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白鳩さんがモンコレで駄弁るブログ

わたくし白鳩がカードゲームの話を書き連ねるブログ

ブシロード発表会

2011年04月28日 14時25分23秒 | モンコレ
重大な事を聞くのを忘れていました。

みなさん、5月15日の発表会行く予定あります?
わたしは東京は遠いというところ。
質問に答えてくれる時間も用意されてるという事ですが。

行くと決めてる。
行かない。
迷ってる。
質問も考えた。
質問は当日現地で考える。
みたいな話を伺いたいです。
たしか秋葉原は体験会に200人も集まったくらいですから
行かれる方も同じくらい多いと思うわけですけど。

まだご存じない方に改めて書きますと、
現在ブシロードのサイトでは5月15日の発表会の参加者を募っています。
メールで事前予約をしないと入れないということですね。
応募多数の場合は抽選とのこと。
詳細はブシロードのサイトにて。

しかしモンコレの公式サイトには載ってないんですね。
これは乗せておかないといけないとても大事な事ではないですか。

アレキサンドライトデック

2011年04月27日 00時51分42秒 | モンコレ
今回はイニシアチブ修正付きユニットを代償とするデックの話。
アイオライト
アレキサンドライト
の2枚が一番分かり易いカードの追加ですが
高いイニシアチブ修正があるカードという事なら
クリムゾン・ウィング
銀牙の女戦士ハロハロ
サンダーバード
ベオウルフの魔剣士
女王蜂パイロープ
マルドゥーク
ロック
キャノン・トード
ディープグリーン
マーブル・アルマジロ
ホーンヘルム鉄壁隊
セントールの重装騎兵
バステト獅子騎士
暗黒卿ギュンター
と結構な数がありますね。

アイオライトは以前出たフローライトを変形させたカードですね。
属性とスペルの色が変わってイニシアチブが付いています。
フローライトより圧倒的に使いやすくはなってますね。
自身が代償に出来る他、イニシアチブ+2点は
先攻が圧倒的に取りやすくなる数字です。
3/1/2は低い数字ですが
先攻が取れて能力が使えている限り
レベル3で全滅を狙える火力とスペル2枠を捻出出来るんですから
手札が崩れない限り強力な戦力になります。
ハイスペック化が進行するにしたがって
イニシアチブ修正の大きいユニットが増えてきたので
代償に困らない構築も難しくなくなりましたね。
ただしアイオライトと能力の代償となれるユニットだけを積んだ構築では
それなりに対抗できる大型の英雄には無力な構築になるでしょうけど。
水属性なんですから津波ダメージだったら良かったですね。
サラスバティが入るはずでした。

アレキサンドライトはアイオライトフローライトの上位に位置付けられる英雄ですね。
レベル7の巨体と先攻を確実視できるイニシアチブ修正、スペル枠3枠を持ち、
攻撃力は初期値は低めですが代償さえ払えばいくらでも上がります。
自身も代償に使えることを含めて完結した能力を持ってはいますが
さすがに7/5/5は低いでしょうね。
せめて7/6/6、いえ、リミットが1レベル開いていても呼ぶユニットに困るので
8/7/7くらいで良かったと思います。
ベルゼブブと似たようなカードなんですが、
パンプアップ系のユニットがパンプアップできる代わりに
ステータスのスタート値が不当に低いという
少し前の悪しき風習を引き継いだデザインであると言えます。
イニシアチブ+4で一方的に殴って
相手の対抗はスペル3枠で封殺すれば
確かに一方的な勝負ができるカードかもしれません。
しかし相性次第では一方的に負けるユニットでもあるのですから
相対的に評価して特別強いという事はないでしょう。
勝てるときは一方的勝負になりやすいんですが
正の面だけを評価している感があります。
バランスを考慮して数字をつけて欲しいです。
あとレベル7というのも今の環境では弱点ですよね。
レベル1によっぽど相性のいいカードが無い限りは。
今の環境で使えるレベル7はパーティ全体に全滅級のダメージとか
サルガタナスやアスタロトなどの数字の低さが問題にならないユニットです。
リミット8の地形でレベル7単体で戦う事が
全く不利にならないユニットと言い換えてもいいです。
レベル7のアイテムユーザーなどは
まさに意識的にレベル7だと使い辛いからレベル7にした、というカードでしょう。
アレキサンドライトもレベル6や8だと強いから
レベル7という使い辛いレベルに落としたんでしょうか。
だとしたらいくらなんでも過大評価だと言っておきます。

イニシアチブ修正の大きいユニットは、上のカードは機械的に列挙しただけですので
相性のいいカードばかりではないですね。
アイテムユーザーなどはさすがに同じデックには入らないでしょうか。
見た感じ良さそうなのは種族ガーネットとマルデゥーク、
あるいはスペル枠やアイテム枠を持たない
クリムゾン・ウィング
サンダーバード
ロック
キャノン・トード
ディープグリーン
マーブル・アルマジロ
バステト獅子騎士
くらいだと思います。
種族ガーネットは女王以外はイニシアチブ+1しか付いてないですけど
アレキサンドライトたちのほうをガーネットデックに入れることはアリでしょう。
同じデックにマルドゥークも入りそうな気がします。
ガーネットは竜巻耐性も持っていますからね。
そうでなくてもマルデゥークはアレキサンドライトと相性がいいでしょう。
サンダーバードやロックはもともとデックを選ばないカードなので
このデックでならより活躍できそうです。
特にロックのイニシアチブ+5は深淵に次ぐ大きな補正ですね。
イニシアチブ-のディープグリーンやマーブルアルマジロたちは
アイオライトとは相性のいいカードではないでしょう。
パーティに混ぜると先攻が取れなくなりますからね。
しかし深淵のようにイニシアチブ修正はマイナスのほうが
プラスと比較して数字の大きいユニットが多いですので
能力を活かすのであればイニシアチブ-のユニットは入れざる得ません。
ここは難しいところですね。
いくらなんでもユニットを能力の代償にしか使わないというのは不可能でしょうから。
当然、イニシアチブマイナスのユニットが混ざったパーティで
重要拠点を守らなければならない局面もあると思います。
しかしデックの基本が先攻主体で構築されているのであれば
相当不利な戦いを覚悟する必要があります。

