白鳩さんがモンコレで駄弁るブログ

わたくし白鳩がカードゲームの話を書き連ねるブログ

スノー・ホワイト

2012年12月31日 13時32分35秒 | カード情報(銀嶺のリヒテルス)
スノーホワイトのビジュアルフレーム。
次回配布は来年の温泉合宿の時でいいんじゃないかな。
これを一般配布しないことと温泉合宿参加者以外にも配布すること、
どちらが不義理かといえば後者のほうではないか。

雪の女王の娘、スノーホワイト。
エーデルワイスはこのうちの一人で、特に力の強いスノーホワイトですね。
しかしあんまり使いやすい能力じゃないですね。
欲しかったのは単なる2/2/2イニシアチブ+1スペル*耐性吹雪のスピリットだったと思います。
さらにクロスブースターで出て欲しかったかな。
レベル2ユニットの火力で2D点は相対的には強いです。
普通は風神追撃隊や鉄騎隊の4点くらいが相場ですし
レベル3なら蛮兵やスカルタランチュラの5点です。
コスト払ってるだけあります。
しかし耐性でも防御力アップでも防がれてしまうと
氷結晶の残りレベル6の打点ではレベル8のパーティを貫けない。
かといってゼノビアの火力だとレベル4にしては高すぎるんですが。
攻撃の前に能力持ちにちょっかいかけられるので上手く使えれば強い。

ノワールのテキスト修正

2012年12月29日 21時07分55秒 | ルール雑談
ノワールのテキストにエラッタが入りましたね。
「対象はすべての*を消費する。」だそうです。
すべての・・・と書いていなくても意味として必ずしも矛盾しているわけではないんですが、
不親切極まりない書き方であることは事実。
エラッタをかけたほうが賢明でしょうね。
しかし発売日に更新されたQ&Aは未修正のままなのでQ&Aには矛盾が生じています。
ここもちゃんと書き変えないとなんの意味もないんじゃないか。

妖艶のアルメリナ

2012年12月29日 03時06分29秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
ブロック3では珍しいレベル2圏の2枠ユニット。
加えて飛行で即時召喚可能の英雄というのも
非常に珍しいスペックであると言えます。
というより、即時召喚可能で飛行の英雄というと
バードマンやハーピィにも居るには居ますが、他は全部レベル3で
レベル2はアルメリナだけなんですね。
普通タイミングのダメージも大きく計算を狂わせるので
個々の能力は英雄にしてはと思うかもしれませんが
このユニットは立ち位置が強い。
レベル2の隙間から出されるとなかなか返せないユニット。

戦争の女神モリガン

2012年12月29日 02時30分52秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
ランダム要素があるが、
最悪4点6点のダメージをノーリスクで連発してくるという危険なカード。
悪い時は何をどうしても勝てない、ゲーム性を崩壊させるパワーを持っている。
しかも入るデックを問わず、
5/5/5の飛行、アイテム1なら最悪でも入れて困ることはない。
こういうカードを全部のデックに入れる人っていますよね。
運任せというとリスクがあるような気がしますが
モリガンは能力が当たらなくても並のレベル5より強い。
運良く勝つことはあっても運悪く負ける事はないので
流行りすぎてしまわないか心配になるカードです。
ブロック3は偶数統一でしたが、
ブロックエレメンタルが反対の奇数押しだとすると、
英雄が少ない勢力のデックはとりあえず積んでおけみたいなことにならないといいのですが。

麗しき銀獅子レグルス

2012年12月29日 02時30分47秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
ブロック3はレベル4圏のユニットのスペックが高めに設定されており、
特に普通タイミングの能力の火力が桁違いに高い。
基本値10点からスタートし、攻撃力又は防御力を上げることでさらに拡張できる
ゼノビア、リリム。
リリスの5点オール+αなどは既存のゲームバランスを覆していまっているもので、
そこそこに防御力がある、事しか売りがないユニットには
かなりハードルがあります。
レグルスの火力もそれに匹敵します。
リミット8にディフェンダーユニットを並べると12点とか14点とか。
しかしこれはまだましなほうです。
属性があったり、ダメージが追加で拡張できない、隣のユニットを狙って減らすこともできる、
とまだ防ぎやすくなっています。
またレグルスの能力さえ止めれば残る攻撃力は3点か4点なので
能力を止めてもまだ6点の打撃が残っている夢魔と比べれば全然捌きやすい。

レグルスはバステトの先攻対策ユニットですが、
防御力5点でアイテム1スペル2枠のディフェンダーと
スペックも非常に高い。
能力を無視して基礎値と常備能力だけならエヴァより上です。
ポテンシャルを戦闘力に特化した遊びの要素のないカードですね。

