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白鳩さんがモンコレで駄弁るブログ

わたくし白鳩がカードゲームの話を書き連ねるブログ

ドワーフ神官戦士団

2019年08月25日 12時34分47秒 | カード情報(モンコレDeus)
イニシアチブ-2に防御力4点、スペル枠まで持つという待望のレベル2ユニット。
20Thのカードプールにもこんなデザインのレベル3がいてよかったと思うが。
20Th環境にはイニシアチブ-を持つユニットがほとんど存在しない。
自分から後攻を取りに行く手段がなかったのでディフェンダーユニットは使い辛い環境だった。
が、Dでアラシャとドワーフ神官戦士団が登場したことで
6・2のディフェンダーデックは運に頼らない運用ができるようになった。
加えて土属性だけで大量の防御力上昇スペルを積む構築が可能になったので、
現在の土ドラゴンデックはちょっとやりすぎなくらい強くなった。
Dでインフレが進んだことにより構築のバリエーションは減ってしまったと思う。
これが悪いことだとは言わないが早いうちに5・3構築のDeus第2弾は出してほしい。

レベル2が防御力4点でスペル土を持っている。
エメラルドドラゴンと並べれば総防御力は12点。
20Th環境での先攻型デックの攻撃力はだいたい12点辺りに限界がある。
そして20Thには攻撃力を上げる手段が異常に少ない。
まともに上がるのは+2D点のアースサークルくらいで
他は攻撃力+4点でも上等な方でそれに枚数自体も乏しくなっている。
対して防御力上昇、あるいは攻撃力減少の戦闘スペルカードは土属性を中心に大量に収録されており、
土属性の防御力上昇に先攻デックが追い付くことは不可能に近い。
現在の土属性のデックは20点ダメージがなければ先攻では突破することはできない。

後攻であることの不利を考えるならこのくらいの硬さがあって妥当ではあるのだが。
防御力に全部りした構築にしても貫かれるようなら
後攻ディフェンダーデックは成立しようがないわけであるから。

ちなみに20点と一言でいうが、20Th環境で20点ダメージが発生する手段は
プラズマボール、ブランデッド、タイダルウェイヴの3つしかない。
アスモデウスはそれを大きく上回る666点を撃ち込むことができるが
スリープの登場でアスモデウスも有効な回答にならなくなった。

クリスタル・ゴーレム

2019年08月17日 01時05分37秒 | カード情報(モンコレDeus)
レベル6で即時召喚可能ユニットにして、枠消費だけで2対抗ができるという
20Th環境では傑出したカード。
好みは分かれると思うが最強のレベル6ユニットと呼んでもおかしくはないと思う。
対処法はいくらでもあるだろうがたまたま引きが悪かったり、
クリスタルゴーレム側のダイス目がよかったりすると1体に完封されかねない。
即時召喚までできるのでバードマンのようなデックだと完封はあり得る。
切り札のプラズマボールも通用しない。
水系の6・2デックなら1枚は入れておきたいとして、
スペル枠は能力で消費できるので水デックでなくても採用の余地がある。
また術師ラプラースであればその1枚を何度でも使いまわすことができる。
対処法が分かりやすく、並べても強いカードではないので複数枚の投入はお勧めしない。
マリモの能力対象にならないユニットを並べても仕方ない。
即時召喚で出して強いカードなので他に出すものがなくなって普通召喚で呼ぶ場面は作りたくない。

環境的なことを言うなら1D点ダメージはあまり意味のある値ではない。
5・3デックであれば2発撃ってレベル3に1発通ればいいほうだろうし
6・2デックに対しても2発撃って2発とも通るかどうかは怪しい。
クリスタルゴーレムの防御力は5点しかないので
1体倒せても残りで貫かれてしまうことも多い。
スペル水*は能力以外でも使えるようにしておこう。
しかし運が良ければ6点でも倒せるので、相手からすると嫌なユニットである。
防御力アップを手札にキープできていないと戦いたくない相手であるはずなので
反応から手札状況を類推したりもできる。

セオリーから言えば攻撃以外の普通タイミングの効果で対処すべき相手だが、
防御力5点の水*が意外に硬い。
このユニットにブランデッドは使いたくないが、
それ以外の火力だとダイス目が悪かったら耐えられる。
パールドラゴンも防御力5点なので
フレイムグライダーは5点くらい飛ばせてもよかったかもしれない。