代償のイニシアチブ修正の数字を参照して能力の強さが決まるというのは
アイデアとしては面白いですね。
ただイニシアチブ修正はほとんどが1か2の低い数字であることを鑑みると
能力としては弱いと思います。
このままにするのは勿体無いと思うんですが。

マーマンマーメイドデック

2011年04月26日 08時38分21秒 | モンコレ
今回はユニットの大量追加があったマーマンマーメイドです。
どうも記事としては扱い辛い種族だったので最後のほうになってしまいました。
マーマン・マーメイドの追加は
マーマン少年聖歌隊
海王のロイヤルガード
珊瑚の王女テティス
潮騒の王子イアソン
マーメイド泡魚隊
の5種類。
さらに
ドラゴン・スケイル
が水スペルとしては非常に強力なカードですね。

マーマンは数としては少なくなかったんですが
重要なカードがアクアリウムの強化だったり
七海、珊瑚姫が水属性全体のサポートカードだったりして
デックとして形になりませんでした。
しかし今回5枚も追加されたので
マーマンマーメイドデックという形のデックが
組めるようになりましたね。
わたしは今回のマーメイドのカードラインナップは
全体として意外な内容でした。
新たな英雄で全く新しい形のマーメイドデックが完成するのではなく
既存のマーメイドの英雄であるメディアをサポートする形で
デックが出来上がる構成だったからです。
メディアは、強力なコンボを連発できる強豪ユニットなので
扱いが慎重になされたカードでした。
メディアを補強するカードはすでに大量にあったので
更に追加されたりはしないと思っていたんですね。
しかし今回のマーマンマーメイドのカードの追加は
メディアデックを強化するカード、
いえ水土のグッドスタッフ混成であったメディアデックを
種族に規則性があるマーメイドデックに生まれ変わらせるような
カードのラインナップです。
いい流れですね。
マーメイドデックが完成するとしたら
メディアを置き去りにして完成する流れだと思っていましたが
そうなりませんでした。

マーマン少年聖歌隊はレベル1の完了型で
パーティ全体を強化するのですから
同コスト帯では圧倒的に優秀なカードです。
またイニシアチブ操作まで行えます。
そんなに速くなるわけではないイニシアチブを付与する能力は
マーメイドデックにとってはほぼ同時回避にしか使えないかも知れませんが
レベル1で防御力2点はそれだけで戦力になります。
ただしレベル1の水属性ならレインスラッグが
対抗不可対策を兼ねた同時回避に成り得るので
それを超える選択肢ではありません。
対抗不可にならない別の選択肢を与える事で
結果的にメディアから対抗不可対策の能力を
奪いたかったんでしょうか。
マーマン対象ではパーティ対象で攻撃力+3点ですから
レベル1とは思えない能力です。
ただマーマン自体は数が多くないので
それを加味しての強力な補正ですね。

海王のロイヤルガードは今回の追加としては
一番大きいカードだと思います。
テティスと合流する事で2/4/5のアイテムスペル。
メディアと合流しても2/2/3のアイテムスペル。
ロイヤルガード、テティス、メディアのパーティで
2/6/7の超スペックですね。
単体では2/0/1で特定のユニットと合流して
やっと2/2/3にしかならないのですから
護衛ユニットとしてはかなり弱いカードです。
しかしマーメイドデックのレベル2即時召喚としては
他の選択肢よりも若干高いスペックです。
そしてテティスを含む英雄2体とのパーティで
2/6/7はOPBを超える最高水準に達します。
ただし一箇所の地形に戦力を集中させる必要が出てくるので
元から短期突破型だったメディアデックが
更に極端な一極集中型になってしまうんですね。
メディアデックはアーマーンや深き森の騎兵団も混成して
第2パーティも作れない事もなかったんですが
マーメイドで揃えると結果として回りは弱くなって
その戦法を捨てる形になります。
デックの性質をより顕著にしたという意味で
いいカードだと思います。

テティスはカードのイラストだけが事前に公開されていたカードでしたっけ。
イアソンと同パーティに合流する事で戦力が完成するのかと思ったら
全然そんなことはありませんでした。
テティスは明確にデックにマーメイドマーマンの統一性を持たせたカードですね。
ロイヤルガードだけだったらメディアデックに
ちょっと尖った女王親衛隊が追加されただけでした。
パーティのマーマン、マーメイドに+2/+2するのは強力です。
合計+4ですからね。ネビロスも+3にしかなりません。
行動完了もしませんし。
即時召喚可能なスペル水*としても強力です。
味方の能力を上げるタイプのユニットはパーティをほぼ対象ユニットで統一しないと
見返りにあった戦力にならないのが大抵ですが、
テティスクラスだと対象ユニットが1体だけでもコストに見合った戦力になります。
つまり非英雄のマーマンマーメイドを並べただけでは
数字が大きいだけで戦術の無いパーティになってしまうところが
他に強力な戦力(メディア?)を確保した上で
テティスと1体のマーマン又はマーメイドを並べる構成が許されるということです
戦力として完成度が高いんですね。

イアソンは考察済みのカードでしたっけ。
やっぱりマーマンマーメイドを並べただけでは
安定した火力に達しないので
サラスヴァティ目当てでアンゴルボダのデックに入るほうが
メインの流れみたいですね。
イアソンとテティスで無敵の戦力が完成するのかと思ったら
そうでもなかったようです。
別に恋人とかそういうものではなく単なる親戚だったんでしょうか。
そういう事もありますね。
シャチとミンクのようなものです。

