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陽動隊長シルバーホーク

2012年12月20日 11時27分48秒 | カード情報(アペンドパック)
ふむぅ。無難なデザインで攻めてきた感。
マルドゥークみたいなデザインにして、
バードマン、ハーピィ兼用カードもアリかと思いましたけど、
バードマンのみの強化ですか。
単一の種族しか強化していないアペンドカードはこれが初めてですね。

スペックはレベル3バードマンとしては合格点。
少なくとも3・3・2のパーティでイニシアチブ+5は出ますね。
レベル1を混ぜたらもっと速くなります。
アイテム枠は3枠以上。
まずまずいいんじゃないでしょうか。

問題は能力です。
先に下の能力から見てみると、
バードマンの戦闘教義を体現したような能力。
1体でも残したらその1体で相手パーティを貫きます。
この能力は極めてわかりやすい脅威です。
小型パーティの攻撃を全部防ぐことは
そういう専用のカードがなければ無理なんですから。
しかも、バードマンにはこれ以前に手札を代償にする宣言能力が存在しませんでした。
消耗品カードだけで対抗していたデックに
手札のユニットカードをコストにする宣言能力が加わることは
対抗宣言のコストが2倍になることを意味します。
今まではパーティを1個完成させたら
以降は捨てるだけだったユニットカードが全て資源です。
するとそもそものデック構築から変わってくることになりますね。
ユニットカードをどこまで削って消耗品を多く詰めるかの構築をしなくて良くなります。
スペルアイテムを30枚積んで初手でユニットカードが来なかったら負けのデックを使うのは
ストレスのほうが強すぎて楽しくないのですよ。
これは前回のヒッポスの剛獣騎兵にも共通する話ですね。
これまでのヒッポスもどこまでユニットカードを減らせるかが争点みたいなところがありましたが
剛獣騎兵の追加でこれからはもうちょっとバランスのいい構築が出来るようになるでしょう。
ちなみに、今のデックが昔のデックよりもだいたいバランスがいいのが多い理由も
この手札のユニットカードをコストにできるようになったことにほとんど起因します。
ところでコストが風属性のカードなのはなんででしょうか。
バードマンデックは戦闘スペルを入れないのですから
コストは必然的にユニットカードだけになると思うのですが。
シェイドオブグリードなどもコストにできるようにでしょうか。

上のほうの能力は、
バードマンが苦手とするドゥームサラマンダーやラヴァーの炎鞭兵を防御する能力でしょうか。
これは危険な能力の組み合わせですね。
炎鞭兵やドゥームサラマンダーがメタとして機能しているからこそ
バードマンやハーピィは全体的に抑えられていました。
これらが対策として機能しなくなると
そもそもバードマンデックに対策できるカードが用意されていないデックが
かなり増えてしまいます。
安定しない1D点とは言え、逆に言えばレベル6まで止められるということ。
自爆型特殊能力がないシステムで、完了型特殊能力を封殺するタイプの宣言能力です。
少なくともブロッコリー時代なら確実にやりすぎな能力。
もっと分かりやすく言うと、現在ネオスタンダードで唯一制限カードになっている
藤木コウタと同じタイプの能力です。
これでバードマンデックが使えるようになるな、とかいうレベルではない。
ブロック1のバードマンならいいと言うことか。
こういう無茶苦茶な効果を出せるところにブロック制の強みがあるな。

このカードはブロック1救済のアペンドパックとして登場するわけですが、
あるいはブロック1に追加するといった形でしか出せないようなカードかもしれません。
救済されたのはブロック1のバードマンではなく
ブロック1のバードマンに陽動隊長が救済された、のかも。

竜神殿デック別レビュー 第3回

2012年12月20日 05時22分06秒 | モンコレ
火聖スピリット
追加ユニットは
光明の聖霊ハイペリオン
極楽鳥
でしょうか
スペルは
スパーク
ですね。
3・5レベルのスピリットということなら
刈り取るものやバンシーもしっかり該当するのですが、
一応別カテゴリということにしておきます。
ハイペリオンも極楽鳥もデックの中核をなし、戦局を覆すのに十分なスペックです。
火聖デックは個々のユニットの性能は良かったので、
各ユニットにしっかり仕事をさせれば勝ち筋のあるデックになりました。
極楽鳥は無垢なる混沌やガルーダと同系のユニットですが、
レベル、攻撃力、防御力が一致しているユニットが少なくなったので(特に英雄に)
1体でも命中すれば防衛はできると思ったら結構使える。
まあレベル8ユニットの完了能力にしてはまだ弱い威力だと思いますが。
またガルーダは能力はものすごく強かったんですが、
手札でだぶつく中核の大型ユニットに種族スピリット以外を採用すると
大事な時にコストに困って大して使えません。
クラウドホエイルやブルータスを抜く調整ができるようになったのが一番大きな変化かも。