雪姫エーデルワイス

2012年12月29日 01時35分11秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
召喚補助能力を持つレベル2の飛行ユニット。
全てのリチュアルがサモン系のリチュアルになり、
そこからさらに非英雄ユニットのパーティを召喚できる。
だが本当に強いのはレベル2でスペル2枠というスペック。
このスペックがあるからこそ
エーデルワイス+非英雄のユニット6レベル分でも
スペル5枠の強力なパーティが作れる。
氷結晶デックのパーティの戦力上限を一段引き上げたカード。

珊瑚の王女テティス

2012年12月29日 00時54分06秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
手札のユニットカードを全て資源に変えて
手札の数だけ対抗が出来ると言うエンドカード。
状況が整えば止めようがない。
しかしテティス自身は基礎値割れのユニットで、
能力が強みを発揮するのは手札2枚破棄以降になってくるので
見た目ほど入れるだけで強いユニットではない。
奇襲で出してこそ圧倒的な強さのあるユニットだが、
しかしテティスを即時召喚で出した場合その分能力使用回数が減るわけだから、
普通召喚であらかじめだしておくほうが戦闘では強い。
相手のユニットや盤面を見て決敵的な場面を見極めよう。
マーマン・アクアリウムのデックでは
手札のスペルとアイテム以外のカードを
戦闘中のコストに換えられる貴重な能力なので
構築の幅を広げ、安定性を補強する重要なポジション。

焔火の女神ブリガンディーネ

2012年12月29日 00時26分13秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
最後はビジュアルフレーム勢揃いですか。
年明け前に新ブロックの公開をやりたくないのか。

ビジュアルフレームのブリガンディーネ。
紅河ノ國ですが、アイテム枠スペル枠を能力の代償にすることが出来、
火スペル枠さえ使い道があればどのデックにも入れるというオールマイティユニット。
種族スピリットが微妙にどのデックともかみ合わないですが。

レベル4にして10点オーバーに達する攻撃力と、
それと同威力の行動完了ダメージは
両方ともレベル4ユニットとしてはオンリーワンの能力で、
攻撃力不足のデック、大型ユニットの攻撃に弱いデックに積んで
簡単に弱点をフォローすることが出来る。
相性が嵌まったときの破壊力は抜群です。
10点超の攻撃力で殴られた後に攻撃対抗で10点ダメージは
攻撃だけのデックにはどうしようもない。
破壊力のある傭兵ユニット。

ブルー・シルフ

2012年12月27日 16時55分15秒 | カード情報(龍神殿の巫女)
今日はプロモーションパックのブルーシルフでしたか。
プロモーションはこれで打ち止めでしたっけ?
まだなにが出ていないのはあったかな。

もともと通常カードの尺で作ったカードを無理やり拡大しているので
端が切れて残念な出来になっていると思います。
通常版のほうが出来がいい。
苦労して集めに行かなくて良かったと思いましょうか。

宣言能力で手札の数だけダメージがばら撒けるという特殊能力ですが、
雷神デック自体がクセが強い上に防御力1点のユニットは少ないので難しいカードです。
しかしトールやマルドゥークのフル対抗はそれだけでどうしようもない強さですから
さらにレベル2ユニットだけで2対抗できればそれで非常に強い。
ブルーシルフの能力は1回の戦闘で1回使えればいいのです。
ブロック3のレベル2なら対抗は2回撃てれば十分です。
それでトールと合わせて6対抗が撃てることになるのですから
防御力の高い相手でない限りは完封できる。
トールのコストが手札だったら出来なかった芸当ですね。

明日からは次のブロックのカードでしょうか。
それともまだ未紹介のカードがありましたっけ。

カルカブリーナ

2012年12月26日 22時35分50秒 | カード情報(銀嶺のリヒテルス)
今日は雑誌付録のカルカブリーナですか。
とすると、明日はブルーシルフかもしれませんね。
月末発売の雑誌にはちゃんと新ブロックの情報があったので、
今日のカードでの公開は少し遅れてもいいですね。
「開発中」はどのカードでも必ず入ることになったんでしょうか。

雑誌付録でカルカブリーナというのはどうなんでしょうか。
前もレッドホーンでしたが、
ダークヒーローっぽいデーモンが受けるんでしょうか。
確かにカッコよさではドラゴンかデーモンと思いますけど。

素の防御力6点に防御力+1D点なので突破には手札の消耗が必要です。
なかなか悪いカードではないが、
即時不可のユニットは英雄でないと今の環境では採用され辛い。
採用されるにはその種族がどうしても必要か、
制限付きの代わりに英雄並の能力を持っている必要がある。
レベル5の種族デーモンは代用が効くのでカルカブリーナは適当な英雄に席を取られるカード。