マーメイド泡魚隊も考察済のカードでした。
レベル3のスペル2枠なら需要はありますが、
レベル3圏は強豪揃いなので特別な存在感はありません。
今回のマーメイドの追加の中ではあまりぱっとはしませんね。
単に回りがいいだけですけど。
水スペルばかり使うのであれば強いはずなんですが
水枠単色では戦い辛いのでそこがネックですね。

ドラゴンスケイルは防御力を上げつつ耐性戦闘スペルまで得るという
防御力アップとしては最強といっていい戦闘スペル。
水デックの対応力を大幅に高めたカードですね。
単枠の戦闘スペルとしてはカバーできる範囲が広すぎるくらいです。
ちょっと使い易すぎる気もしますね。
土属性に欲しかった効果でした。

真珠の人魚姫メディアが評判の良くないカードだったので
マーメイドも長らくフォローされてこなかったんですけど
実績が正当に評価されてマーメイドも追加が入るようになりました。
マーメイドはAレギュの頃から居たわりに
デックとしてはメジャーになれてなかったんですけど
マーメイドデックという形のものが完成しましたね。

ライカンスロープ

2011年04月22日 14時02分07秒 | モンコレ
まとまりはないというか、
デックは組めないと思うんですけど
数は増えましたね。
ベオウルフの戦士
ベオウルフの舞闘家
銀牙の女戦士ハロハロ
ベオウルフの魔剣士
の4枚が追加しました。

今までライカンスロープは
即時召喚不可しかいなかったので
その方向で進んで欲しかったんですが
即時召喚可能なライカンスロープが2枚も増えてしまったので
その特徴もなくなったようです。
ライカンスロープは風属性で
スペラーもいますがほぼアイテムよりの種族ですね。

べオウルフの戦士は発売前のレビューでも触れたカードでしたっけ。
2/2/1のアイテム1イニシアチブ+1に
ちょっとした特殊能力が付いたカードです。
長槍隊スペックのユニットはアイテムデックに汎用で入るカードなのですが
種族がどうでもいい時はこれからはべオウルフの戦士になるんでしょうか。
魔剣が入っていなければ長槍隊のままでも同じ強さですが
魔剣が入っていないなら入っていないでも
べオウルフの戦士を出すだけで警戒を誘える可能性はあるので
入れ替えるのは無意味ではありません。
積極的に相性がいい魔剣がゼピュロスくらいなので
使いづらい能力ではあるでしょうが、
代償の無い宣言型特殊能力なので
封印の札を使われても損がないんですね。
上手くはまるとどうしようもない能力になります。

べオウルフの舞踏家はべオウルフデック的なものが
組めそうな能力のユニットですね。
2/2/2イニシアチブ+1のユニットが
3種類のステータスを選択で上げられるとは言え
代償がライカンスロープである事、
さらに対象もライカンスロープである事、
の2つの条件は厳しい制限です。
そんなに強い能力ともいえない上に
種族ライカンスロープは数もそんなにいませんし。
攻撃力、防御力、イニシアチブの3種類を
全て上げられる特殊能力というと
舞踏家の他は地底神殿の王くらいしかいないので
レアといえばレアな能力です。
宣言型能力で連続でステータスが上げられたら
イニシアチブで宣言できるところも含めて
局面次第では強いカードです。
しかし使いどころの多いカードではないので
もう少し強くても良かったかも。

ハロハロも発売前にコメントしたカードでした。
レベル3のアイテムユーザーとしては単純にハイスペックなので
そういうカードが欲しいならだいぶ役に立ちます。
ケンタウロスデックで使おうとしたら
即時召喚不可が引っかかって意外に使いづらかったですね。
道の上にいる分にはケンタウロスのほうが強いので。
即時召喚できないと相手の本陣に行くのに
タイプ道の地形は必ず踏まなければなりませんでした。

ベオウルフの魔剣士はスペル風アイテム1にイニシアチブ+2と
常備能力は豊富ですが攻撃力がレベルより低いユニットです。
性質を生かした戦い方ができない惜しいユニットですね。
風枠が余計でしたか。ライカンスロープで魔法が使えるのはこのユニットだけですし。
その代わりの特殊能力は、タイプ魔剣を装備していると
風枠を消費して攻撃力を上げることが出来ます。
アイテム枠をタイプ魔剣で埋めてスペル枠まで代償で消費すると
対抗がなくなるわけですから考えて使わなければいけません。
たぶん、スペル枠の増えるタイプ魔剣とコンボするためのユニットなんでしょうね。
雷神剣ユピテルとか。
スペル枠の付く魔剣なら能力を使ってもスペル枠が残りますし
余裕があるなら能力を2回以上使うことも出来ます。
そんなに強力なコンボでもないですね。
能力は見ずにレベル4で常備能力3種類のユニットとして
使ったほうが強い気がします。攻撃力が上がるだけですからね。
同じレベル4で魔剣の装備により攻撃力が上がる髑髏の魔剣士と比較した場合、
スペル枠を消費せずとも攻撃力が上がる分髑髏の魔剣士のほうが上ですが
べオウルフの魔剣士の利点はイニシアチブ+2があることです。
先攻デックならこちらという事ですね。

ちょっと無理しないとライカンスロープデックは組めないと思いますけど
戦士とハロハロは汎用的に使えるユニットです。
タイプ魔剣関連の能力も持つようになりましたが
魔剣関連の能力はドリブラ以外は使いやすいものが出ませんね。

