電話を投げ付けたり、暴力沙汰を度々起こす暴れん坊のラッセル様ですが
リドリー監督とは息もぴったりらしく、、、、

この映画ではこんなリラックスムードで穏やかな表情。

この物語、原作は世界中でベストセラーになった
「南仏プロヴァンスの12か月」で空前の南仏ブームを巻き起こした(という)
ピーターメリルの最新作。
リドリースコットと彼は、30年来の友人らしくこのコラボレーションが実現したもよう。

この作品の一番の魅力は南仏プロヴァンスの広大な緑、ブドウ畑のその風景と、
画面から薫ってくるようなやわらかな風。
     

ストーリーは、イギリスで性格の悪い凄腕マネートレーダーとして慌ただしい生活を送っていたラッセル(マックス)が、
プロヴァンスで暮らしていた祖父の急な死の知らせを聞いて再び思い出の地を訪れる。
思わず吐きだしてしまいそうにまずいワインを飲んで土地と遺産の売却を決意。
それでもしばらくいるうちに懐しさと共に、プロヴァンスの魅力に気付き始めた頃、
叔父の娘だと名乗る謎のアメリカ娘が現れ、、、、。
心の中にも、変化が訪れる。。。
というけっこう単純?なものだけど
雰囲気がすごくいい
音楽がまた、いい
エンディングのフレンチなお洒落っぽさが気に入りました


『ネバーランド』『チャーリーとチョコレート工場』での可愛いさが印象的、
フレディハイモアくん
ラッセルクロウの幼少時代なんて、可愛すぎじゃ。

叔父さんには、名優アルバートフィニー。
原作にはなかったキャラクターだというけど、この映画では必要不可欠な人物として描かれる。
素敵な存在


リドリースコットの映画っぽくないなー、
というのが第一印象★
これに『グラディエーター』を期待する人はいないと思うけどそれとは勿論全く違う。
昔のフレンチコメディ映画テイストが加わったちょっと意外な作品だった☆


ラッセルクロウのコミカルな演技、初めて観たかも?


5/10
率直に感想を言うとちょっと好みにわかれるかな。
ワイン好きの人や『サイドウェイ』が好きな人は好きかも。。。。
それと、ラッセルクロウのファンの人。 (笑)
ストーリーがものすごくいい!とか、何かが起きる!っていうんじゃなく
慌ただしい都会の日々よりも穏やかな人生を決めた男の話なので、
リタイア後のこんな生活を夢見る人には楽しめるはず
わたしは中盤、ちょっとうっとりうとうとしかけちゃった


キレイなお話にまとめてるけど。。。。。
やっぱり、ラッセル(マックス)さん
急にここに残る事にした理由って、ほとんどこの人がいるからなんじゃないのォ~




公式サイト
a good year    2006年   118min
2007年 3月、全国ロードショー

※追記  この映画、アメリカでヒットしなかったせいか日本での公開無期延期になってしまいましたxxxx

※さらに追記。 日本での公開、7月になりそう。
タイトルの変更で『ア・グッドイヤー/プロヴァンスからの贈りもの』から、
『プロヴァンスの贈りもの』に・・・。
その方がいいね。(で、わたしの記事もタイトル変更済み☆)




またシドニー着てるゾ。。。 どんだけ愛国心に溢れてるんだ
プレミアの時も記者会見の時も、、、、。
TVでこの間インタビュー見た時もまた別のシドニーだった。
気取らないところがいいと言えばそうかもだけど。




ポスターとはまるで別人。。。






人気blogランキング←please click

 クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援もありがとう~~



キング 罪の王/THE KING

2006-11-18 19:30:00 | 劇場&試写★5


わたしの中の5大イイ男の中のひとり、

ガエル・ガルシア・ベルナル主演の2005年の作品。
ここへきてやっと日本でも公開。
初日の初回にはりきって?行ってきました
先着50名特典のハイビスカスリキュールまでもらっちゃって