ピンク・ウィッチ

2012年12月25日 11時13分28秒 | カード情報(銀嶺のリヒテルス)
続いてピンクウィッチのイラスト差し替えカード。

ピンクインプ、ピンクウィッチは夢魔デックの強さを支えるカードです。
この2体とリリムで先攻後攻を自在にすることで
ほとんどどのデックにも不利が付かなくなる。
リリス、インプ、ウィッチでイニシアチブ+4も強力ですが、
遅くなることに関しても夢魔デックはブロック3で最遅のデックであるので
ネメアやディフェンダーデックにも有利に戦うことが出来ます。

またこの2体は、単体のスペックで評価しても
バステト見習い騎士をそのまま飛行にしたのと同水準のスペックを持つのですから、
種族夢魔のユニットのスペックの高さを証明するカードと言えます。
進軍タイプ歩行でバランス的に相応のユニットカードが
「夢魔だから」ということでなんとなく飛行になっているのですから
そんな優遇ユニットたちの集まりである夢魔デックが強いのは当たり前。
しかしモーラだってもともとは歩行ユニットだったんですから、
本当はピンクインプ、ピンクウィッチは歩行進軍が妥当な調整でしょう。
展開力の拡大は勿論のこと、
歩行ユニット対象のダメージがほとんど無力化されることで
戦闘においてもさらにもう一つアドバンテージを得ています。

加えてパーティのイニシアチブ-2のユニットに「イニシアチブ+4を付与する」能力は
これまでの全てのイニシアチブ付与能力と比較してもトップクラスの能力です。
なにしろドラジェのパーティのユニットにイニシアチブ+3付与、よりも+1速いのですから。
バードマン攻撃隊長のイニシアチブ+2付与の倍の補正です。

初期値-2からスタートで最終的にはそんなに速くならない、というのはあまり関係ありません。
ピンクインプ、ピンクウィッチはイニシアチブ-2を持っていても
それを返上するだけのスペックを単体でちゃんと持っているのですから
「イニシアチブ+4付与」は「イニシアチブ+4付与」です。

「イニシアチブ+4の補正を受けることが出来る代わりに単体ではイニシアチブ-2が与えられている」
ではないのです。
「イニシアチブ-2が与えられた代わり」は攻撃力防御力+1という形ですでに受け取っているのですから
ナイトメアの特殊能力は、やっぱり仲間の夢魔に「イニシアチブ+4を付与する」能力です。
これを「ピンクデーモン、ピンクウィッチをイニシアチブ+2にする能力」とだけ捉えると
この特殊能力の出鱈目さを少し見誤ることになります。
タイプ道関連のユニットのように、効果が受けられない時のステータスは
普通の相場より安くなっているとかとは違うということです。

夢魔デックは個々のカードはまだ許せる範囲に強めのカードなんですが、
全部のカードがそんな感じなのでデックとして見ると非常に隙がない。
ちょっとだけ強めにサービス調整を何度も繰り返した結果
いつの間にかものすごい怪物が出来ちゃったみたいな感じですね。

ピンク・インプ

2012年12月25日 10時18分10秒 | カード情報(銀嶺のリヒテルス)
あ、こいつらか。
まだ次のブロックのカードではありませんでしたね。
明日こそは次のブロックのカードだといいのですが。
なにしろ、明日はケロケロエースの発売日ですからね。
さらにその次は電撃マオウと続きます。
月末の雑誌に間に合う形で新セットの情報の解禁日を設定しなかったら
勿体ないでしょう。
広告を打つよりそのほうが効果あるんだから。

夢魔デックの中核をなす兵隊ユニットの正体?ですね。
人間の夢の中に登場するときはより強烈な悪夢となる姿を取ります。
ピンクデーモンの差し替えイラストはないんでしょうか。

キルシュの烙印騎士

2012年12月24日 14時58分32秒 | カード情報(アペンドパック)
アペンドパックの最後のカードですね。
明日からは新しいブロックのカードになるんでしょうか。

このスペックは英雄ではないにしてはすごい。
ダークエルフの追加ははじめから英雄で出してほしかったですが、
英雄でないにしてはすごいです。
能力はあまっているスペル枠を消費してパンプするというもの。
ブロック1の魔スペル枠は完全に余っていたので
ダークエルフの大量のスペル枠を有効活用できます。
ダークエルフの弱点を押さえたデザインですね。
ブロック1のスペルだと、*枠が1個残ってもそれをスペルのコストとして上手く活用することは難しいので
パーティのスペル枠はほとんど能力コストに変わってしまうんでしょうか。
ダークエルフのパーティはアイテム2枠、8/13/13くらいに計算できますね。
これで先攻が取れるなら強いんですが、ダークエルフくらいの速度だったらどうでしょうか。
隻眼姫で一撃離脱を繰り返しつつ手札を消費せずに戦えるので、
上手くやれば鬱陶しい戦い方は出来ます。