ブシロードに要望書を書く

2011年04月20日 05時17分43秒 | モンコレ
3回の企画で自分なりに意見が纏まったので
要望書を執筆してみました。
ユーザーからゲーム会社宛のファンレターなので形式は極力フランクにして
短く収めようとしましたが、それでも1000文字オーバー。
内容はスタンダード落ち継続と基本セット案ですね。
コメントを読ませてもらった結果
これが最良の策であると結論しました。
以下の文面を書面にして送ろうと思います。

モンスターコレクションTCG公式サイトの告知で
モンスターコレクションが今年の8月からブシロード様からの販売になると知り
3月に放送されたブシロード戦略発表会も観させていただきました。
モンスターコレクションがブシロードの柱のひとつになれるよう
期待すると共にわたしもその一助となるよう応援していくつもりです。

あたって、要望があります。
3月の告知で富士見書房が撤回を宣言しているレギュレーションアウトの規定を
復活させてもらえないでしょうか。
レギュレーションアウトの規定は
ゲームの面白さを保つための必要性から提案されたもので
販売元が変わったら必要のなくなるものではありません。
レギュレーションアウトの制度はどのカードゲームにもあるものではありませんが
モンスターコレクションには有益なルールだと思います。
実際、過去にカードのデザインが行き詰って一時休止していた期間がありましたし
カードの総枚数は多すぎない範囲で制限があったほうが遊びやすいです。
どちらにしろ、現在の在庫がなくなったら以前のカードは補充するあてがなく
いずれは過去のカードは使用できなくするしかないのであれば
後になって使用禁止を通知されるのはとても困ります。

ただし、今年中の新作カード発売と同時に
アニバーサリーのカードの全部を使用不可能にすると
ゲームに最低限必要なカードも足りなくなってゲームが成り立たなくなります。
そこで今回のモンスターコレクション新生を機会として
ルールブックを同伴したベーシックセットを発売する事は出来ないでしょうか。
販売元が改まる事で新しくゲームに興味を持つ人も沢山出てくると思いますが
基本的なカードを揃えるのに昔のパックを何種類も買う必要がある環境では
せっかく大きな機会なのに始めたくても始め辛いと思います。
基本的なカードの再録と新録カードを半分ずつ取り混ぜた大きなボックスが
カードのドロップ周期が一巡する3年おきに発売されたら
ゲームは始めやすく、なによりわたしたちも新しい仲間にゲームを勧めやすくなります。

モンスターコレクションは長く楽しんできたゲームなので
これからもずっと続けていけるようよろしくお願いします。
5月15日の新期発表会も楽しみにしています。

バステトデック

2011年04月17日 05時44分03秒 | モンコレ
ずいぶん間があきましたが久しぶりの再開、
バステトデックです。
バステト獅子騎士
が追加されて
千尋の谷
が強力なカードです。
ディフェンダーを持つユニットという事なら
マーブル・アルマジロ
ギルマン宝石鑑定団
の2枚もあります。

バステトデックの英雄は
種族ではなくディフェンダーの有無で判定するので
バステトデックに採用されるには
種族バステトの中でどうであるかではなく
レベル奇数のディフェンダーユニット全体の中で
存在感のあるステータスでなければなりません。
バステト獅子騎士はそのれに見合う強さでしょうね。
なにしろレベル3のディフェンダーを持つユニットの中で
イニシアチブ-またはレベルを超える防御力をもっているユニットは
バステト獅子騎士しかいないんですから。
もともと既存のユニットの上位互換スペックが与えられている
ユニットですのでディフェンダーユニット全体の中でも存在感があります。
エヴァと組ませるならイニシアチブ-が邪魔になるので
召喚せずに手札で代償にするほうが強いユニットでしょうか。
レオーネならイニシアチブ-も防御力5も役に立ちますね。
ただしアイテム枠スペル枠を持たないので
対抗はレベル5の英雄が持つ2枠のみになってしまいます。
リミット8でレベルを超える防御力とアイテム枠2つを
未だに両立できないのはバステトデックの弱点ですね。
レオーネは防御力6点くらいでもかまわなかった気もしますけど。
あるいは3/2/4アイテム1ディフェンダーの
バステトかギルマンくらい出てもいいと思いますが。

バステト以外のディフェンダーもちも
バステトデックからすると悪くはないユニットですね。
今までのディフェンダーユニットに
ハイスペックが居なすぎたのかもしれませんが。
マーブルアルマジロはレベル2で防御力のほうが高い
ディフェンダーユニットです。
ギルマン宝石鑑定団は能力を使うと
レベル3の攻撃力がなくなってしまうデメリットが
バステトデックだとある程度無視できます。
アイテム消耗品をジェムにすればいい訳ですので
ギルマンデックで使うより使いやすいですね。
タイプジェムは3神器よりは使いづらいんですが。
レベル3のアイテムディフェンダーは
もともとそんなに強いユニットが居ないので
ギルマンライダーズや宝石鑑定団でも
高い選択肢になってしまうのは幸運な事ではないですけどね。

今回のバステトデックの追加で
最強のカードは千尋の谷でしょうか。
実は種族バステトであることを条件にした効果としては
初のカードだったりします。
今まではディフェンダーが条件でしたからね。
圧倒的なイニシアチブと攻撃力が得られる儀式地形です。
レベル分のイニシアチブが得られるんですから圧倒的に速いですね。
先攻デック対策として機能するくらい速いです。
バステトパーティはリミット8でアイテム枠スペル枠を計3枠
確保する事が出来ます。
それが先攻確定のイニシアチブと高い攻撃力を持つ事が出来る。
道の上のケンタウロスでも
アイテム枠3枠に同じくらいのイニシアチブとチャージを得る事が出来ますので
圧倒的に強いパーティが出来るといったら言いすぎでしょうね。
しかし状況と相手パーティを見て、突然に現在の手札も消費せず
専用デック並のイニシアチブが発生するんですから強いです。
また後攻主体のデックからスイッチできるところにも価値はあるでしょう。

