白鳩さんがモンコレで駄弁るブログ

わたくし白鳩がカードゲームの話を書き連ねるブログ

戦天使エゼキエル

2011年12月30日 16時05分25秒 | カード情報(ブロック2)
2枚目のカードも英雄2点のトライアルデック目玉カード。
戦天使エゼキエルです。

5/4/5のアイテム1、スペル聖聖聖。
筋肉質なイメージですけど攻撃力は基礎値割れですか。
チャージくらい持っていそうなイメージでしたが。
代わりに持っている特殊能力は
敵軍パーティに3点オールの完了能力と
ユニット1体に10点の完了能力。

アイテム1とスペル聖聖聖という組み合わせは文句なしでしょう。
一人で魔法弾を使った後にプラズマインパクトやプリズムブレイクのDualが撃てるんですから。
スクロール又は粉塵とマジックシールドでもいいですし、
エゼキエル1体の枠だけで対抗は事足りることもあるでしょう。
英雄点2にして文句の付けようのない枠の多さ。

対して能力のほうは若干使い辛いですね。
単体に10点の神罰の光はどっちかというとチャージのほうが嬉しかったような気がします。
そして天使の激昂は相手パーティに3点ダメージ。
これだけで敵を全滅させられそうな気がしますし、あるいは全く通用しなさそうな気もする微妙な火力。
これは人によってものすごく強いと感じる場合と少し物足りないと感じる場合がありそうです。
あれ?ちょっと面白いんじゃないですか。

まず思ったのが輝く雨の天使よりもピグマリオンとパーティを組ませたほうが
ドラジェ、ハーピィ双方に有利が付いてブロック1の強デックへのメタとして機能しそうじゃないかということ。
たとえばドドンパス+ピグマリオンみたいなパーティを組んでも
完成したドラジェパーティには勝てませんでしたからね。
キハダ+ピグマリオンでも同じです。
だってピグマリオンは2対抗できるようで実際には1対抗しかできない場面のほうが多かったので。
(ピグマリオンホールドを使ってしまうと残るスペル*だけではドラジェ相手に役に立たなかったりするんですよね)

でもエゼキエル+ピグマリオンのパーティなら
ピグマリオンホールド
封印の札or閃光玉
プラズマインパクトDualorプリズムブレイクDual×2
の計4対抗を使用することが出来ます。
これなら
ドラジェ(ブラッドソード)+フリスキー(紅まぐろ)+シロネコ(紅まぐろ)
の最強布陣にも勝てそうじゃないですか。
とか言っておいて、ブロック2に肝心のピグマリオンが居るかどうかは知りませんけど。

輝く雨の天使とのパーティなら敵パーティに4点ダメージ。
4点ダメージはレベル4圏をメタった威力になっているので
やはりブロック1への対抗馬として位置づけられている感がありますね。
4点ダメージではレベル5以上のユニットには効きませんので
3+5パーティや2+6パーティにはあまり通用しないような気もしてきますが
このユニットで重要なのはやっぱりアイテム枠と聖スペル3枠という大盤振る舞いですよ。
聖スペルは戦闘スペルと特殊能力の使用に対して致命的な対抗が返せるので
安全なのはアイテム消耗品だけなんですね。
しかしタウラスデックだって宣言能力は使用しますから、
相性的に安心して戦えるデックというのはブロック1にはほとんどないということです。

基礎値の少し足りない重対抗で、手札の消費が激しそうなところはエルフデックに似たデザインだと思いますけど
エルフとエンジェルが直接戦ったらペトリフィケーションが通用しない分だけエンジェルに分がありそうです。
ブロック2のカードは開幕から飛ばしていますね。

災いの魔女スカディ

2011年12月30日 14時57分43秒 | カード情報(ブロック2)
今年最後の更新についに英雄が来ましたか。

セットの内容的に考えて、
スカディの能力はキンググリフォンに似た対抗不可でも来るかと思いましたけど、
正当派な感じの重対抗ユニットですね。
5/5/5にスペル風風魔魔。
自動型で弱点+2を与える能力と宣言型で弱点を与える能力。
宣言型の能力は1D点なんですけど、足し算がややこしそう。

英雄点2でスペル*枠を持っていないとは使い方が特化したユニットですね。
耐性禁呪も持っているところからして、
スペル風魔で禁呪ダメージをバラまくクラウドキルみたいなスペルもありそうです。
禁呪ダメージは存在するだけで+2点されますし、
さらに追加させることもできるので
禁呪ダメージのダメージスペルが何種類もあるなら
強力なダメージスペルを連発できそうですが。
そういったカードがどの程度あるかに期待ですね。
たぶん禁呪ダメージの戦闘スペルカードは2種類以上はあると見ましたが。
単体ダメージのカードと全体ダメージのカード1枚ずつくらいで。