ブロック1でも特に弱いダークエルフが使えるようになる追加とはちょっと思えないですね。
耐性混沌が欲しかった気がする。

竜神殿デック別レビュー 第4回

2012年12月24日 05時04分27秒 | モンコレ

前回でブロック2が終わりまして今回からブロック3。


紅河ノ國
追加カードは
ヴァーミリオンドレイク
焔火の女神ブリガンディーネ
など
スペルアイテムは
スパーク
封印の札
滅びの粉塵
魔力のスクロール
など
英雄を含め2枚も増えているが特にデックが変わる気がしない。
ブリガンディーネもヴァーミリオンドレイクも悪いカードではないが
種族が合ってないし特別に入れたいデックがないなぁ。
スパークもイクスプロージョンがあるので優先度は低い。
最優先で入れるべきカードは滅びの粉塵。

海賊都市クロスボーン
追加カードは
ギルマンの音楽家
ゴブリン豚狩団
マリンブルードルフィン
バイキングの砕氷船
バイキングの迫撃船
氷海の船長ビュヒナー
ブラックシャークの海賊
など
水スペルとアイテムも
プロテクション
ポイズンハンド
メイルシュトローム
封印の札
滅びの粉塵
魔力のスクロール
と多い
種族艦船に関するユニットは非常に多い。
さらにレベル2圏のチャージ持ちは好みで。
直接的な追加カードはギルマンの音楽家、ブラックシャークの海賊だが
必ずしも入るカードではないだろうか。
ブラックシャークの海賊は強い。
スノーマンの艦船は艦船デックに入るカードというより
スノーマンデックに艦船が混ぜられるといった形で、
耐性吹雪のユニットや風スペルがないと
性能を発揮できないので艦船デックに入るカードとは違う。
最優先のカードは勿論滅びの粉塵。


最後のファラオ
追加ユニットは
ヴァーミリオンドレイク
ゴルゴンスネーク
焔火の女神ブリガンディーネ
フロストパイソン
角眼竜
など
スペルには
スパーク
スリープデイ
が追加
王家の生贄がらみの英雄や戦闘スペルが追加されなかったのは残念だが
そういうデザインなんだろうか。
防御力の高い歩行のスペルデックは現環境でステルスが働いており、
割と勝てるデック。その地位は今後も健在。向上もなかったが。
レベル4圏の追加カードは割と粒が揃っている。
旧来メンバーも強いので
入れ替えたら必ずしもデックが強くなるわけではないが構築には幅ができた。
スペルはスリープデイが割と強い。

太古の巨神
凍土のバイキングがジャイアントをもっているため
ゴブリンの料理長
バロールの鋼蟲騎兵
アイスウォーム
イエティ
ウェンディゴ
サスカッチ
チュチュナー
ビッグフット
とユニットは多い
アイテムの追加は定番の
封印の札
滅びの粉塵
魔力のスクロール
の3つ
凍土のバイキングにジャイアントを入れることはできても
太古の巨神にスノーマンは入れ辛いのでそんなに変わってはいない。
ガンロック主体型のデックにアイスウォーム、
ルーグ主体型のデックにバロールの鋼蟲騎兵がそれぞれ追加。
ゴブリンの料理長はいろいろ惜しいユニット。
先攻型のデックでぶんなぐりを2回使う方向でデザインしたら
面白かったんじゃないだろうか。
3神器の追加で最も大きな恩恵を受けたデックの一つ。
相性の悪いデックが多いのでいまいち抑えられているが、
6枚体制は上手く使えばどんなデックにも勝ち目がある。