愛を求めるがゆえに起こす罪

それも、人として決して犯してはいけない恐るべき大罪。

出来る限り情報を入れないようにして観たので、
何を考えてるのか、企んでるのかわからないということへの興味で引き込まれたけど

結局はガエルの復讐劇なのね。

それが分かって観ていたら、あまりに想像通りの復讐物語に感じるかもしれない。
壮絶な復讐を描いた作品は他にもたくさんあるし。
脚本はハルベリー主演『チョコレート』のミロ・アディカ。
監督はドキュメンタリー作品で様々な賞受賞のジェームズ・マーシュ。

5/10
ガエルの演技はあいかわらず最高

このスポーツ刈り、ヤダ


海軍を退役し、死んだ母から聞いたまだ見ぬ父デビッド(ウィリアムハート)に会うためテキサスの田舎町を訪れたエルビス(ガエル)。
しかし、今は裕福な牧師として妻子とともに暮らすデビッドは、エルビスの存在を拒否。
絶望したエルビスは父の娘であり、異母兄弟であるマレリーを誘惑し、、、。

      
このマレリー役の子、ペルジェームズ。
本当は29歳なのに16歳を演じたっていうのが一番びっくりかも!?



ちょっとネタバレ感想

105分という短さのわりには長く感じられる映画だった
退屈という意味ではないんだけど、描写やストーリー進行がひたすら丁寧でスローで。。。
初めはエルビスの目的は何なのか、もしかしたら本当に腹違いの妹に恋しちゃったのか??
なんて思いながら観ていた。

でも全て計算だった。
セクシーで優しいエルビスに簡単にコロっといってしまう娘も浅はかだなぁーと思うけど
ガエルが相手だったらそれも仕方ないか、、、、。
兄が殺されたのに平静としてたり、ちょっと普通じゃ考えられない子。
それと最初にエルビスを受け入れなかった父親、
息子が行方不明になった後、普通最初に疑わないものだろうか??
息子が戻ってこないとわかってからは疑うよりもあっさりと迎え入れてしまうなんて危険すぎですから!!



同じ自分の子供として、愛情を持って接していたなら、
こんな悲劇にはならなかったはずなのに。


どんな理由であれ、人の命を勝手に奪う事は許されない事だけど
そういう意味ではこの父親は自業自得、
ガエル(エルビス)のした事は少しはわからなくもない。
でも、
復讐とは自己満足の為であってそこからは何も生まれない、
虚しさしか残らないもの
だと思うな。。。。



公式サイト
THE KING   2005年 アメリカ 105min

  
監督業にも進出で来年公開されるらしいガエルくんの新作は、現在全米公開中の『バベル』
このロンゲ、ちょっときもい
の他、
エターナルサンシャイン
ミシェルゴンドリー監督/脚本『THE SCIENCE OF SLEEP』
(邦題、『恋愛睡眠のすすめ』に決まったみたい

official site (france)


            
共演はシャルロットゲンズブール。
睡眠中に恋愛するという不思議でロマンティックなフレンチコメディドラマ

日本での公開は渋谷シネアミューズ他で
2007年 GWに決定

ほんと、これかなり楽しみ~






人気blogランキング←please click

 クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援もありがとう~~





テキサス チェーンソービギニング/TexasChainsawMassacreTheBeginning

2006-11-03 10:23:13 | 劇場&試写★5

これ観た後は、焼肉食べられませんよ!
migは食べられますが、、、

悪魔のいけにえ』(トビーフーパー監督)
と言えば、ホラー映画好きが必ず挙げる(はずの)
ホラーの傑作 わたしの好きなホラーベスト3に入る、、、、
人間の皮を被り、チェーンソーで次々に人に襲いかかる恐怖。
実在した殺人鬼エド・ケインをモデルに作られた今から30年以上前、1974年の作品。

ハリウッドはほんとにもうネタ切れすぎー!
リメイク版のビギニングまで作っちゃうんだから。
この映画、その『悪魔のいけにえ』の方ではなくて
2003年に、ジェシカビール主演でリメイクされたテキサス・チェーンソー
の"以前"の話。

世にも恐ろしい殺人鬼、
レザーフェイスの誕生の秘密が明かされる!
どんな風に人間の皮膚の仮面を被るようになったのか、
あの異常な家族に隠された秘密は??
などとオリジナルのファンが喜ぶようなその辺りが明らかになってるのかな?と思ったら