3・5デックは戦い方に幅がないので
リーダーの能力の強さでデック全体の価値が決まってきます。
ローコストで幅広くどんなパーティにも対応できる
オーガやスケグルとかは強いですけど
有利の付く相手が少ない種族はパーツが充実しても
なかなか勝てるようになりません。
ただバステトはGレギュ最高クラスの強化能力や連発できる対抗不可と
派手な大技があるネタよりのデックですから
真剣に強いデックである必要は必ずしもないでしょう。
使ってて楽しいですからわりといいバランスだと思います。

緊急討論・古いカードはおとすべきか3

2011年04月13日 20時01分11秒 | モンコレ
前回のアンケートで
カードプールのドロップ調整前提の質問を投げかけたところ
当然にスタンダード落ち賛成の方の意見が多数集まりました。
結果としてカードゲームは古いカードを定期に落とすべきである、
という意見が大勢を占める事になりましたが、
これではフェアでない気がしたので
スタンダード落ち反対の方前提で且つ盛り上がりそうなアンケートも
やってみたいと思います。
質問はずばり、

○○だけ禁止すればスタンダードアウトは必要ない。

です。
確かにアニバーサリーにはバランスブレイクのカードが
多数ありますが、そうではないカードのほうが多いんだから
○○だけを禁止にすれば全部落とす必要はないんじゃないか、
という意見の方も沢山いらっしゃると思います。
「問題なのは○○だけなんだからアニバーサリー全部を落とす必要はない。」
の、○○に当て嵌まるカードをコメントにて教えてください。
モンコレには一切使用不可能になる「禁止」と
デックに1枚までは投入できる「制限」がありますので
禁止ではなく制限で十分だと考えるカードには
区別して制限と書いてください。
対象となるカードはアニバーサリーに限らず
ステージ1のサルガタナスやメディア、
最新ステージ2のカードでもかまいません。
逆にスケグルやデスブリンガーの制限の解除するべき、という意見でも。

注意!
将来的なゲーム存続のために
アニバーサリー全部を落とすべきだというスタンスの場合は
解答をお控えください。

緊急討論・古いカードはおとすべきか2

2011年04月12日 01時07分48秒 | モンコレ
前回、緊急討論と題しまして
スタンダード落ちに関しまして
皆さんのご意見を頂きましたが
沢山のご意見ありがとうございました。
しかし意見の内容はかなりばらつきがありましたね。
というより全く同じ意見はほとんどなかったと思います。
これはそれだけ考えにばらつきがあるという事でしょうか。
すでにコメントされている意見とを同じ内容なら
わざわざ発言する意味が無いから
新しい意見ばかり集まっているだけでしょうか。
もし後者の理由で書き込みを控えられた方がいらっしゃったら
改めてコメントしていただけると嬉しいです。
どの考えがユーザーの望む意見に近いかが知りたいので。

全体の妥協点を探ると、
アニバーサリーに関しては
環境的に邪魔なカードのほうが多いので
落として欲しい意見のほうが多数派でしょうか。
ただし大幅な救済があることが前提ですね。
環境を封殺するカードをなくして
デックの種類を増やす事が目的で、
デックの種類が一時的にもマイナスになるのは避けたい。
3年間活躍したからオークやハーピィに関しては
もう引退していいんじゃないか。
精霊王はすでに時代遅れだし無くなってもかまわないんじゃないか。
こういう意見はほとんどないように思います。
(コメントをざっと読んだ印象ですので
 異論反論は絶賛募集中です)
であれば、いくつかの強力なカードを禁止にするだけで
ユーザーのニーズに最も近いものにする事が出来、
100枚200枚単位の大量カードのスタンダード落ちは
内心ではみんなそれほど望んでいない、
レギュレーションアウト規定の撤回も
全体としては受け入れられているように思います。
突然どこかで破綻しない範囲で
調整をかけてくれる事は期待した上で、ですが。

正直なところを言えば、
われわれには製作陣の創作アイデアが
いつ枯渇するのかは分かりません。
カードプールが何千枚増えようが、
まだまだ新しい魅力的なカードを
いくらでも考え付く事が出来る、
というならスタンダード落ちの規定など
全く存在しなくても何も心配はないわけです。
現実にはそこまではないにしろ、
ステージ3のカードの製作に取り掛かった上で
新しいアイデアのカードが大量にストックされていて
新カード製作に当たってカードプールの多さが支障になっていない。
まだカードプールの枚数上限にはかなりの余裕がある。
ということなのであれば
突然の撤回にも理解の余地があるでしょう。
1000枚という数字には大きな根拠はなかった、
といえばそれまでです。
(TCGが面白いのはカードが1000枚前後の時で、
 その枚数を超えるとゲームは複雑になりすぎてつまらなくなる、
 という経験的な仮説があります)

ただしモンコレは計画性のなさで失敗してきた歴史があるので
ユーザーとして行き当たりばったりは許す事は出来ません。
今回のスタンダード落ち撤回があるいは英断であったとしても、
無計画のそしりは免れる事は出来ないでしょう。
1000枚超という区切りが少なかったのだとしても
どこかのラインでカード枚数の上限を区切らないと
いつ爆弾が爆発するかは分かりません。
(召喚術士のように)ゲームを大幅に変えて
それ以前のカードが全く通用しないような新要素が
登場したときが危険のサインです。
正確には、そういったものが登場する前に
対処しないと間に合わないと思ってください。
その時点ですでに赤信号で黄色は過ぎています。
ですのでカードプールを調整する旨の訴えは
上げていく必要はあると思います。
ただしそれは近日中、早急にではなく
5月の発表会の決定を聴いた上で
改めて変更を要求する形でも遅いという事はないでしょう。

前回のアンケートはまだまだ継続中という事にします。
わたしもいい解決策が浮かぶかもしれませんし
審議は継続したいと思います。

どうも、このまま記事を締めてしまうと
まとめに入ったように見えるので
追加のアンケートを開始します。
設問はずばり、

基本セットや再録中心のセットのようなものを出すのは
ありか?