氷結晶の塔
ユニットは
スコールドルフィン
アイスウォーム
雪姫エーデルワイス
フロストパイソン
イエティ
ウェンディゴ
サスカッチ
チュチュナー
ビックフット
氷海の船長ビュヒナー
バイキングの斧使い
バイキングの砕氷船
バイキングの荒くれ
バイキングの迫撃船
バイキングの鍛冶師
と非常に多い。
スペルは
プロテクション
ポイズンハンド
メイルシュトローム
と水スペルのラインナップが使える
能力対象になる耐性吹雪持ちのユニットが非常に増えたが
スノーマンデックに氷結晶のパーツを入れるのは簡単でも
氷結晶デックにスノーマンのパーツを入れるのは難しいのは
艦船や太古の巨神と同じ。
アイテム枠の絡まないスノーマンが居ないため
スペル単の氷結晶にそのまま入れても性能は発揮できない。
フロストパイソンは先攻さえ取れるなら最強といってもいいユニット。
レベル4で6点+行動完了は確実に相手の1対抗を引き出せる。
特にブロック3のデックに入るカードで
対抗で防御力4点の歩行を止めるか殺すかできる特殊能力を持つユニットは
ガンロックの罠師、ギルマン大砲船、ダイナマイトダンディ、ニトロランナー、
ヌエ、バハムート、ファラオパイソン、モーラ、ラヴァーの炎鞭兵、レオーネの神言騎士、
大地を愛でるもの、太陽の巨神ルーグ、海豹姫ウィンリィ、眠れる獅子ネメア、
紅河の姫将レイファン、角眼竜、豪角竜、雷神トール、風神ヴァーユ、
とこれだけしかいない。
頭数は多いように思うかもしれないが、
汎用的に使えるのはユニットは罠師、豪角竜くらいのもの。
フロストパイソンに限らず、レベル4の普通タイミングの火力技が強いのは
威力が高いだけが理由ではないようだ。
スコールドルフィンのほうは無属性でも6点ダメージだけなら止めやすいので
昔ほどの活躍はしないだろう。
エーデルワイスは即時召喚不可で能力も使い辛いが
ブロック3のレベル2圏でスペル枠を2枠持つのはテティスとエーデルワイスしかいない。
入れると入れないとでは対抗数の上限が変わってくる。

風神&雷神
追加ユニットは
ブルーシルフ
ヌエ
の2つ
風スペルの追加がなかったので
封印の札
滅びの粉塵
魔力のスクロール
の3アイテムだけ
ブルーシルフもヌエもどちらかというと雷神よりの追加カード。
特にブルーシルフは風神単のデックには入らないカードなので
雷神の補強は多いが風神側の補強は乏しいと言える。
特に風スペルの追加もない。
消耗品の追加は雷神のアイテムユーザーが居てこそなので
追加カードはほとんど雷神のカードばかり。
ブルーシルフ、ヌエともに危険な破壊力を持つ重対抗ユニット。
ブルーシルフは防御力の低いユニットからの対抗を封殺する。
ただし防御力1点のユニットは環境的にはどんどん減っている傾向にある。
たとえばブロック3のデックに入るユニットで、
1点の電撃ダメージで死亡するのは
レミング4種、ハーピィ風神追撃兵、ギルマンの船大工、
スノーフレーク、スノーホワイト、セルキー、ブリザードファルコン、
ラヴァーの炎鞭兵、狩猟竜、テティスのみ。
数は少なくレミングと氷結晶に集中しているので
1点ダメージの連発で封殺できるデックはほとんどない。
といっても2点ダメージ、3点ダメージを1回使われるだけでも
戦力計算は致命的に狂ってくるのだから脅威度は昔と全く変わっていないだろう。
ヌエは英雄点2点のニーズホッグ並の仕事をする非英雄ユニット。
ニーズホッグで6点ダメージを発生させるのは大変なので
ヌエのほうが強いといってもいい。
手札コスト3枚は重いので最大出力で使える状況は、
必然、その分手札のスペルアイテムカードが乏しいときでもあると言えるが、
6点オールからスタートしている対抗なら計4回もできれば上等。
ブロック3には[普通/対抗]の全体ダメージが乏しい。
ピンクウォーム等の強さもここにあるので
風神雷神にだけ対抗の全体ダメージが充実しているのは特権だと思おう。
雷神デックは手札のユニットカードをコストにする手段がなかったので
兵站の面でもデックは強化されている。

黄金の獅子宮
ユニットは
レオーネの調伏士
麗しき銀獅子レグルス
と強力
スペルアイテムは
サンライズクロス
封印の札
滅びの粉塵
魔力のスクロール
くらい
レグルスが強い。
レベル4ユニットが先攻時、普通タイミングでだいたい12点。場合によりそれ以上。
ダメージは20点が上限でその次が13点で12点はその次。
キンメルの強打や暴君竜のかみちぎると同じ威力。
バステトは後攻のディフェンダーユニットだが
レグルスは入ることで先攻時の火力はネオスタンダードで最高クラスになる。
防御力5点から発生するにしてはちょっと高く設定しすぎじゃないだろうか。
防御力の上限は通常10点と区切られているのだから
普通タイミングの火力にも、レベルごとに一定の基準があってもいい。
コンボなしで10点以上のダメージを出せるのはレベル5以上だけとか。
後攻時でも攻撃力9点なので、後攻でもエヴァに次ぐ戦力となる。
さらに同時攻撃でも生き残るという非常に隙のないユニットである。
またこれで種族バステトの英雄は4種類になり、ネメアと合わせて5種類になった。
多すぎて一つのデックに全種類入れるのが難しい。
最近、勢力ごとの英雄ユニットの配分の偏りが気になる。
英雄の多い勢力と少ない勢力はあっていいと思うが、
デックから溢れるほどの英雄は多すぎじゃないだろうか。
調伏士はビーストを再起動するという面白いユニット。
インスタントゴーレムも普通タイミングの完了能力を2回使用するが、
2回攻撃は新たな可能性のあるデザインなので今後も登場するデザインじゃないだろうか。
直接的なコンボカードはネメア。
ガンロックデック、夢魔デックに後攻を取られても対応できるようになった。
また能力とディフェンダーを使用できるのも強い。
スペル枠だけでも合計して3枠あるので能力合わせると4回。
調伏士の能力は防御力7点のネメアに比べれば圧倒的に止めやすいですが、
後攻を取っても楽には勝てなくなります。
サンライズクロスはバステトにも対応していますが、
残念ながらビーストが対象から外れているので
既存の聖スペルと入れ替えて入れるのは難しいカードですね。