ちっとも明かされてない、、、、
わかったことと言えば、レザーフェイスの皮膚仮面の顔の持ち主。(犠牲者)

製作は、やたらとホラーのリメイクなどをやりたがるマイケル・ベイ
やっぱりまたもお金儲け主義
この作品は元々、実在の人物の残虐な事件が基ということで
その異常な行動自体が不可解であり、不愉快。

初めて観る人、特にこんなに残虐なのを普段観ない人ならかなりゲンナリ、
想像が付く通り、相当後味も悪いので
ジェットコースター嫌いの人が無理矢理乗せられてグッタリするのと似た感覚になるかも。。。

結局、レザーフェイスの誕生の秘密っていうのは
"秘密"ではなくて、ただ生まれたシーンと工場での一件を入れたというだけで
リメイク版の方とやってる事は一緒。
血などはかなりリアルで生臭くて気持ち悪いように出来てるけど、その怖がらせ方は極めて古典的。
突然の爆音で観客をびびらせる。

監督は『黒の怨』のジョナサン・リーベスマン(知らないよ!)

 
犠牲になるのはやっぱりこんな若者グループ

       このひと
じいさんのクセに、やたら強すぎ!!  (笑


若いんだからもうちょっと頑張ろうよー。


こんなばあさん(見張り兼、食事係の母親)なんてすぐにやっつけられそうなんですケド。



5/10

ちょっと否定的に書いちゃっけど、つまらないわけではないです。
『悪魔のいけにえ』も『テキサスチェーンソー』も知らないで観た人は
相当怖くて、いくら睡眠時間が前日4時間だとしても
ウトウトなんて出来ずに、手に汗握ることになるはず!
オリジナルのファンとしては、そのまんまじゃやっぱり物足りない。。。
+a の何かがなくちゃ、ビギニングする意味、ないんじゃないのかね??
演出などはきちんとしてたから退屈しないで食い入るように観られました☆
この後の話、『テキサスチェーンソー』を観なくても大丈夫だけど、
こっちを観るのなら『悪魔のいけにえ』をお家でDVDで見てって言いたくなっちゃうな
あれ?でも再販なかったのだったかな?



1939年8月、一人の赤ん坊が食肉処理工場で血まみれの中で奇形児として生まれた。
そしてすぐにゴミの中に捨てられた。
その後ゴミを漁っていた女に拾われた赤ん坊はトーマスと名付けられ、夫と暮すヒューイット家で育てられる。
トーマスは6歳の時、自傷性の変性顔面異常症と診断されるが
その頃から動物を殺して解体するなど異常性が際立っていた。

長いこと働いていた食肉処理工場が閉鎖された衝撃から工場長をハンマーで殴り殺してしまう。
自分の土地に異常な執着を持つヒューイット家の家族たち。
自分の土地に足を踏み入れた人間を殺しては肉を夕食のおかずとして並べるのだった。
ヒューイット一家の殺戮が始まった…。



『姉のいた夏、いない夏』でキャメロンディアスの妹役をしていた
ジョルダーナ・ブリュースターが一番ガンバル
          

彼氏のあんなシーン見たら、普通は失神するか、吐いちゃうかだと思うケド、、、



公式サイト
The Texas Chainsaw Massacre: The Beginning  2006年 アメリカ  92min
11月11日~失神寸前ロードショー <R-15>  

このところ、立て続けに血みどろなホラー公開、ちょっとしたホラー大会になっちゃってます
(ホラー嫌いな人にはどうでもいいレビューだね。。。)

その残虐さは、現在公開中の『ホステル』、18日に公開の『SAW3』と比べると、、、
どれも痛さはけっこうキテて同じくらいかも
migは怖いのもグロいのも平気といっても、
さすがに3作品とも強烈なシーンでは顔歪んで観てました
うーん、どれも痛すぎる
 
でも、怖いのダメな人と観るのは面白い☆(←鬼?)
ホラー苦手な人も、たまには怖いもの観たさでいかがでしょう?




