高校駅伝、箱根駅伝 近ずく

12月の終わりという実に胸がわくわくする時期のビッグイベントが楽しみです。

私は中学校で走り始めたのに、当時の放送陸上（現在の全中）を知りませんでしたし、

高等学校の時には全国高校駅伝の存在を知りませんでした。




私が通っていた都立田園調布高校は多摩川べりにあり、練習は何時も多摩川の土手を使っていました。

直ぐ近くに、今では陸上名門校の東京高校が有り、時々練習に参加させてもらったのが

外部からの知識の唯一の窓口でした。




当時の私は5000メートルで16分40秒前後、

15分台で走れば東京都で6番に入って関東大会へ行けるレベルでした。




全国高校駅伝が有ることを知らなかったのか、まったく手が届かない雲の上の事なので気にしなかったのか。

どちらだか判りませんが今振り返ると駅伝の強い高等学校でもまれたかったなとも思います。



その東京高校で私より強い選手は居なかったのですが、かなり肉薄してくる選手が数名居りました。

東京都の予選で何番くらいの学校だったのかも聞いた事がありませんでした。




有る時、「東京高校のチームで走ってくれないか？」と言われて都内の某区の駅伝に駆り出されたことが有りました。

今では時効ですが、拙いんじゃないかと感じたのか、何の罪悪感も無かったのか？　覚えていません。

1区を任されてトップでタスキをつないだことをかすかに覚えている程度です。



その当時東京で私より強い選手が8名ほどいましたが、大学へ進んで箱根駅伝を走ったのは私だけだったかもしれません。

実に運が良かったとしか言えません。

1人、今でも名前を憶えている強い同級生が居ましたが、名門強豪校へ入学して結局選手にはなれなかったと記憶しています。



この時期になるといろんなことが思い出されます。

昔の写真が全然残っていないのが残念です。



わずかに残っている数枚の写真も探さないと分かりません。

上の写真はごくごく最近のものです。