夢魔の輪舞曲
ユニットに
妖艶のアルメリナ
が追加
スペルアイテムは
封印の札
滅びの粉塵
魔力のスクロール
の定番3種
アルメリナは隙のない追加カード。
夢魔デックはアイテムユーザーの数が少なく、
レベル2圏に英雄が居なかったので
単体で成立している能力と相まって、
デック内の他のユニットと衝突せず
デックの性能を総合的に向上させることができる。
また即時召喚可能の英雄カードであるため
飛行進軍からの奇襲でも本陣陥落が狙いやすくなった。
斜めから本陣に進軍して即時召喚で英雄を出すプレイングは
実はバードマン、ハーピィ、ウィンリィのいる氷結晶、
ペレのいる火聖スピリット、ヘイズのいる魔女、ゴモリーのいるデーモン、
くらいにしかできないわりとレアな技。
加えてブロック3全体でも珍しいレベル2圏の2枠ユーザー。
夢魔に欠けていた要素を一気に補充している。
単体でみると他の夢魔のレベル2と比べてそんなに強くない、
では片付かない、夢魔デック視点でみれば非常に完成度の高い追加カードだ。
消耗品の追加も、増えたからといって必ずしもすべてのアイテムデックが
4枚目の3神器を入れる構築ができるわけではないが、
夢魔デックは(夢魔の媚薬、頑強の薬との競合になるとしても)入れられる側に属する。
今の環境でのトップは夢魔デックだと思うが
強いデックにより強い追加カードが作られやすいのは
モンコレのシステム自体にそういう傾向がある。
ただし環境の話をするならば、
夢魔に限らずいずれかのデックが環境のトップに立つのであれば、
スペルアイテム両方を積んでいる夢魔デックがトップに立つのが
今のカードプール的には一番平和なのかもしれません。
と言うのは、3神器を6枚、スペル対抗であれば最高9枚積めるカードプールがあるとしても
実際にスクロールを6枚積んでいるデックは、今の時点ではそんなに多くないと思います。
今は尖った構築が求められる環境ではないので。
でももし環境のトップのデックが重スペルデックだったとしたら、
勝つためにはスクロール6枚が安定、ということにもなっていくでしょう。
少なくともわたしはブロック2までは粉塵入れてないデックを沢山持っていました。
歴史的に見れば、スクロールガン積粉塵0枚構築が安定、という時代は意外に長いです。
ですので3神器6枚体制になった時期にちょうど環境のトップが
スクロールも粉塵も両方通用するデックであることは、
意図したのかどうかは知りませんがタイムリーなのではないかとも思います。
6枚体制がいつまで続くかは知りませんが、
ブロック3、エレメンタルだけの特権的なものだとしたら
あと半年くらいはスクロール、粉塵の両方が腐らないデックが一番強い環境であってほしいです。

ロストワールド
追加ユニットは
ゴブリンの料理長
角眼竜
とあまり多くなく
スペルアイテム地形も
白亜の密林
のみ
ロストワールドは英雄もいない独自の路線を行く模様。
カードプールは少ないなりに完成されたデックを組めるので、
このくらいでいいということでしょう。
他の勢力のカードプールが多すぎるだけなのかもしれません。
料理長は暴君竜が2回噛みつく必殺技。
まあ、その時点で対抗はなくなるけど。
料理長はいまいちなんのために出てきたのか解りません。
最初は夢魔対策かと思ったけどそれは違う気がしてきました。
角眼竜は地味ですが汎用の[普通/対抗]ダメージです。
これでダイナソアだけで一通りの効果が出揃ったことになるでしょうか。
白亜の密林はロストワールドデック待望のロック地形。
ものすごく強力な効果です。
ダイナソアでなければ出せない効果。
ただし対抗の発生源であるアイテムユーザーのスピリットたちは
耐性を持たないので注意。
恐竜の攻撃をダメージ以外の効果で止めればいいだけですから
特別に吹き抜ける風を入れる必要のあるカードではない。
はじめからそんなに強くするつもりはなかったんでしょうけど
その範囲でいい出来なんじゃないでしょうか。