人気blogランキング←please click

 クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援もありがとう~~




スネーク・フライト/SNAKES ON A PLANE

2006-10-22 01:25:25 | 劇場&試写★5


数千匹のヘビたちが機内で暴れまわる
それも数十種類の毒蛇
飛行機という密室、逃げ場はない! さてどうする


こんなバカげた話、けっこう好き~♪
はじめからB級の匂いプンプンしてたけど、バリバリB級超大作!!

監督が「デッドコースターセルラー
デイヴィッドエリスなのでますます観たくなり、初日に観てきました~
はりきりすぎ??

初日なのに、お昼の回ガラガラ。。。。大丈夫なのか??


いかにもアメリカ人が好きそうな、バカバカしいお遊び込みのパニックムービー
実際、アメリカでは今年8月に公開されて「パイレーツオブカリビアン」を抜いて
初登場1位になった(という触れこみ)作品。

サミュエルLジャクソンが身体張ってヘビと戦う
こんなB級作品に、楽しみながら出演しちゃうエルエルさん。

エルエルは至って真剣だけど
かなりコメディ入ってます!!
そもそもたった一人の目撃者を抹殺するために、
わざわざ大がかりなしこみ(毒蛇を機内へ潜りこませる)をする
組織のおバカっぽさにまず笑える~ 

ポップコーン片手にわははと笑って観るような娯楽映画
(実際はそんなには笑えないけど)

それでも決してチープになっていないのは
CGばかりに頼らずに、本物の蛇をふんだんに登場させているから


密室+上空+毒蛇+飛行機墜落の危機からどう免れる??


見どころはやっぱり
1.ヘビにどんな襲われ方するのか。
2.エルエルさんの活躍っぷり。
3.(マニアックな人には)どんなヘビが出てくるのか。

の3つかな。 (笑



5/10
人がパニックってるのを観て楽しむなんて悪趣味な話。
最後の方なんてほんともう、ハチャメチャな感じ。
だけど普通に楽しめたし嫌いじゃない☆
とりたてて面白い展開になるわけでもなく、
発想が面白いのだからもうちょっと演出/脚本で面白くなったかも、とも思えたけれど。
(とまたエラそうな事言っちゃたりして)
どうやって蛇機内に通ったの?とかいちいちつっこんでいるとダメ。
ブラックジョークとして楽しめる人にはオススメ☆
今回、何となく☆1つオマケにしようかとも思ったけど後半わりと普通だったのでこの評価。

これはもう、サミュエル兄貴に任せて娯楽作品として楽しむべき作品




毒ヘビに襲われるシーンはそれぞれけっこう強烈だけどコメディタッチ☆



乗客の中には、赤ちゃん連れの奥さんがいたり、
人気のラッパーがいたり、文句の多いオヤジがいたり、
明らかにパリスヒルトンをモデルにしたっぽい、
携帯手離さずペットのチワワを抱え込む女の子も登場
あんまりバカっぽくない風の女優だったので、いまいち。
どうせだったら本物のパリスに出てもらっちゃえばよかったのに





説教おやじ。


せっかく色々な人間いるのに、それぞれのキャラがちょっと弱いかも。
『メリーに首ったけ!』でキャメロンの隣人のヘンなおばあさん、
リン・シェイ
もフライトアテンダントとして出演してたけど
いつもの持ち味があんまり活かされてなくってちょっと残念xxxx

副操縦士がやられちゃってから、かわりに操縦しはじめたゲームマニアのおデブさん。
サミュエル「どこで覚えた」
ゲームマニアさん「プレステ2」

    

しまいには  プレステ万歳~!!

このノーテンキなバカっぽさが憎めません。。。。


そうそう、それとエンディングのPV
"ヘビが機内に入り込んだ!"♪というラップを歌うのは、一般公募で通った普通の人!!
それにちょこっとカメオでエルエルさんも出ているのがオモシロイ☆



ハワイ発ロサンゼルス行きのジャンボジェット機。
FBI捜査官フリンは、悪の組織のボスによる殺人現場を目撃してしまった青年ショーンを裁判所で証言させるため、その飛行機に極秘搭乗していた。
それに気づいた組織は、ショーンの抹殺を謀る為
機内に数千匹の毒蛇、大蛇の大群を放っていたのだ!!
特別フェロモンをかがされてハイになったヘビたち。
通気口などから乗客たちに一斉に襲いかかった!
操縦席にも危機が迫り、機長を失ったジェット機は急降下、墜落の危機!!
そんな中、あの男が立ち上がる。