水聖デック
追加ユニットは
珊瑚の王女テティス
マリンブルードルフィン
光明の聖霊ハイペリオン
ミストドラゴン
デッドリージェリー
真珠竜デウカリオン
と意外に多い
スペルは
プロテクション
マーメイドレイン
くらい
水聖固有の追加カードはミストドラゴンくらいなんですが
種族アクアリウムなので別勢力の結構強いユニットがそのまま運用できる。
デッドリージェリーが種族スキュラではなく水属性のユニットなのは、
このデックでの運用を想定しているためです。
ユニットの性能は悪くないんですが、
レベル5くらいで先攻ををとれないユニットは
いろいろな能力が刺さりやすくちょうど殺されやすい手頃なサイズなので
不利なデックが多そうです。
対抗数の多いデックではない上に
火聖みたいな飛行進軍とイニシアチブを活かした速攻はできないので
ちょっと勝ち筋が見えない辛い位置取り。
ブロック3は普通タイミングの能力の火力が大幅に上がっているので
フロックハートが微妙な堅さになっていますね。
後攻デックの防御力は環境の攻撃力に照らして
ギリギリで生き残れるように調整されていますので、
少し攻撃力がインフレすると一気に有利が崩れることがあります。
プロテクションは強いんですが、
Dualで使ってしまうと水と聖が1枠ずつ、という
ホーリースプラッシュ以外では消化し辛い微妙な残り方をしてしまう。
たぶんブロック2は重対抗寄りのブロックで
ブロック3がその反対の基礎値重視のブロックだと思うので
ブロックエレメンタルは攻撃力防御力の平均は今より少し下がる、と思います。
その時にこのデックがどの程度存在感を発揮するのかは分かりませんが。
ミストドラゴンやデッドリージェリーは
ブロック2らしい対抗合戦に強い能力を持つ追加ユニットなので
相手が力技で押しつぶすデックでなければテクニカルに戦えます。

カーリーデック
50枚投入できるカードということであれば
パイロレミング
アクアレミング
マリンブルードルフィン
刈り取るもの
が追加されましたね
スペルアイテムは混ぜるユニット次第なので基本的になんでも使えます
マリンブルードルフィンは平積みするだけでまとまった戦力になる優良カードなので
水カーリーという選択肢が面白くなってきました。
ただしブロック2の水スペルはカーリーにとって使いやすいものではありません。
Dualで使用しないと大きな効果が出ませんから。
刈り取るものを大量投入したデュラハンデックを主軸にする、というのも面白いですが、
カーリーと刈り取るものでパーティを組んでも意味がないし
デック全体に主体性がなくなって使い辛くなったりしないように注意。
それより、キルデリクスやモリガンなどの
単体で使っても戦力になるレベル5ユニットが出たことで、
高スペック英雄3枚とカーリー3枚、その他大量のレベル3コストユニットの構築が
普通に実戦レベルで通用するパワーが出たことが大きいでしょう。
クローヴィス、キルデリクス、カーリー、騎兵のみでも
純正ケンタウロスに引けを取らないデックになるんじゃないか。
土ならカーリーが手札で使ってジャマダハルが捨て山で使うリサイクルデックが組めます。
各属性の3・5デックにカーリーは必要ないかもしれないが
カーリーデックを組む分には支障のない環境が出来上がりました。

3・5ジャイアント
まさかの追加ユニットなし
ジャイアントはたくさんいるんですが全てレベル4、6です。
種族名はガネーシャの修験者、ゴブリンの料理長のテキスト欄に見当りますが
これらもブロック2のジャイアントデックを補強するものではなさそうです。
各属性の3・5デックでもレベル5圏の充実とともに追い出されたところなので
ジャイアントだけで組めるデックがほしかったところ。

アンデッドデック
種族アンデッドのユニットは多いですがブロック2のアンデッドデックだと
屍毒使いネビロス
が代表的な追加ユニット
ブロック2のアンデッドデックといっても、
ゴーストを育てるもの、土魔を主体とするもの、大量のキャリアーを積んだもの、
とどれも似ているようで異なる数種類のデックなので、
デュラハンデックのパーツたちを使うアンデッドデックというのもありでしょう。
デュラハンデックにヴァンパイアやジルベールを積んでもかまいません。
ネビロスは特に土魔系のアンデッドデックへの追加カードです。
なんですが、えらく使い辛い能力ですね。
パーティ対象で使用すると味方が死んでしまいますし。
1体対象の効果はレベル3ユニットにしては結構な火力が出ますが
アンデッドデックは攻撃力が高いので殴るほうが強いような気がする。
本人の種族はデーモンなのでヴェノムストライクの火力を下げます。
ヴェノムストライク、デビルロータスは
それぞれアヌビス、アンデッド、デーモンを全部フォローしていてほしかったですね。

フレスベルクデック
安定の追加カードなし
竜神殿にレベル3の種族ドラゴンはいませんでした。
それ以外の種族ドラゴンは結構いるので
能力が発動する機会はそれなりに増えたかもしれません。
このデックの追加カードを期待していた人っていますか?

リンドブルムデック
3・5デックに使える種族ビースト、ドラゴンということであれば
アクアレミング
パイロレミング
ガネーシャの犀騎兵
ゴブリン豚狩団
ホワイトドルフィン
マリンブルードルフィン
と結構います
フレスベルクデックと一緒と思うかもしれませんが、
一緒に使っているところを見たことがないので別カテゴリーです。
枠なしのユニットなので
使おうと思えばいろいろなデックに入るような気がするが実際はそうでもない。
ブロック2にビーストデックと呼べるビーストデックはガブリデックくらいなので
ビーストばっかり集めたデックにリンドブルムは重い。
イニシアチブ+3に普通タイミングの宣言で
行動完了を浴びせてくるって面白強いんですけどね。
ピンクウォームくらいまで性能が良くなるとやり過ぎだと思いますが。