レミングデック
ご存じ
パイロレミング
アクアレミング
の2枚が追加
スペルアイテムはだいたい何でも使えます
土属性を除く5種類にレミングが出揃いました。
普通、攻撃対抗の両方に全体ダメージが付きましたが
5種類になったことで同じユニットがわらわら登場する楽しさは薄くなりましたね。
レミングの防御力は、攻撃されたら全部を止めないと
1体の攻撃力でも全滅しかねませんのでアクアレミングは強力な加入です。
4点は大した威力ではないが
防御力5点以上のユニットは何体も並ばないので
アクアレミング&ブラックレミングで攻撃対抗は安定です。
必ずしも後攻になるとも攻撃してくれるとも限らないですが。
スペルは種族固定以外はだいたい何でも使えるので
相手の攻撃を止められるカードの追加は強い。
プロテクションとスリープデイはなかなか。

大地を愛でるものデック
地形カードだったら
青い珊瑚礁
潮騒環礁
白亜の密林
の3つが増えました
遠く遠くと吹き抜ける風が追加。
遠く遠くはたぶん一番欲しかったカード。
戦闘を回避して本陣にリーチをかけられなければ物凄い手間がかかるんだから。
地形は沢山入っているから2枚連続配置は難しくないにしても
あるとないとでは大違いでしょう。
しかし同時に滅びの粉塵も増えているので
ブロック3の防御力8点だから死に辛いとか
そういうことはあまりなくなりました。

真珠竜の秘宝
今回の新デックなので
珊瑚の王女テティス
七つの海の王子トリトン
マーメイド女王親衛隊
マリンブルードルフィン
海王のロイヤルガード
スコールドルフィン
ファルネウス
マーマン海洋三銃士
レッドオルカ
オーシャンジャイアント
海皇神ポセイドン
コーラルドラゴン
ネプチューンホエイル
パールドラゴン
真珠竜デウカリオン
ホワイトドルフィン
トップアイドル パシフィカ
と大量収録
スペルアイテム地形も
プロテクション
ポイズンハンド
マーメイドレイン
メイルシュトローム
声枯らしの秘薬
人魚の秘薬
封印の札
滅びの粉塵
魔力のスクロール
青い珊瑚礁
潮騒環礁
と竜神殿のユニット以外のカードはほぼこのデックのためにあるようなもの
スペルアイテムで歩行の大型ユニットが殴るというシンプルな戦闘スタイルは
シンプルすぎて逆に新鮮。
ただし戦闘ではシンプルでも特殊進軍、という盤面のギミックを売りにしている
極めてまれなデックでもあります。
構築スタイルはまずブロック2かブロック3か、
レベル4を入れるかどうかの2つの部分で大きく分かれますが
それぞれに良さがありますね。
普通の勢力なら英雄は主力圏であるレベル4に集中するものですが、
このデックはレベル2に英雄が集中というのが少し奇抜。
そしてレベル4に英雄と一緒にいると強くなる歩兵が居ます。
七つの海の王子も2・6のパーティでは
両方の能力を発揮できないようになっており
全力を発揮するには2・2・4のパーティ構成が必要。
レベル4を抜く構築は展開が楽なんですが、
イニシアチブを得る手段が乏しくそのあたりで安定はしません。
歩行に大ダメージを与える手段がない環境なので
大型ユニットが防御力をあげるだけで単純に強いです。
ただし行動完了等には苦手なので、
この勢力の登場は夢魔にとっては逆に追い風か。
そういえばまだ当たったことはないので詳しくは知りませんけど。

凍土のバイキング
マーマンデックと並ぶ新勢力なので
バイキングの荒くれ
バイキングの斧使い
バイキングの鍛冶師
イエティ
ウェンディゴ
サスカッチ
チュチュナー
バイキングの砕氷船
バイキングの迫撃船
ビッグフット
氷海の船長ビュヒナー
と結構な数が参加
しかしスペルはなくアイテムも
氷雪のスノーボード
封印の札
滅びの粉塵
魔力のスクロール
とあまり多くない
凍土のバイキングはこれで完成なんでしょうか。
それともブロックエレメンタルでも引き続き追加があるんでしょうか。
ブロックを跨いだら勢力は完全に一新してしまったほうが営業的にはいいと思います。
節目がきっちり節目になっていないとリニューアルをアピールできませんから。
艦船、ジャイアント、氷結晶といろいろな勢力に跨る要素をもちます。
これらとの混成に加えてスノーマンばかりの純正デックも組めますので
都合4通りは作れる。
これらにはそれぞれの強みがありますね。
完全な純正だと英雄がビュヒナーだけになってしまうので、
何らかの傭兵は混ぜたほうが安定はするかもしれません。
スタイルはそんなに速くない先攻型なんですが、
このタイプのデックとしては枠の数が多く、しかもスペル*枠が主体なので
ブロック3の1枠スペルを連発することができる。
さらに夢魔と並び、クリスタルランスやサンダーカッター、インシナレイトを
負担なく全種Dualで使える少ない勢力でもある。
加えて進軍補助系の能力も装備。
つまり何でもできる。
能力の対抗は乏しいですが瞬発的な対抗数は非常に多いデックで
先攻で殴って5対抗ができたらまず返せません。
最強にはなれなくてもメタればどのデックにも勝ち目があるわりと良デック。