前提として、カードのスタンダード落ちが
存在する場合の話となってしまうので
大量カードのスタンダード落ち自体に反対、
という方は質問の対象外です。
一定区切りでカードを大量に落とす事に賛成で
その救済策に再録中心のセットを出すようなやり方は
歓迎か反対か。
出し方にもいろいろあると思うので
こういう出し方というのも詳しく教えてください。

またアンケートから外れた異論反論賛成賛同も大歓迎です。

緊急討論・古いカードはおとすべきか

2011年04月09日 23時55分57秒 | モンコレ
髑髏の騎士のスタンダード落ちが撤回された事で
ぺテレーネと髑髏の騎士がこれからも並存される
予定となってしまいましたね。
突然のルール変更についてはすでに記事を上げていますが
これについては誰しもがなんらかの意見をお持ちだと思います。
大きな問題意識をもってすでに要望を送ったという方も
なかにはいらっしゃるでしょう。
わたしもその1人として自分なりに意見を送ろうと
考えを整理しているところです。
しかし必ずしも当初の予定通り
今年の8月にアニバーサリーのカードを全部落としてしまう事が
ゲームにとってプラスでもない事は確かでしょうね。
アニバーサリーシリーズは
環境的に重要なカードの種類が多すぎますので。
ステージ3のセットでその救済が予定されているのであればまだしも
少なくとも今現在にその予定は無いでしょう。
であれば撤回を宣言するわけがありませんからね。
そこで、カードプールはどうするのが望ましいのか
みなさんの意見を伺いたいと思って
ちょっとしたアンケートを行います。

①ステージ3が始まったら予定通りカードを落とすべきである。

②ステージ3では間に合わないだろうから
 ステージ4かあるいはステージ5に延期でもいいから
 昔のカードは落とせ。

③アニバーサリーのカードだけ落とせ。
 ステージ1以降は落とさなくていい。

④昔のカードは使用禁止にする必要は無い。
 カードプールは無限に増えてよい。

⑤スタンダード落ちのルールは無くしてよいが
 禁止カードを大量に指定することでゲームバランスは保て。

⑥ブシロード発行以降のカードだけで
 Gレギュに代わる新たなレギュレーションを創設すべきだ。

⑦その他

思いつく限りで6種類のパターンを用意しました。
コメント欄でこれに賛成という番号を教えてください。
もしわたしが思いついていない解決法があったら
⑦その他で教えてください。





現状の私見を書きますと
①は宣告どおりとはいえ
現況を考えれば乱暴な対処法でしょうね。
救済が必要なカードは
戦闘スペルやアイテム、地形のカードのほとんどですから。

②はステージ3のカードの出し方次第では上手い対処法となるでしょう。
つまり発売から4年でカードが使えなくなるペースです。
常態でキープされるカード枚数は1100~1400枚程度の範囲。
枚数としては理想的な範囲ではないでしょうか。

③はアニバーサリーのカードの内容から判断して、ですね。
復活直後に作られたカードは継続の予定がなかったため
バランスを無視したカードが多いです。
スタンダード落ちのルール自体がアニバーサリーのカードを
なんとかしようとしてはじまったものでしょう。
ですからアニバーサリーだけ落としてしまえば問題は解決。
それ以降のカードまで定期的に落としてしまう必要はないと。
重要必須カードの救済の問題はありますが
ステージ1以降は落ちないのであれば余裕を持って再録できます。

④が現在の予定ですね。
これでゲームを続けられるならいいんですけど
すでに何度も失敗していますからね。
新しいカードをデザインする場合は
既存のカードとの兼ね合いを考える必要がありますが
そのすでに存在するカードが2000枚もあったら
縛りが大きくて強いカードは作りづらくなるのです。

⑤は④の変異です。
基本的にはスタンダード落ちのルールはなくなりますが
継続上邪魔だと思ったカードはどんどん禁止カードになります。
あまりいい方法ではないでしょうね。
禁止すべきだと考えているカードの内容は人によって違いすぎますから。
わたしが禁止又は制限すべきだと考えるカードは
白夜の空、虹のつまった指輪、ロザリオ、アミュレット、が筆頭格。
ナイトシェイドとかはあっていいと思います。
場が完成するとどうしようもなくなるというカードでもないので。
しかしこれに反対する人もいるでしょう。
全員が禁止にすべきだというカードはほとんどないと思います。
あればすでに制限がかかっています。
ですから⑤はほとんど成立しない選択肢です。
やろうと思っても実質④と同じ状態にしかなりません。
あるいは少しでも強かったらどんどん制限になってしまうか、
ですね。

⑥は流通を考えると実は妥当なやり方です。
だってステージ2以前のカードが売り切れて足りなくなっても
ブシロードには商品を提供できないわけですし、
ブシロードになってからモンコレを扱うようになる小売店もあるでしょう。
使えるカードなのにステージ2以前が売ってなかったら困りますね。
今回はユーザー視点で望ましい形のアンケートですから
それは考慮しなくていいですが。


わたしは②か③が妥当ではないかと思っていますよ。

髑髏の騎士デック

2011年04月09日 23時38分31秒 | モンコレ
今回は髑髏の騎士デック。
なにが変わったかといえば、はい、
仮初の騎士ペテレーネ
が追加されましたね。

優勝者デザインのカードだったので
すでにレビューしたきりですが
改めて見るとやっぱりもう少し強くても良かったでしょうかね。
聖スペル枠1個追加くらいは。
ご存知、髑髏の騎士が英雄になったんですからね。