魔法弾デック
新たな新カテゴリ、登場ユニットは
ウィンチェスター
ウィンチェスターレプリカ
使えるスペルアイテムは
サンライズクロス
マーメイドレイン
人魚の秘薬
声枯らしの秘薬
と実は多い
種族固有のスペルアイテムが使えるという新メンバー。
うーん、惜しい。
イニシアチブ決定タイミング開始時に種族パワーブラザーになれてほしかった。
特定種族や属性限定のスペルアイテムは魔法弾に限らず実に数多く、
それら全部を使えるユニットというのはコンセプトとしては面白い。
常動特殊能力がデザインされなくなったことで
変身能力は範囲は狭まっていますが
種族固有のスペルアイテムが以前より圧倒的に多く作られているので、ネタは多い。
しかしユニットとしては弱い。
いかに威力が高いとは言え、
今の環境で3/3/3で1対抗、5/5/5で2対抗、では
それがどんな効果であろうと打ち消されて終いでしょう。
対抗数はこれ以上増やせなかったとしても基礎値はほしかったですね。
3/4/4、5/7/5くらいでも別にやり過ぎではない。
ウィンチェスターレプリカは50枚カードでもよかったなぁ。

花園の歌姫プラリーネ

2012年12月19日 10時38分09秒 | カード情報(アペンドパック)
おお、プラリーネだった。
このペースだと今週中に5枚全部公開できませんね。
来週まで跨ぐんでしょうか。
来週にはさらに次のセットの紹介が始まるものと予想していますが。

性能に関して前に書いたのでまた同じことを書きませんけど
土属性はプラントとエルフで親和性が高いので
無理なく1枚のカードで強化できていますね。
スペル枠があるのにタウラス強化を兼ねている前2枚に比べると
この点で完成度が高い。
スペル枠持っているユニットをタウラス強化で出されても
どうしても無理やり感がぬぐえません。
オークはダークエルフと同盟している設定があったので
防御力を下げてスペル*にして種族ダークエルフと書いておけばよかった。
火属性 オーク ダークエルフ
水属性 ヒッポス タウラス
土属性 エルフ プラント
風属性 バードマン ハーピィかタウラス
聖属性 ドラゴン(結果的にリザードマンも)
魔属性 自由枠
それぞれこういう具合に配置したら良かったように思います。

これまで公開された3枚はプラリーネ、剛獣騎兵が強くて
ブリアンナはそこそこと言ったところですね。
ブリアンナはブロック1でもかなり弱いオークの追加だし、
多少のやりすぎ感を感じるくらいの調整でも良かった。

この流れで行くと、ナーガラジャの強化は無いってことになるんでしょうか。
種族ドラゴンの強化があれば一緒にフォローできないことはないですけど。
残り3枚にも期待したいところです。

ヒッポスの剛獣騎兵

2012年12月18日 11時14分02秒 | カード情報(アペンドパック)
あ、これはすごい。
ブロック1のスペルカードプールから考えれば英雄点1でスペル2枠ほしかったが。
極めてわかりやすい強化カード。
ヒッポスは手札からの対抗は3回しか飛ばないので手札2枚の代償でも能力2回は使えそう。
対抗数の少なさが逆にメリットになるとは。
弱点は先攻時の攻撃力不足か。
枠的にはヒッポスの暴水兵と組ませたいが後攻が取れないならそうもいかない。
フラッドフィストが2枠で撃てないのは痛いが相性がいいのは鉄壁兵とのパーティかな。

耐性付与と防御力アップの効果はシステム上無敵を意味するので
コストは重いが多くのデックを封殺し得る能力。
対象は自軍ユニット1体なので生半可な数の対抗ダメージは簡単に封殺できる。
突破口は大攻撃力で殴ることになるが、
言うまでも無くヒッポスは攻撃対抗を得意とする水属性である。
逆に水属性の弱点は耐性付与がないことだった。

参考までに、ブロック3で8点以上の無属性ダメージを発生させられる手段を検索してみたが
ギルマンの鮫使い
ダイナマイトダンディ
ニトロランナー
バイキングの迫撃船
海豹姫ウィンリィ
バロールの鋼蟲騎兵
ホワイトレミング
ブラックレミング
剣山竜
略奪竜の群れ
暴君竜
突撃竜
角眼竜
豪角竜
斬込隊長キルデリクス
獅子姫レオーネ
鉄槌王バラック
眠れる獅子ネメア
雪の女王ゼノビア
鬼斬りゴンドウ
インシナレイト
クリスタルランス
ゴッドフィスト
シュートアロー
ファラオカース
サフォケイション
クロスボーン砲弾
鋼鉄の処女
沢山あるように思うかもしれないが、
これらはあくまで8点以上を発生させる可能性のある効果に過ぎない。
しかも使い辛いものばかり。
後攻を取るためにもタウラスの鉄槌も装備してくると思うので
並大抵では勝てないと思ってほしい。
タウラスの鉄槌を装備した状態でもオーシャンタイドのシングルは使えるし、
防御力8点に+3したら防御力11点である。
アイテム消耗品を使わないんだったら能力の使用回数が1回増えるかもしれない。
手元のデックで勝てるかどうか、ちょっとシミュレーションしてほしい。

反対の意味で嬉しいのはこのカードを殺せるカードとして
現在少し落ち目に入っているバロールが真っ先に思い浮かぶことだろう。
このカードが流行ることでバロールも流行るだろうか。
意図したかどうかは知らないが良く出来ている。