該当デックなし
どうも何にも入りそうにないと思ったカードが
黒曜の踊り娘ノワール
フルムーンタイド
の2枚
ノワールはオープン想定の募集カードだから分かるんですが、
フルムーンタイドはブロック2にあるんだからいらなかったんじゃないか。
火水デックがありませんので。
レッドオルカやパールドラゴンといえば火水のユニットだったんですが、
ついにスペル火枠がなくなってしまいましたね。
ブロック3には他に普通タイミングの2D点も攻撃対抗の2D点もありますし、
これじゃない感じはしますね。


全4回のシリーズでしたが今回で終了です。
デックカテゴリの数はブロック2のほうが圧倒的に多いのですが、
ブロック3のデックも1つの勢力でパターン違いの構築ができるので
ボリュームは負けていませんね。
ただし一人の人間が組むデックの数は減っているんでしょうか。
極稀カードを計6枚用意して、同じ勢力を2パターン組む人は稀でしょうから。

金竜姫シルヴィア

2012年12月21日 10時52分02秒 | カード情報(アペンドパック)
聖属性はドラゴンのシルヴィアか。
聖の追加はドラゴンだという噂はありましたし、
だとしたらシルヴィアかセイクリッドバハムートのどちらかしかないと思っていましたが。

即時可能のレベル2の英雄としたら上位の性能。
だがパーティを組むのが今のレベル6のドラゴンたちだとしたらどうだろうなぁ。
残念だがこのユニットは良くてもその隣に置くに相応しいレベル6が居ない。
ぎりぎりレベル分の基礎値を超えるか超えないかのパーティにスペル枠が5つあって、
それでどこまで通用するだろうか。
ブロック1のスペルバリエーションだと複合中心なのでスペルは3回くらいしか使えない。
現状、ブロック1でレベル6圏のドラゴンの英雄はファフニールとニーズホッグだけだが
この2体とあまり相性がいいと言えないのが惜しい。
火土系のドラゴンにも英雄を出してもらって、
火土ドラゴンでテンパイパーティを呼べるものが作れるようにならないと、
ファイアドラゴンの隣にこのユニットを呼んだくらいでは
向こうも英雄を出してきたら返り討ちにあうだろう。
行動完了させる能力のほうがどの程度通用するかによるが、
ヒッポスやバードマンの封殺系宣言能力と比較すると劇的な追加カードではない。
他の属性の追加カードと比較するならスペル*2枠追加やレベル4以下行動完了、
くらいでも良かったんではないか。
ファイアドラゴンと金竜姫シルヴィアのパーティなら、
相手パーティに防御力6点以上のユニットがおらず、
対抗の完了型特殊能力を持つ即時召喚可能ユニットを含み、
ダイスで先攻が取れたら、
強い。
アースドラゴンと金竜姫シルヴィアのパーティなら、
相手パーティの先攻時総攻撃力が即時ユニット1体を止めれば5点以下になる、
即時不可で防御力6点を殺せる能力持ちが居ない、
これでダイス目で後攻が取れたら、
強い。
今のドラゴンはエルフ、ヒッポス、バードマンより厳しいデックだと思うが
その補強としてこのカードがこれでいいんだろうか。
このカードは強くても
このカードとファイアドラゴンやストーンバジリスクのパーティは
ゴルゴンスネークとフィフィの調教師+αのパーティより弱いんじゃないだろうか。
テストプレイではドラゴンデックにこのユニットを入れて
ちゃんと今のブロック3のデックに通用したんだろうか。
レベル6の防御力5点、6点は環境的に最も殺しやすいポジションですが。

ゲオルギウスとのパーティは面白そうだが、リミット10で強くもないな。
真剣にパーティを組んで強そうなのはダイアモンドドラゴンだろうか。
ファフニールもパンプが1回増えるので悪くはない。
ブロック1で1枠で使用して強いカードも水風に多い気がするので水風ドラゴンはいけるか。
ゲオルギウスは外されてしまいそうだけど。