イニシアチブ+2で5/5/5というのもバランスがいいですね。
まずまず先攻が取れそうな速度と十分な打撃力。
ブロック対抗戦ではレベル5でイニシ+2はまだ速いとは言えないですけど、
同時攻撃や後攻になっても全然戦えるスペックがあるので
他の先攻デックよりも先攻を取ることが重要ではありません。
ならば+2で問題ないでしょう。

ヘイズとパーティを組んだ場合、
8/7/8、イニシアチブ+4、スペル風風風魔魔*。
スカディの能力でヘイズの能力のダメージも上昇させることが出来る。
ヘイズのほうは耐性を持っていないので
もし禁呪ダメージのクラウドキルみたいなものがあったらヘイズは死亡する。
強そうですけどサラスバティ&イアソン級の最強コンビのパーティ、とは呼べませんか。
イニシアチブ+4と多すぎるスペル枠が強力ですが、
わずかに攻撃力がレベルに足りてないですし
出来たらヘイズのほうにも耐性禁呪がほしかったところ。
能力が通用しなさそうな局面なら
先攻時の攻撃力が9点に達するスカディ+クローヴィスの風使いのパーティのほうが
使いやすい場面もあるでしょう。
必ずしも姉妹だからコンビ運用を想定したデザイン、というわけでもなさそうですね。

どこまで強いかは戦闘スペル次第になりそうですけど
5/5/5のサイズとスペル4枠で、完了能力は無しというシンプルなデザインは
スペックに無駄がなく能力が腐るということがないので
相手にとって対処がし辛く確実に戦果を上げる凶悪なユニットだと思います。

ワルキュリア採魂隊

2011年12月29日 16時09分36秒 | カード情報(ブロック2)
レベル3即時で2/2。スペル*。
能力は浄化ダメージ3点。

深き森の精霊使いと比べても
対象問わずの3点ダメージなら即時召喚可能ユニットとしては標準以上。
スペル*で飛行。
文句はつけられない強さ。
しかしあくまで即時ユニット殺しのサポートしてであって、
これと輝く雨の天使とのパーティが主力として通用するかというと
4点程度では相手パーティの主力ユニットには通用しないですね。

まだまだデックの全貌は見えないですね。
弱点を大量に重複させてダメージを完成させるようなデックなのか、
実は弱点はおまけ程度でもとからダメージの高い効果が揃っているのか。
レベル3で+1点程度なら、パーティ対象のダメージ効果でもあるのか
と思いましたけど。
ファイアストリームなら4点くらいのダメージでも十分に強いですからね。
敵軍ユニットのみに弱点を付与して、
クラウドキルとかファイアストリームは面白そうです。
ソムナパンプキンと輝く雨の天使は自軍ユニットにも弱点が付きますが。

戦天使は2・3・5のスペルアイテムの重対抗デックということは間違いなさそうですけど。

精霊使いと違ってスペル*ですからワルキュリアデックに限らず
奇数デックの汎用ユニットとして機能しそうですね。

制限カード追加

2011年12月28日 13時00分42秒 | モンコレ
制限カードが増えましたね。
適用はブロック2開始からだそうです。
つまり2月からということでしょうか。
封印制限カードに指定されたのが新たに5つ。

リザレクション
ナイトシェイド
ミスフォーチュン
グリンウィンド・ララバイ
宝物庫

封印制限カードとは、ブロック3以降も恒久的に制限される予定のカードのこと。

期間制限カードに指定されたのが1枚。

スティグマーター

期間制限カードはブロック2の間だけの制限カードです。

リザレクションがついに制限されましたか。
これは当然の流れでしょうね。
今まで制限でなかった理由は制限カードを増やしたくなかったというだけですし。
すでに聖属性の戦闘スペルは多すぎて
リザレクションがなくなっても強力なデックが組める以上、
無くなったほうが普通におもしろい。
禁止カードでもいいと思います。

ナイトシェイドも似たようなものですね。
出されただけで勝てないことが分かる。
封殺カードですのでないほうがおもしろい。

ミスフォーチュンはもとから普通タイミングの効果としては最強だったんですが。
このカードがないとモンコレの山札破壊デックは成立しないんですよね。
制限するとデックが一つ消えるので残してもいいと思ったんですが、
手札破壊デックそのものをなくしてきましたか。
確かにやられると腹立ちますけどそれも面白さだと思うんですがね。

グリンウィンド・ララバイはセレナーデが追加されたから代わりに無くなるんでしょうね。
確かに特定のデックにとってはどうしようもないカードになります。
ただこの調子で強いカードを上から制限していったら際限がない気がしますね。