しかしやはり行動完了効果は苦手だろう。
快楽の宴のダメージに本人だけ耐えられても反撃まで繋げない。
強いデックをより強くする追加でもある。
鉄槌を装備した鉄壁兵と並ぶとか、
即時召喚でバードマン夜襲隊を呼ぶとかが一応の対策。
(リリムとは違い、リリスパーティならイニシアチブは付かない)

水1枠くらいの欠落ならタウラスデックに入れても良いだろう。
頼もしい追加カードが来た。


強欲なる女帝ブリアンナ

2012年12月17日 22時12分59秒 | カード情報(アペンドパック)
あー、オークは追加しなくてよかったのに。

オークデックの追加英雄は強欲なる女帝。
英雄点1点の強さとしてこのユニットは少なくとも中堅以上だと思うけど
オークデックは基本的な部分で厳しすぎるので
どんなカードでもたった1枚の追加ではまだまだ全然辛い。
1枚しか追加できないんだったらタウラスに当ててほしかった。
オークデックは将来種族丸ごと再録でもすればいい。

オークデックの追加カードとしては悪くはない。
即時可能のスペルアイテムはいなかったので破壊将軍と相性がよく、
即時召喚で出現して前線にオルクスを配置することもできる。

しかしレベル2でスペル火枠まで持っているなら
種族タウラスをフォローしてくれても嬉しくない。
1枚しか追加できないから云々の状況はこのカードへの純粋な評価とは関係ない要素。
別にユーザー側はアペンドパックが10種類出ても20種類出てもかまわないんだから。
もしこれが「竜神殿の巫女収録カードとして出てきていたら」、
枠もレベルも合ってないユニットに種族だけ入っているデザインを喜んだだろうか。

狂戦士の補強能力は、
タイプ狂戦士の装備品がユニットを破棄することを加味すると、かなり弱い能力。
ブロック3のカードだったら全ての特殊能力と比較しても
これより費用対効果の悪い能力はないんじゃないかというくらい。
戦闘終了後に装備品とユニットが落ちるんだから手札破棄は要らなかった。
能力を使用している時点で最終的に合計3枚のカードを消費する計算になる。
それで(狂戦士の剣だとすると)イニシアチブ+4の修正。
コストを考えればもっと強くなっていいし、
デックの性質を考えれば狂戦士の装備品のリスクを緩和する能力のほうがほしい。

狂戦士の剣を装備したオルクス、ブリアンナ、欲深き指揮官で
攻撃力12点イニシアチブ+5、
オルクスが能力を使用すると仮定して使用できるアイテム枠は3枠スペル枠は2枠。
これだけみると上等だが
オルクスの能力は使用すると狂戦士の剣が手札に戻るため
ブリアンナの能力と合計すると手札2枚分を圧迫する。
また後攻時の総防御力8点だとイニシアチブ+5はまだ不安の残る数字だろう。

ただし繰り返すがオークデックの追加カードとしては悪くはない。
ブロック1のオークデックのコンセプトはタイプ狂戦士の装備品なんだから、
当初のコンセプトを捨てる構築を要求するカードが出るよりは
ちゃんと狂戦士の装備品を使わせるカードが出るべきだし、
上手く序盤でパーティが完成させられれば
十分に環境上位のデックを駆逐できる破壊力がだせるようになっているから
オークデックにも大会で通用するチャンスが与えられた。
ブロック1のオークデックを使いたい人にとっては良カード。

竜神殿デック別レビュー 第2回

2012年12月17日 06時25分48秒 | モンコレ
戦天使デック
追加ユニットは
戦争の女神モリガン
スペルアイテムは
サンライズクロス
声枯らしの秘薬
モリガンってめちゃくちゃ強いんですけど
特に使用するデックを全く限定していないところが強いですね。
なので戦天使デックの大幅強化という感じはあまりしないなぁ。
戦天使デックは環境的に辛い。
流行っている力自慢やサンダーカッターなどの対空効果、
罠師やブロック3の1枠ダメージスペルなどが刺さり易過ぎる上に
天使の対抗は大技である分回数は少ないので勝ち目が見えない。
攻撃力もまともに貫けないほど低い。
相性の悪いデックが多いのでそれこそモリガンの大活躍に期待する必要がある。
サンダルフォンのほうがデックの中では使いやすいが、
本気で勝ちを目指すならエゼキエルで4対抗を狙うほうがチャンスはあるかも。
魔法弾ばかりで対抗するのが難しいわけだから。

3・5デーモン
カードの追加は
カースマンドラゴラ
刈り取るもの
バンシー
カルカブリーナ
死の宣告者デュラハン
豹頭王オセ
ヘッドレスナイト
スペルアイテムは
コールオブデス
声枯らしの秘薬
くらいでいいだろうか
デュラハンデックのパーツがそのまま追加されている。
デュラハンデックは新しいデュラハンデックとして分離して扱ってもいいが、
追加カードの内容は完全に重複しているので同じカテゴリーとする。
最強の追加カードはオセ。
オセの追加でデックとして形になれたと思う。
ただし、英雄点1点にして2点のレッドソニアやアンドロメダと同スペックなだけあって
能力はそんなに強い効果ではないだろう。
プレーグブライアー、プレーグウィンド、ブラックロータスが全部使えるのは強い。
デュラハンはネタユニット。
英雄点は要らなかったかと思う。
面白い能力なので英雄点を付けてみましたということだろうが、
「面白い能力」ならもっと使ってほしいんだから
英雄点を増やすどころか逆に少し安くしておくくらいのほうが
ゲーム的にはプラスなんじゃないだろうか。
刈り取るものやバンシーはネタとしては上々だが
デュラハンが単体で完成しているユニットなので
必ずしもデュラハンデックに入らない。
デュラハンだけ使ってもいいし刈り取るものとバンシーたちだけ使っても良い。