 公式サイト
Snakes on a Plane 2006年  アメリカ 107min
[監督] デイヴィッド・R・エリス 
[脚本] ジョン・へファーナン/セバスチャン・グチエレス 




「あ、タラちゃん、ブラックマンバ捕まえたかもよ...」
『キルビル』観てね



最近じゃヘビもファッションのひとつ




人気blogランキング←please click

 クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援もありがとう~~



16ブロック/16 Blocks

2006-10-18 08:43:18 | 劇場&試写★5


16ブロックって、北海道なら札幌駅からすすきの、
渋谷からなら原宿までの距離らしい 
(笑)

そんな短い区間にある裁判所に、
証人を護送するという仕事を上司に突然任された刑事に、
『ダイハード』での頑張り板に付き、運のない刑事をやらせたら右に出るモノなし
ブルースウィリス。なかなか簡単に目的地に辿りつけない。

くたびれておじいさんになっちゃってるけど、まだまだカッコイイ~


今回、地球は守らないが、一人の男を命がけで守る☆


ラップを歌ってるかのような台詞まわし、お喋りな証人 モス・デフ。
この人、ホントにラッパーらしい。



監督は『オーメン』や『リーサルウェポン』シリーズでお馴染み?
リチャードドナー

このお話、NY市警の刑事が、警察の悪どい裏側を目撃した囚人を守るために同僚を敵に回すというもの。
アクションなどはもうお手のもの、という監督の作品だけあって
安心して観られるのはいいんだけど、内容的にはどうにも今さら、、、という感じ。
15年前くらいの映画という印象でちょっと新鮮味に欠ける。。。
      
どこか、「ええ~っ」と言いたい部分があるというものではなくって、
展開も大体そのまんま、先が読めちゃう。

今作るからこそ、もうちょっと目新しいコトをしてほしいと思っちゃうのは
映画の観すぎなのか、贅沢な要望なのか、、、、、


5/10
↑に書いた通り、安心して普通に楽しめる娯楽アクション。
その代わり、特別面白いというわけでもなく DVDでもいい感じ。
TVでやってそうなちょっと古くさい?王道映画
『24』じゃないけど、ほぼリアルタイムに進行していくところが
昔のアクション映画とは違うかな。



何より意外性ないのは
悪モノに、とっつぁん坊やデヴィッドモース

デヴィッドモースにモノ申す、
たまにはイイ人演ってクダサイ。。。


 公式サイト
16 Blocks    2006年 アメリカ  101min
監督/リチャードドナー
脚本/リチャードウェンク

かつて敏腕刑事と呼ばれたジャックは捜査中の事故で足を負傷し、今では酒浸りの日々を送っていた。
ある日、彼は囚人を16ブロック先にある裁判所に送る任務を引き受ける。
それは、15分程度の簡単な任務のはずだったのに....。




ブルースウィリスの次回作は、ポールマクギガン監督の

『ラッキーナンバー7』(LUCKY NUMBER SLEVIN


キャストは他に、ジョシュハートネット、ルーシーリュー、
どこにでも出てくるモーガンフリーマンなど☆
全米では既にDVD化してるのに、日本公開は来年お正月第二弾

早く観たい~~




人気blogランキング←please click

 クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援もありがとう~~




ワールドトレードセンター/WORLD TRADE CENTER

2006-09-12 01:00:00 | 劇場&試写★5
2001年9月11日 AM8:45
あの悪夢の日から、ちょうど5年....。

今朝のニュースで、あちらでのアンケート調査によると、
約3割の人間があの惨劇の都市を間違えたという。
何を言ってんの??? まだ5年だっちゅーのに そのくらい覚えておけー
そういうばかなヤツたちを初め、"記憶の風化”を食い止める為の動きが高まっているらしい。

