攻撃力、防御力、耐性付与の3種類を選択する事ができます。
ハーピィソングやゴールデンクロークのように同時に両方は上がらないですが
先攻で攻撃して、それが通っている限りは防御力は必要ないわけですから、
速度と対抗数で勝っている限りは攻撃力だけ上がっていればそれで十分。
場合により、ハーピィにとって極めて重要なパーティダメージへの対策になるのですから
使いやすいカードですね。
ハーピィソングと比較しますと、
パーティへの耐性付与が使いやすいので性能的に劣るものではありませんが、
レベル1が多くリミット辺りのユニット数が多かったブロック1と比べると
爆発力がありません。
リミット8で3・3・2ならユニット3体。
攻撃力アップを選択して+6点です。
これならリミット8の総攻撃力は11点か12点はほしいですね。
そうでなければ防御力の高いデックに通用しません。
同じブロックには旧ハーピィソングの互換といえるゴールデンクロークがありますが、
このカードの最大の利点は、風枠でのパンプアップである事は忘れてはならないでしょう。
攻撃力防御力を上げ辛い風属性や魔属性でパンプアップ系の秘伝が登場するなら
性能的には火属性や土属性より性能的に劣っていても仕方がないのですが
ハーピィボイスは見劣りしません。
勿論、耐性付与の効果のほうも風属性では珍しい効果です。
属性が弱点としている3要素を1枚で完備している秘伝スペルです。