アヌビス
アヌビスの暗黒騎士
オシリスの近衛騎士
が追加
声枯らしの秘薬
はアヌビスデックの追加とも言い難いか
オシリスの近衛騎士の登場で、デックに安定性が出来た。
近衛騎士は相手が大型ユニットでない限りはオシリスと同等の働きを発揮する凶悪カード。
オーガやスコーピオンから手札コストが要らなくなったようなもので対抗数が安定して多い。
簡単に6対抗くらいは出る。
今の環境で一番多くの対抗を返せるのはアヌビスデックなんじゃないだろうか。
特にクリティカルが強くなった。
防御力アップの対抗が多い現環境では
黒焼き、頑強の薬、媚薬、プロテクションなどの普通なら対処し辛い大技が破壊できるので
魔1枠の補助スペルが十分に有効な1対抗としてカウントできる。
ヴェノムストライクやドゥームバイトも前ほど耐性禁呪を気にしなくてよくなっているので
オシリス、ヴァンパイアバット、魔拳士のパーティなら本当に8対抗が返ってきかねない。
アヌビスを流行らせて夢魔を駆逐しよう。

風魔女デック
追加カードは無し、ということでいいだろう。
耐性禁呪が増えたことでかなり弱くなったかも。

土魔女デック
スペル枠では
屍毒使いネビロス
スリープデイ
が合致している。
ネビロスは土魔のスカルスパイダー等と相性のいいカードなので
キュベレイデックの追加カードとしてカウントできる。
しかしパーティ対象の能力を使うと味方が死ぬとはただ事ではない。
3・3・2パーティで6点ダメージ。
威力もそんなに高くないな。

インセクトデック
追加カードは特になし
あえて言えば
プロテクション
は使える
スカディデックと並んで強力デックなので追加カードは無いらしい。
天敵だった弱点付与が無くなっているので以前より戦いやすくなっていると思う。

パズス
追加ユニットは無し。
スペルは
スパーク
が入る。
まさかの追加ユニットなし。
よもやファルネウスがそれだということはないだろう。
パズスみたいなメジャーどころが干されるとは思っていなかった。
スパークが入ったことで、火枠がらみの2枠スペルだけで
ホーリーブレイズ、バックドラフト、スパークと重対抗が出来る。
今の環境ではシャッターも強力なので火属性重スペルは強い。
弱点は防御力の高いユニットが非常に面倒くさいこと。

魔法生物デック
ユニットは
アイアンゴーレム
インスタントゴーレム
ホロウゴーレム
ガリュンバーアイ
が追加
消耗品には
声枯らしの秘薬
が増えている
募集採用カードに魔法生物が多かったので、結果的にずいぶん増えた。
インスタントゴーレムはガチだがホロウゴーレムは英雄点が付くほどではない。
攻撃が止められやすい環境でタワーシールドが装備できないのは痛い。
やはり面白いカードの「面白さ」に英雄点を払わせる調整は逆効果だと思う。
「面白いユニット」なら普及しやすくなるようにデザインするべきだろう。
8/9/9の数字もジャイアントのスペックに対応できるよう調整されたデックにとっては十分に対処可能圏内。
環境が変わって素殴りが強い時代になったら活躍できると思う。
最も強力な追加カードは声枯らしの秘薬。
アイテムデックには毎回追加としてカウントしているが、魔法生物デックで一番有難いカード。
スペル対抗が6枚入るので弾切れの心配はなくなった。

竜神殿デック別レビュー

2012年12月16日 14時03分34秒 | モンコレ
新カード追加によるデックの変化を見ていきます。

オーガデック
追加カユニットは
オーガの格闘王
鬼斬りゴンドウ
スペルアイテムは
スパーク
声枯らしの秘薬
が使いやすいでしょうか。
普通にゴンドウが強いですね。
レッドソニアと枠が同じのオーガはゴンドウだけなので、
キンメルや猛牛騎兵では使い辛かった構築がしやすくなりました。
能力の使いやすさよりもバーバリアンブラッドが使えるファイアジャイアントで強い。
ブロック2のデックは全部そうなんですが、
ブロック3ではできない重対抗構築が出来るようになっています。
スパークは炎踏使を使っていなければそんなに使いやすいカードではない。
と言っても火属性の汎用ダメージは貴重なので、2Dへの信頼度次第だろう。
わたしとしてはホーリーブレイズのほうが使いやすい。