この作品もそんな一環としてなのか、は知らないけれど今年になって続々映画化。

公開中の「ユナイテッド93では、
ハイジャックされた飛行機の内部での出来ごとを"リアリティを持って描いた"作品。

こちらは、避難する人々を救助するため、命を省みず 世界貿易センタービルに入って倒壊した瓦礫に閉じ込められた
港湾警察官二人の体験を、実話をベースに描いた作品。


監督は、『7月4日に生まれて』『JFK』など長編大作を得意とするオリバーストーン。
挙げた二作品はどちらも個人的には好きだけど、
(コリンファレル『アレキサンダー』ヒドかったなぁ)
ニコラス主演というのを聞いてちょっと不安に。。。


ニコラスケイジがニコラス刑事になって、
逃げ惑う市民を助け、感動させる安っぽいドラマになっていないか??と...
 

両頬をこけさせて、終始悲しげで辛そうなニコラス。

自分は押しを弱くし全面に出さず、(実際出られないけど)ニコラスじゃなくても良い、
くらいの控えめさが今回逆に良かった
口数も少なめ。 妻にはマリアベロ。


もう一人の主役、ウィルヒメノ警官には
『クラッシュ』の天使の羽エピソードを語る父親、マイケルベーニヤ。


奇跡の生還を果たした本物のヒメノ氏。
当初、警察官でなく消防官として撮ろうとしていたオリバーストーンを
「家族も観るし、事実警察官だったのだから変えないでほしい」と説き伏せたという。


先に書いた不安は問題なく、チープなドラマという風にはなっていなかった。
特に初めの30分くらいは、あの時リアルタイムで画面を通し見ているしかなかった、
あの辛い気持ちが蘇ってきて、本当に悲しい気持ちになった。。。
映画となって、ニュースで見た悪夢が再現されていた。。。
(もちろん、怪我をした人たちなどの描写は控えめだけど)
    
ストーリーは、二人の警官、そして残され、待つ身である家族の悲しみを描く。
あまりにも二人に絞り切っている。
当時本当に皆が協力し合って、自分の命を張ってまで救助に来てくれて、人間って人の為にこんなにも頑張れる!
とか、こんなにも協力しあっていた!という事実は分かるし素晴らしいこと。
とは分かるけど、そういうのをおよそ分かった上で観てみると、
この2家族のみに焦点をあてているのはちょっとどうなの??という気分にもなった。

途中からは、瓦礫の下に埋もれた二人が、痛みに耐えながら会話を続けながらも
生きる意欲を失わないで、家族の事を想って救助を待っている。
そんなシーンが長いので
涙を誘う、、、、というよりは、眠気に誘われてしまった、、、


どうも、ドラマドラマした演技な気がしてmig的にちょっと頂けなかったのが
ジェイクギレンホールの姉、マギーギレンホール。



5/10
文句があるというわけじゃないけど、作品として普通、といった印象...
二人の家族に絞っている分、ドラマは濃いというよりも浅く仕上がっている。
多くの犠牲者が出たこの記憶に新しい悲劇を、
何とか生存出来たという20名のうち、二人にスポットを当てるのは
あまりに規模が小さすぎて、感動系ホームドラマを観ている感覚にも、、、、、。


公式サイト
WORLD TRADE CENTER 2006年  アメリカ  129min
10月7日 ロードショー


2749名の、犠牲者の方たちのご冥福をお祈りします。ー黙祷ー



二度とこのような惨劇が起りませんように、
世界中での争いが少しでもなくなりますように、、、、







人気blogランキング←please click

 クリックしてくれると嬉しいな♪♪
いつも読んでくれて&応援もホントにありがとう~~




グエムル-漢江の怪物/THE HOST

2006-09-04 00:01:34 | 劇場&試写★5



ヨン様出演モノや"韓流"にはついていってないけど、
韓国映画は意外とけっこう観てるのです♪♪

この作品、カンヌ映画祭では熱狂、韓国で大ヒットを記録したという。その前評判と、
世間での高評価ほどではないけどなかなか面白かった、
殺人の追憶
    
の36歳の若手監督、ポン・ジュノの最新作ということ、
そして『JSA』『シュリ』のソン・ガンホ主演という3点に惹かれて観てきた
公開2日目、日曜夜、ほぼ満席! 夕方には立ち見も出たとか。

娘が得体の知らない怪物にさらわれる!
というのはCMでもガンガン流れているのでイヤでも知ってて観たけれど、
(というか観るにあたって当然ながら知ってる、、、、)
ストーリー自体、
美しくて雄大な"平和の象徴"漢江に、正体不明の巨大怪物が現れた!
連れ去られた娘は生きてるのか?
救い出せるのか?
怪物は捕獲、仕留める事が出来るのか??