アイアン・ゴーレム

2019年08月09日 04時10分43秒 | カード情報(モンコレDeus)
即時召喚可能で6/6/8とウォークライと相性のよさそうなカードに見えるが
手札にウォークライがなければ死にカードになる。
攻撃力6点だと同時攻撃で相手パーティを全滅させられないことも多くて使い辛い。
ウォークライはそれがなくても戦えるユニットが選択肢として持つから強いのであって
ドゥーガデックにフェンリルを入れてもそれほど活躍しない。
出した時点で作戦を読まれてしまうこともあって強いカードではないと思う。
6/7/7にしてほしかったな。
ウォークライよりファイアサークルやブランデッドを撃っているほうが強いかもしれない。
防御力が高く、守りのことは考えなくていいので。

レベル6の火属性ユニットにはそもそも弱いカードが居ないのに加えて種族シナジーの要素も大きい。
ドラゴンにしろビーストにしろアクアリウムにしろアンデッドにしろ、
それに統一されていることに意味がある。
必然的に採用率の低いカードになるのではないかと思う。
アイアンゴーレムの強さはレベル6で即時召喚できることそのものなので
バランスとしてはちょうどいいくらいだと思うが。
迷ったときに1枚くらい採用する程度には申し分ない。

即時召喚で奇襲する分にはいいとして、攻撃力が低く防御力が高いため戻ってきてしまうと
次の相手のターンを守れない。
レベル6即時の中でも分かりやすい仕事がないカード。

オーク錬金術師団

2019年08月01日 00時34分08秒 | カード情報(モンコレDeus)
発売日以降は中断していたモンコレD収録カードのレビューを再開してみたいと思う。
発売前は予想だけで記事を埋めていたが、実際にカードを使って遊べるようになってしまうと
使ってもいないカードのことは書けない。
2か月くらいは遊んだのでそろそろ書いてもいいと思う。
発売前の予想とだいぶ印象は変わってしまっていると思うが、
発売前にすでに考察済のカードはあれでおしまい。
発売前にやり残したカードだけ取り上げようと思う。

再開カード1枚目はオーク錬金術師団。
オーソドックスなステータスを持つレベル2の火スペル。
歩行で防御力が3点と、飛行でイニシアチブ+1を持つドラゴンパピーと見事に住み分けが成立していて
グッドスタッフと呼んでいいスペックを持っている。
火属性デックは先攻時の攻撃力に関しての不安はないから
後攻をとった時の生存性が上がれば安定度は格段に上昇する。
レベル6の火属性ユニットは基礎値が高めに設定されていることが多いので
レベル2に2/2/3を採用できるようになったのは絶妙の数字バランス。
防御力6点のレベル6ユニットとのパーティが総防御力9点になる。
先攻時のユニットの攻撃力はチャージ持ちでも8点しか出ない。
手札にアベンジャーがあるなら6・2パーティ、5・3パーティの攻撃は止められるようになっている。

飛行ユニットであるドラゴンパピーとどちらを採用するかは悩むところだと思うが、
術師ドゥーガでウォークライを使用するなら最優先で3枚積するのは言うまでもない。
総防御力が9点でも相手が水、土、聖のデック、または5・3のデックであれば同時攻撃で生き残れるだろう。
レベル6の火スペル枠を持つユニットで、防御力が7点以上のユニットは
バルバロッサ、ギュンター、アイアンゴーレム、バジリスクの4種類しか存在しない。
ウォークライデックを組むとしたら火土と火魔の2種類になるだろうか。
両全滅でいいならもっと範囲は広がるが。
基礎値は低いが火聖キリンなら焦熱の腕目当てで術師ドゥーガが採用になるので
3枚採用とは言わないがキリンデックでもウォークライは採用されやすい。
実際にはデックにウォークライは入っていなくてもドゥーガデックでオーク錬金術師団が見えたら
相手は警戒せざる得ないので攻守にわたって活躍するユニット。

種族ビーストはなにかできそうな気がするが火属性の6・2デックは種族ドラゴン寄りなので
今のところ活かせる場面は思いつかなかった。
特に4・4のオークデックに入るカードではない。