スコーピオンデック
追加ユニットは
赤蠍のバーンナイト
天蠍将アンタレス
です。
火アイテムのデックなので
スパーク
声枯らしの秘薬
はお好みで。
バーンナイトが加わったことで、アヴェンジャー、ニードルメイジと
能力主体の重対抗デックが組めるようになりました。
各能力には威力はないですがバーンアウトがものすごく使えます。
バーンナイト、アヴェンジャー、ソルジャーで
能力2回のアイテム2枠スペル3枠。
魔法弾や複合スペルを合わせて5対抗は行けます。
火スペルは1枠では有効な対抗がやり辛いので6対抗できるかどうかが壁ですね。
アンタレスは使いやすいです。
強いというより使いやすい。
火デックはスペル*が1個あるかどうかで戦いやすさが全く変わってくるので
パピルサグ以外でメインを張れるスペル火*が増えたのが強い。
能力重対抗型の構築にすると、手札コストが重い分だけ
アヌビスの劣化に近くなってしまうので、
殴り合いもできることがスコーピオンの強みです。

スキュラデック
スキュラデックは
禁蛇姫ゴルゴポネ
黄蛇姫マソ
デッドリージェリー
テンタクルス
と即時不可ばかり過剰供給ではないかというくらい増えてる。
水スペルも
プロテクション
マーメイドレイン
と使いやすい。
強くなったというよりやっと普通に組めるようになったという感じです。
レベル5のスキュラの追加はどれも粒ぞろいですが
爆発力、制圧力には欠けるのでどれを選ぶのかは悩みどころです。
マソやカシオペアは1枚ずつとかでもいいのではないか。
もっとも大きいのはゴルゴポネですね。
メインの大型英雄と同じリミットに同居できる低レベルの英雄が居るデックは
居ないデックよりもパーティ辺りの強さの上限が1段上。
揃ったら止まらないというプレッシャー力がある。
プロテクションは水属性最強のスペルです。
アクアフュージョンが抜かれてしまう時が来たのか。

メビウスデック
真珠竜と被っているのでブロック2では一番沢山の追加カードがあります。
追加ユニットは
珊瑚の王女テティス
マリンブルードルフィン
スコールドルフィン
ファルネウス
コーラルドラゴン
ネプチューンホエイル
パールドラゴン
真珠竜デウカリオン
スペルは
プロテクション
マーメイドレイン
一番はテティスでしょうけど
パールドラゴンやマリンブルードルフィンも強いですね。
テティスはメビウスと相性がいいので
マーマンデックで使うよりこちらのほうが活躍するかもしれません。
デウカリオンもマーマンデックよりこっち向きでしょうね。
さらにマーメイドレインが一番使いこなせるのもこのデックかも。

ガネーシャデック
ユニットは
ガネーシャの修験者
ガネーシャの犀騎兵
鉄拳王ジャマダハル
と結構増えました。
スペルアイテムは
スリープデイ
声枯らしの秘薬
くらい
ガネーシャにもレベル5の英雄がやっと入りました。
どうにか戦えるようにはなったのか。
能力主体にしても基礎値主体にしてもそこそこの性能でしかないですが、
できることは多いので腕を問われそうです。
どの能力も強い時は極端に強い効果ばかりなので、
上手く使い分けられればどうにか。
土スペルはサンドカーテン、ゴルドール重力弾と使い勝手がいいので
意外に器用に戦えるはず。

ゴブリンデック
ゴブリン遁走団
ゴブリン豚狩団
と小粒の追加ですね。
スペルアイテムは
スリープデイ
声枯らしの秘薬
くらいでしょう。
レベル2ユニットの追加は
多すぎるゴブリン盗賊団と入れ替えるくらいには十分な性能です。
別にゴブリン盗賊団より強いわけではないのですが、
余ってしまうスペル枠が攻撃力防御力1点に変わるなら良い交換でしょう。
ゴブリン遁走団の能力はけして使いやすいものではないですけど
上手く揃えられれば堅い。
ゴブリン豚狩団は極めて重要なユニットの追加です。
2/2/2アイテムチャージが種族ビーストを持っています。
ブロック2、3でこのスペックのビーストを使えるのは
ケンタウロスデックくらいみたいですが、オープンで色々使えるカードです。
チャージがディフェンダーになっているやつもほしいですね。
スリープデイは汎用性、爆発力ともに高性能のカード。

ケンタウロスデック
クローヴィスの鉄騎兵
クローヴィスの百人隊長
斬込隊長キルデリクス
に加えて
ゴブリン豚狩団
もニーズに合致したカードです。
風スペルの追加はなかったので消耗品で
声枯らしの秘薬
が入ったくらいでしょうか。
ユニットはキルデリクスが強いですが、
鉄騎兵と百人隊長は弱いとは言わないが、もう一声言いたいユニットですね。
この2枚よりはゴブリンのほうが有難い気がします。
レベル2圏が充実したので3・3・2構築をメインにできるくらい。
そこそこにしか速くない先攻デックで、攻撃力も後攻デックを貫けるほどではないので
環境的に一番勝ち辛い位置に居るかも。

凍土のバイキングデック

2012年12月16日 12時06分29秒 | 公開デック
続いてスノーマンデックのほうも。

ユニット24枚
氷海の船長ビュヒナー×3
サスカッチ×3
イエティ×3
バイキングの砕氷船×3
バイキングの斧使い×3
バイキングの荒くれ×3
バイキングの鍛冶師×3
スノーフレーク×3

