なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

下肢閉塞性動脈硬化症

2014年04月14日 | Weblog

 心不全で入院していた96歳女性は、若い先生が担当して入院後は改善していた。今朝右下腿~足の冷感と足のチアノーゼがあることが判明した。施設に入所していて、4年前に嚥下障害で胃瘻造設が施行されている。年齢的にどこまで治療すべきかだが、血管外科に相談した。造影CT(CTA)検査で右大腿動脈の閉塞を認めた。できるだけのことはする方針となり、カテーテル処置のため手術室へ運ばれていった。

 170cm・120Kgの50歳男性は糖尿病教育入院して2週間になる。外来処方をそのまま継続して、食事療法1600Kcal/日のみで、食前血糖が120~130mg/dlになった。なんとかこのカロリーでやっていけるというので、連休前まで入院してもらうことにした。

 木曜日の夜に、めまい・嘔気・動悸・胸部不快感で入院した60歳女性はPPIと安定剤で症状軽快した。1週間分の退院時処方を出して、外来受診とした。心因性でいいのだろうが、経過しだいでは心臓CTなども行う必要があるかもしれない。

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