ほとんどスペックが同じですから
髑髏の騎士デックの中で4枚目以降の髑髏の騎士として
機能するカードです。
キーカードが最大6枚入る事で
事故りづらくなったのに加え
相手の山札を破壊できるという追加能力を得ました。
髑髏の騎士デックはもともと長期戦になってしまうデックなんですが
ぺテレーネはさらに山札を枯渇させる特性の能力ですから
その戦法がより顕著です。
相手の戦力が崩壊するまで削り続けろという事です。
フリープレイでは脅威の能力ですが
大会向けではないですね。
髑髏の騎士と並ぶ事で戦闘ごとに
最大でユニット2体と山札2枚ずつを削る事が出来ますが、
効率よく行かないと時間切れ判定になってしまうでしょう。

もともとを考えると髑髏の騎士のスダンダード落ちフォローに
登場したカードですよね。おそらく。
あっさり撤回されてしまってどうなってしまうのでしょうか。
別に髑髏の騎士みたいなカードが2種類あったって
今更どうなるという環境ではないですけど
こちらにも予定というものがあります。

髑髏の騎士は初期からあるデックですが
Gレギュで偶数統一よりになった事で
勢力としては弱体化していますね。
またレベル3が即時召喚可能になった事で
相性的に有利な大型主体のデックが全体として減っていますし
英雄にはスペック負けしますので
大型メインのデックにも必ずしも有利ではないし。

ダークエルフデック

2011年04月06日 04時16分20秒 | モンコレ
今回はダークエルフデックという事で。
ダークエルフの追加は
ダークエルフ呪紋隊
第13部隊ネイ&ネル
の2種類ですね。

ダークエルフ呪紋部隊はミッドナイトクイーンと並び
標準的なスペックである2/2/2のスペル1枠に
加えて特殊能力があるという、
従来基準と比較するならばオーバースペックのユニットです。
能力は欲深き皇帝と同等の種族王系能力と判断できますから、
欲深き皇帝や七つの海の王子と同基準でデザインされているんでしょうか。
なのであれば以前からあった水準と捉えることも出来ますが。
パーティ全体にイニシアチブを付けられるので
リミット8の地形でダークエルフ統一のパーティを作れば
推定イニシアチブ+3以上。あるいは4。
ほぼ先攻確定の速度ですね。
ただしダークエルフだけでパーティを構成する必要があります。
これは容易い制限でしょうか。
それとも厳しいものと考えるべきでしょうか。
今のカードプールでしたら
特に厳しい者と考える必要はないように思います。
種族ダークエルフのユニットカードは現状で13種類。
ダークエルフのみでデックを組むことも
今のカードプールならなんら不都合はありません。
もし他の種族を混ぜるとしても
魔法生物か夜煌蟲を相手に合わせて使う程度でしょう。
髑髏の騎士などに主力を頼らなければならなかった以前とは
状況が大きく違っているんですね。
パーティ全てがダークエルフであること、
の条件付けはアルールも持っていますけど
カードの充実により
これらは致命的な制限ではなくなったといっていいでしょう。

ここでいうカードの充実、とは
単に頭数が揃ったのみを指して言っている訳ではありません。
種族ダークエルフだけで多様な戦術に対応できるようになった事を認めて
初めてダークエルフのみでデックが組めるようになったと言えます。
つまり第13部隊ネイ&ネルの参入が非常に大きな意味を持っているのです。
ネイ&ネルが単純に強いのはもはや見たとおりだと思います。
発売前にも少しレビューしていますし
ここでこのカード単体について改めて詳しく触れるのは止しておきます。
加えてダークエルフデックの中での位置付けで見た場合、
2点ダメージの宣言能力を連発する封殺するエレクトラと
先攻型の戦術を取るネモ
奇襲的な動きが出来るアルールに
中型を狙える能力を持つネイ&ネルが参入したことで、
ダークエルフだけで基本的な戦術パターンが
全て揃えられる環境が整ったと言えます。
ダークエルフのレベル4は髑髏騎兵隊以外は役者揃いで
本当にスキがありません。
またエレクトラやネイ&ネルは能力代償の確保で
戦力が左右されるのですから
ダークエルフ以外のユニットカードを極力入れなくて良いのは
二重にありがたいのです。

もうちょっとカード取引価格が安かったら
ぜひ組んでみたいデックなんですけど
必須カードであるエレクトラとネイ&ネルは
ちっとも下がる気配が無いんですね。

トロールデック

2011年04月05日 05時14分51秒 | モンコレ
今回は1枚だけ追加されているトロールです。
トロール豪腕戦士
が入りましたね。
アイテムや地形に直接とロールに益するようなカードは
含まれていないと思います。

4/5/5でアイテム1、
それが即時召喚、普通召喚可能という凄いカードです。
以前、トロールにレベル4の即時可能を出せと書きましたけど
あれも4/4/4アイテム1くらいのカードをイメージしていましたよ。
4/5/5で即時召喚可能とは思い切っていますね。
トロールは一線級の種族ではないんですから
そのくらい許されていいのです。
しかしトロールは能力を見たら
全然弱い種族ではないですよね。
むしろかなり強い事が書いてあります。
レベル4でアイテム1と土スペル土、
加えて飛行又は歩行に4点を撃てる能力を持つわけですが・・・
注目すべきはこの能力がチェイン可能であるという事です。
つまり4点のダメージ2発と8点のダメージ1発を
状況に応じてチェンジさせる事が出来るんですね。
4点のダメージ2発と8点のダメージ1発の選択は凄いです。
大型主体のパーティにも即時ユニットのみのパーティにも
対応させる事が出来ますから。
土石流といわおとしは
進軍タイプの条件付けさえ合っているなら
ほぼどんなパーティにも通用するはずでしょう。
耐性でも付いていたら話は変わりますけど。
そんな強力な必殺技を持つトロールが
あまり振るわない理由があるとすれば
土スペルがイマイチ信用ならないところと、
もうひとつは即時不可の4レベル2体によるパーティが
主力構成なので、運用し辛いという点ですね。
前者の弱点は未だ解消されていないかも知れませんが
後者の弱点を大きくフォローしたのが
今回のトロール豪腕戦士です。
トロールはレベル2ユニット2体と
4・2・2パーティを組んでもちっとも強くないのが弱点なので
レベル4の即時ユニットが1種類加わったくらいでは
依然として運用の厳しいデックである事に代わりはありませんが、
0と1では大違いです。
しかも4/5/5というハイスペックですから
地味ですがわりと強いデックになったのではないですか。