消耗品13枚
忘却のスクロール×3
魔力のスクロール×1
滅びの粉塵×3
魔法のロープ×3
頑強の薬×3

スペル11枚
フロストバイト×3
ヴォーテックス×3
サンダーカッター×2
ダイアモンドショール×3

地形2枚
蒼天の護法陣×2

クロスボーンよりさらに遅い先攻型デック。
リミット8最強のパーティは
ビュヒナー+スノーフレーク+スノーフレーク
です。
殴って手札で対抗するしかないのはマーマンデックと同じですが
サイズ的に相手の攻撃に耐えるためのハードルがどうしても高い。
また前列のユニット1体を殺されても反撃で全滅させるのが難しい攻撃力になるので
バステトやスコーピオンと比べてもなかなかシビアなデック。
ビュヒナーがパンプしつつ枠を使い切って対抗するのは強い。

問題はビュヒナーが全力を出すことの手札の要求水準。
残り4レベル4がレベル4でもレベル2が2体でも2枠なので
ビュヒナーと合わせるとリミット8で5枠を確保できる。
これにビュヒナーのパンプコストを合わせると、
パンプしつつ枠を1枠カードのみで枠まですべて使い切るには
手札のうち6枚が有効でなければならないということ。
護法陣がなければ即時召喚を1回した時点で不可能になる。
この点において、2枠スペルや鍛冶師の能力は
このデックではかなり使いやすい効果になる。
まあこのデックではダイアモンドショールを採用したので
氷雪のスノーボードは使ってないのだけど。
サンダーカッターも2枠ですがクリスタルランスも使っていいのではないかと思います。

さて問題はこのデックでビュヒナーがパンプしつつ5対抗できるのかということですが、
出来ないことはない、です。
(そのためにユニットを少なめにしているので)
ただ枠1個使いきれなかったりする戦闘がたまにあるのも仕方ないとも思っています。
消耗品3回とフロストバイトで4対抗だったらこれで十分強いですからね。
5対抗できる時が出来すぎだと思うしかないでしょう。
2枠使用のスペルを使っても、対抗数自体が増えるわけではないですから
フロストバイトやダイアモンドショール、ヴォーテックスよりも
確実に強い2枠スペルがない限りは、
1枠使用だけをデックに入れて枠が使い切れないのと
2枠使用のスペルもいくつか入れてどうにか使い切るのは同じだと思います。

さっそく組んでみた真珠竜の秘宝デック

2012年12月16日 10時39分15秒 | 公開デック
竜神殿の巫女発売をさらに盛り上げていくために組んでみたデック2つを公開。
まずマーマンデックのほうから。

ユニット26枚
海皇神ポセイドン×3
真珠竜デウカリオン×2
オーシャンジャイアント×3
パールドラゴン×2
七つの海の王子トリトン×3
珊瑚の王女テティス×3
マーマン女王親衛隊×3
マリンブルードルフィン×4
ホワイトドルフィン×3

消耗品11枚
忘却のスクロール×3
封印の札×3
滅びの粉塵×2
人魚の秘薬×3

スペル9枚
メイルシュトローム×3
プロテクション×3
アイスミラー×3

地形4枚
潮騒環礁×2
流水の護法陣×2

ほとんど竜神殿のカードのみですが
アイスミラーが入っているのでブロック3仕様です。
ブロック3はアイスミラーがあるので強い。
プロテクションや人魚の秘薬もレベル6ユニットを不死身にするカードなので
ここに3神器とアイスミラーまで加わると圧倒的なキャンセル能力があります。
ブロック2にした場合のメリットは
ホワイトドルフィンを瑠璃の乙姫に換えられることと
魔法弾を入れられることですね。
魔法弾は魔法弾で強いですが、
耐性付与を腐らせるために打ち消し系、パンプ系の対抗カードのみを組んでいます。
魔法弾だとスペル枠とアイテム枠の使用バランスも変わるでしょう。
このデックはレベル4を廃した2・6・8構築ですが
レベル4を入れるなら魔法弾が撃てるブロック2構築のほうがいいかも。

20点ダメージソースがあまりない環境ではポセイドンが死にません。
殴り合いでは異様に強い。
ただし攻撃力が低いです。
リミット8で10点が殴れない。
テティスは即時召喚で出したら能力2の使用は良くて2回くらいなので
(ユニットカードが手札に計3枚でやっと2回使用ですね)
打点に関してはマリンブルードルフィンのほうが仕事をしますね。
マリンブルードルフィンのチャージはとてもありがたいです。
これが50枚入れられるのは良いですね。
と言ってもテティスの本領は防御アップのほうですし、
このスペル枠の時点で超重要戦力に変わりはないのですが。
主たるダメージソースが攻撃だけなので行動完了させるデックも苦手でしょう。
この部分ではアイスミラーよりポイズンハンドや魔法弾のほうがいいのかもしれません。

竜神殿のQ&A更新

2012年12月14日 18時12分16秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
今回は注目の裁定が多いです。

まずハイペリオンやビュヒナーは能力を2回宣言できない、というのはいいでしょう。

問題は次のホロウゴーレムです。
ダイスを振るのは進軍先を指定した後である。
進軍に失敗した場合、まだ戦闘を伴う進軍はしていないとみなされ、
他のユニットで再度その地形に進軍できる。
ほう。昔のアビスディメンションの裁定から変更されていることになりますね。
現行のルールブックでも
「12.2.4.1.敵軍支配地形への進軍を「戦闘を伴う進軍」といいます。」
とだけ定義されており、
この定義を文面通りに解釈するのであれば
敵軍支配地形への進軍であれば戦闘が実際に行われたかに関わらず
「戦闘を伴う進軍」だと解釈できるのですが、
言葉のイメージに近い感じの裁定が出ましたね。
これがこれからのルールだとするなら総合ルールの文面は修正すべきかもしれません。