というゲームのようなお話。  (笑

2時間かけてそれをやるわけだから、どういう風に
何を観せてそこまで持たせるかーーー?という疑問があるわけだけど、、、。

初めに言っておくと、んー、、、、ちょっと微妙、、、、だった。

例のサカナの怪物がありえない!!なーんて言っちゃうと
そもそもが始まらないのでそこはもう、ゴジラとかガメラ?とかを観てる気になって
楽しむべきでしょう★

でも、国は動かないのかとか、助けに行くのはあの一家だけなの?とか
ラストはあれでいいのか??とか
ツッコミたくなるけどそれも仕方ないのか、、、、
ところどころでやたらと笑いを取ろうとするのが気になってしまい、
それがワタシには全くツボじゃない笑いだった、、、、
これ、半分コメディでしょ?!

ダメダメな父ちゃん、カンドゥ役に『殺人の追憶』から続投のソンガンホ
      
この人やっぱりいい演技してます
すぐ寝ちゃうとか、ぐうたら父っぷり! 良かった


『リンダリンダリンダ』にも出ていた?ホラーでも見たような....。
あちらでは人気の女優さん。サマになってます。ペ・ドゥナ

カンドゥが怪物の血を浴びたということで、無理矢理一家共々隔離されてしまう。
ココで、色々とギャグ?へんな笑いを入れ過ぎて話がそれていた気がする。。。。
それで大部分は、携帯で1度だけかけてきた娘からの電話を頼りに
最初はほぼあてずっぽうに、探しまわるというくだり。
当然、なかなか娘のところへは辿り付かずそれまではソンガンホが、後半で
完全に頭がイカれた人扱いされ、執拗なまでに注射を使って治療させられてしまう。
そこでのセリフなどもかなりウケを狙ってて、しかもほとんど笑えなかったので、
うーん という感じ、、、、。



       
一家団結して、娘救出に繰り出すがーーーー。



5/10
これはもう完全に賛否両論、好みの問題でしょうねー。。。。
笑うところで笑えなかったのが致命的だけど、テンポも良くて長さを感じさせない☆
娘は、父は、どうなるのかー???というのが気になるから集中して観られる。
☆はソンガンホの演技にひとつおまけ、、、♪ 




ソンガンホはもちろん良かったのに、
怪物の登場してるシーンだけ面白かった 
          
グエムルの開発には『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『キングコング』で世界にその名を知らしめた、ニュージーランドのWETAワークショップと、『デイ・アフター・トゥモロー』
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を手がけたスタッフ、オーファネージが担当。
その動き、と迫力は一流スッフの成せる技 


つっこみどころはあっても、
パニック・エンタテインメント
として、楽しむべき作品☆

 公式サイト
THE HOST 2006年  韓国  120min

【staff】監督:ポン・ジュノ
製作:チェ・ヨンベ 製作総指揮:チョ・ヨンベ/キム・ウテク/チョン・テソン
原案:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ/ハ・ジョンウォン/パク・チョルヒョン
音楽:イ・ビョンウ
VFXスーパーバイザー:ケヴィン・ラファティ
視覚効果&アニメーション:オーファネージ
【cast】
パク・カンドゥ:ソン・ガンホ
パク・ヒボン:ピョン・ヒボン
パク・ナミル:パク・ヘイル
パク・ナムジュ:ペ・ドゥナ
パク・ヒョンソ:コ・アソン
セジュ:イ・ドンホ
セジン:イ・ジェウン
ホームレスの男:ヨン・ジェムン




韓国映画の監督だったら、『オールドボーイ』のパク・チャヌクが一番




人気blogランキング←please click

『オールドボーイ』観てない人も、クリックしてね♪
いつも読んでくれて&応援もホントにありがとう~~