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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

写真家トーク雑感

2019-08-29 | 写真
写真家のトークを聞きながら、作りたい写真のシリーズのことを考えてて、
でも手間がかかるものなので中々手をつけられない。
うまくできるかどうかもよくわからないし。でも絵ならすぐ描けるなぁと思う。
長い間描いてないし老化で目も手も勘もダメになってると思うけど、
そう言う状態でも描ける絵を考える。
いくつかのアイデアはずっとあって、その中で一番古いテーマを、
今の体力気力と下手になってるはずの画力でも描ける形にできるか考えてた。
でもやっぱり今の猫がいると無理。じりじりしながら猫がもう少し大人になるのを待つ。

子供が小さい時は、私にも今よりもっとエネルギーがあったのに、
育児は猫よりもっと大変で、焦りで苦しいくらいの気持ちだったけど、
今は隠居だから、何も作れなくても昔のように苦しくない。
あと1年待てば、猫ももっと普通の猫のように落ち着くだろうか。
そうしたらまた何か作るだろうか。
それまでは、猫の目を盗めるだけの短い時間で、少しの写生と水彩で練習くらいはしておこう。
本番は岩絵の具で描きます。やや抽象。そう言うことを考えながら写真家の話を聞いていました。

写真家は、第一回木村伊兵衛賞受賞作家の北井一夫さん。話すとふんわりした人。
でも中身はふんわりではないんだろうな。



あと、このフィルムは何十年もつ、この時期のこれだと100年もってる、
ああすれば、こうすればどれ位もつと言う話を写真について、
それからあらゆるデータについて話すのをきいて、
わたしの日本画の先生はいつも、それだと300年もちませんよと言い、
そう言う意識で実際に描くことを求める人だったな。
でも、なんだかふと、もたないものはもたなくていいのでは?というようなことを思いました。
あまりにも膨大なデータ。自然に消えるものは消えていいのでは。
寂しかったり困ったりするかもしれないけど、
何も困らず寂しくもない世界なんかないしね、と

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