その次の黒曜の踊り娘ノワールの裁定も注目です。
先攻普通タイミングに未使用のスペル*枠全部を強制的に消費する、というのはいいんですけど
タイミングイニシアチブで戦闘スペル等によって消費したスペル*の分も
パンプアップにカウントしていいらしい。
パンプアップの処理を行うための条件は
「この効果でスペル*を1個以上消費していること」ですが、
パンプアップをするXの値は「消費した状態のスペル*の枠の合計数」だからだそうです。
後者の条件付けには何で消費したスペル*か、は問うていないんですね。
ちょっと難解な裁定です。

トップアイドル パシフィカ

2012年12月14日 18時01分17秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
今日は2枚公開ですね。
ヴァンガードからやってきたアイドル。

手札を消費せずに戦える能力をどこまで評価するか。
マーマンデックはレベル2の2枠ユニットが多く在籍するデックなので
4・2・2でユニットを並べると枠の数は使いきれないほど多くなる。
その余剰分を処理できるユニット。
またマーマンデックでイニシアチブ+を得る少ない手段のうちのひとつ。
4/4/4アイテムスペル水*というスペックも貴重なので
非常に強力なマーマン関連のスペルアイテムも使いやすい。
4レベル主体でマーマンデックを組むとこのユニットがキーになる。

珊瑚の王女テティス

2012年12月14日 17時55分56秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
発売週の金曜日なのでメインビジュアルのカードですね。

すでに紹介済のカードですが、すごく強いマーマンの英雄です。
味方のステータスをどこまでも上げることが出来るので
20点や行動完了などの確実に止める手段がないと
どうしても止められない局面があるエンドカード。
マーマンアクアリウムは特殊進軍もあるので
ゲームを一瞬で終わらせかねない破壊力があります。
レベル2でスペル水*も強力なので真珠竜で最も警戒すべきカード。

真珠竜デウカリオン

2012年12月13日 14時45分00秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
今回のタイトルにもなっている成長したパールドラゴン。
以前に雑誌で紹介されているカードでしたね。

8/9/9の基礎値はでかいが
レベル8にしてスペル2枠と使うほうにも使われるほうにもめんどくさいユニットです。
飛行進軍なのが使いやすい。
水スペルがあれば大砂蟲やベヒモス的な運用が出来ますが
どの程度のデックに採用されるかはちょっと難しいですね。
ブロック3に水2枠が無理なく使えるデックがないなので
ブロック2主体のデックだけです。
能力が単体で成立しているものばかりなので
デックに入れれば確実にスペック通りの活躍が出来るカードなんですが。

能力はドロー能力と20点の攻撃対抗。
ドロー能力はデックの回転を早める効果があるので
局面を指定しなくても意味のある効果です。
ただし、重要局面でなければそんなに強い効果でもないのも確かでしょう。
過信せずかといって侮らず。
自分が使う時よりも使われた時のことを考える必要のある効果でしょうか。
20点の攻撃対抗は強い。
それ系のデックに対する制圧力がとんでもない。
大型デックに限らず最大攻撃力を持つユニット1体を止められて
なお攻撃力9点を捻出するのは容易ではない。
スペルで防御力はさらに上がりますからね。
攻撃対抗ならいいと思ったんでしょうけど
これ以上攻撃のダメージソースを殺さないでほしいですね。
それは即ち、能力ダメージソースがどんどん強くなることを意味しますので。

インスタント・ゴーレム

2012年12月12日 21時29分55秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
今回もアイデア募集カードですか。
さすがにもうないと思っていたんですが何枚くらい採用されてるんでしょう。

今回も魔法生物ですね。
それだけアイデアを反映させやすいということでしょうか。
これならアイアンゴーレムは要らなかったと思いますが。

能力は行動完了状態で即時召喚できる能力と未行動に戻る能力。
あ、これは強い。
ちゃっかり夢魔対策のカードになってるじゃないですか。
攻撃にさえ耐えられれば行動完了状態で放置されても反撃できる。
シュートアローも怖くないです。
捨て山の魔法生物がコストというのも上手い調整です。
魔法生物デックは手札、山札のユニットカードを資源に変える手段がなかったので
英雄が腐りやすかったんですがどうにか使い道が出来ました。
完了効果持ち以外の相手に普通召喚で出してしまうと能力が腐りますので
タワーシールドも入れて連発出来るようにしておくといいでしょう。

ただしテキストにはルール的な不備がありますね。
即席作成で即時召喚すると完了状態で召喚されるそうですが、
このユニットがゴールデンアイドルで召喚されたのか、
即席作成で召喚されたのかは、どうやって区別するんでしょうか?
歩行の進軍範囲に存在する代理地形にアースドラゴンが進軍する場合、
それは特殊能力で進軍したのか歩行で進軍したのかを区別するルール上の定義は
今のルールブックにはありません。
(地中移動は進軍範囲を拡大する能力ですからね)
同様に、装備品を装備したゴールデンアイドルが居る戦闘で
シャドウストーカーを即時召喚した場合、
それは効果で即時召喚したのか即時召喚可能だから即時召喚したのかは
普段区別していませんよね。
インスタントゴーレムも同じではないですか。
逆にインスタントゴーレムにそういった区別をする必要があるなら
他の普通召喚、即時召喚能力を拡大するユニットについても
これからは区別が必要になると思いますが。