特に相性がいいというわけではないですが、
偶数統一でレベル4の即時ユニットも多いという事で
遺跡デックにもしやすい種族ですね。
昔の遺跡デックは=トロールデックでもあったんですが、
その名残かレベル的な相性はいいです。
これも安く揃えられる種族ですし
カードが揃ってたら組んでみてもいいですね。

ドワーフデック

2011年04月03日 04時17分48秒 | モンコレ
今回もちょっとだけ増えた種族ドワーフです。
ドワーフの追加は
ホーンヘルム鉄壁隊
ですね。
関連地形として
炎のラビリンス
が追加されています。
パガンは魔法生物も強化できるので使うとしたら
ホムンクルス・ミンオット
でしょうか。

ホーンヘルム鉄壁隊はすでに発売前に触れているカードですけど
改めて完成度の高いカードだと思います。
レベル3のユニットがレベル3以下のユニットを行動完了させる能力は
状況的に腐ったり能力のコストに効果が見合わないという状況が
ほとんど考えられないのですよ。
強化しなくても、です。
さらにその基準である防御力も簡単に上げられるとなると
並の制圧力ではありません。
加えてレベル3でイニシアチブ-3という完成度の高さ。
ギルマン宝石鑑定団も一見似たような能力を持ちますが
比較するとかなり違いますね。
宝石鑑定団の能力が本当に使えるのは
相手のパーティがレベル4以上のユニットの完了能力を持っていて
且つその能力を使わずに戦う選択肢が許されない状況のときだけですから。
レベル2以下のユニットの特殊能力や宣言能力を止めるのに
レベル3ユニットを行動完了させて尚且つアイテムまで捨てるのは
やっぱり割に合わないのです。
あえて欠点を上げるなら
ホーンヘルム2種が加わった事で、ドワーフデックは銃弾が使いづらくなりました。
ドワーフは魔法生物を除くと最も錬金銃と相性の良かった種族だったので
この路線変更はあまり良くは無いですね。
ドワーフは人型の種族で最もよく銃弾を使える種族だったわけですから。
実質ガンナー種族が居なくなってしまったように感じます。
ドワーフはドワーフでこれで完成された種族になっているので、
バードマンがこれから本格的なガンナー種族になったりしませんかね。
それなら住み分けも出来て絵的にもカッコ良く言う事無しです。

ホムンクルス・ミンオットはレベル1ユニットとしては
これまでと比較して非常に強力なんですが、
ドワーフデックはレベル2・3構築に特化してきたので
運用を考えると少し使い辛いですね。
リミット8の地形でパーティにレベル1ユニットを混ぜるとすると
1・2・2・3でパーティを組むことになりますが
これだとレベル3が1体しか入りません。
ドワーフはレベル3が強すぎるので
レベル3ユニットを2体入れた2・3・3パーティのほうが使いやすいです。
レベル3ユニットが1体しか入らないという事は
英雄を入れたらホーンヘルムは使えないという事を表します。
ミンオットがどれだけ強いといっても
やっぱりホーンヘルムのほうが使いやすいでしょう。
以前ですと黒曜蟲を使うためにどうしても
レベル1を混ぜる必要があった場面もあるのですが、
今では夜煌蟲で良くなったのでレベル1は使う必然性が薄くなりましたね。
レベル1が肩身が狭い環境はあまり好きではないのですが。
レベル1ユニットは構築の制限が大きいので
もっと強くなってもいいかもしれませんね。

炎のラビリンスは
リミット11のサイズと召喚サポートの能力は相性がいいので
防衛拠点として単純に強いですね。
その地形に該当ユニットを普通召喚できる効果の地形は、
ほとんどの場合配置ターンは効果が使えないものなんですけど
炎のラビリンスは違います。この点が強いですね。
その代わり敵軍領土には召喚できないのですが
それは大きな問題ではないでしょう。
ドワーフデックだと地形の選択肢がとても多いので
最終的には他のカードに圧されて入らないかもしれませんけど。
タイプ遺跡で奇数リミットという点でも珍しいカードでもあります。
遺跡ユニットはケンタウロスを除き偶数で統一されているので
遺跡中心のデックでは一番選択肢が弱いカードでしょうか。
ドワーフやミノタウロスが遺跡の地形で強くなるわけでもないですし。
ただドワーフとミノタウロスは元ネタ的には
遺跡と関りの深い種族であるはずなので、
関連の遺跡地形が出てくるのは原作フォローの意味があります。
TCGも突き詰めればごっこ遊びですからイメージは大切です。
このカードが出たことでドワーフデックに
オーガパワーブラザーズを挿す構築もありになりましたね。
2・3デックならトンネルとも相性がいいですし、
1枚挿しておくくらいなら、なくはないです。

カードの追加は少しずつですけど
1枚1枚が強力なカードばかりなので
急速に強くなったデックですね。
自分から後攻を取りに行くので
一見、相性負けが多そうにも見えますけど
現実には他のデックに比べて
苦手なマッチングが多いようなデックではありません。
むしろスキのないデックだと思います。
もはや第一線級のデックの1つと言っていいでしょうか。