宝物庫も制限ですか。
まあ、宝物庫、朧月夜は妖精の輪に代わるカードとして作られたので、
妖精の輪が制限されてからは強すぎるカードになってしまったんですが。
スティグマータを制限するならブロック2の間は大丈夫な気がしますが。

スティグマータはブロック2の間だけの制限。
ディスペルマジックが一時的に無くなるから、ということでしょうか。
アニバーサリーのカードもいつかは恒久的に無くす必要があると思うので、
スティグマータをどうするのかは今後の障害になってきそうです。
ブロック1のカードも発売から3年を過ぎたら
切ってしまっていいと思いますが。

しかしオープンの制限ばかり増えますね。
ブロック対抗戦でフリスキーを宣言してくれませんかね。
ドラジェデックがもうちょっと弱くなったら
今のブランニューは神ゲーだと思うんですけど。

クローヴィスの風使い

2011年12月28日 10時30分21秒 | カード情報(ブロック2)
ポスターのカードですね。
シンプルですが、まずまず強い。

ブロック1で近いカードを探そうとするとライカの親衛隊になります。
先攻時の攻撃力は同じ4点、イニシアチブ+1も同じ、
ただし向こうは飛行進軍でスペル風*ですね。
対してクローヴィスの風使いが勝っているのは防御力3点であるということ。
先攻デックでは防御力の低さは問題になり辛いので
ライカの親衛隊のほうが使いやすそうですね。
しかしこちらにはダメージ対抗に耐性があることに強みがあります。

ハーピィは種族限定スペルが強力な種族だったんですけど、ケンタウロスはどうでしょうね。
毎回風属性にばかり強力な補正は与えられないと思いますが。

Gレギュでケンタウロスといえばタイプ道だったんですが、今回はどうなるんでしょう。
ケンタウロスがタイプ道を担当しなかったら
実質的にタイプ道デックは無くなるのと同じなので
(ケンタウロスより平地戦が似合う種族はいませんからね)
トライアルには道は含まれていないにしても、
ブースターセットの種族ケンタウロスは道デックであってほしいです。

ブロック1には風属性でアイテムとスペルを両方使う種族は居なかったので、
ケンタウロスには期待です。
ブロック1の風スペルは強いので、アイテムと組み合わせたデックが組めたら
使いやすそうだと思います。

輝く雨の天使

2011年12月27日 10時35分13秒 | カード情報(ブロック2)
2枚目の過去カードの亜種です。
輝く雨の天使ですね。
3/3/2のスペル聖聖。飛行。
このスペックだけでは若干低いステータスですね。
スペル聖枠のみが付いたユニットはブロック1では珍しかったので
類似ユニットは居ないのですが
レベル3でスペル2枠のユニットとしては3/3/2の飛行は低いでしょう。
代わりに付与されているのがユニットすべてに弱点を付与する能力。
なんですけど、レベル3でダメージ+1はかなり低いですね。

ダメージ属性浄化ですか。
閃光で良かったと思うんですが、閃光ではないということは
浄化属性の効果はジャスティスよりも強力になっているということなのか。
限定構築を要求して、ジャスティスの威力が3点ダメージになるくらいなら
大したことはないですからね。
ブロック限定か種族限定でより火力の高いスペルがあるのかも。

戦天使は魔法弾があるということですが、輝く雨の天使のスペックからすると
全体的にはスペル主体のデックになるみたいですね。
消耗品主体のデックはそれだけで強いですからね。

ブロック1はレベル2がスペル枠2枠を持って、
1体で6点7点の対抗ダメージ効果を撃てるのが普通の環境です。
モンコレのダメージはようは相手の防御力を上回ればそれでいいわけで
相手主力ユニットを死亡させるには6点もあれば十分ですから
防御力アップの対抗すら無力になるほどの大幅アップが期待できない限りは
そんなに戦闘は有利にならないことになります。
現実にどの程度、威力が上がってデックとしてどの程度強いかはまだ懐疑的。
トライアルデックですから完成すればかなり強いと思うんですけど。

キューピッド

2011年12月27日 10時15分07秒 | カード情報(ブロック2)
レベル2のアイテムスペル*で2/1/1の飛行。
あれ?普通というか、Gレギュレーションの面白い特殊能力から
ずいぶんシンプルになりましたね。
デックに3枚までしか入りませんが、アイドルみたいなデザインです。
種族が魔法生物でなくなって進軍タイプ飛行になり、スペル枠が*になって
デメリットが攻撃力防御力ともに1点ずつマイナス。
運用はスピリットに近そうですね。
何でも使えるのが良さそうです。
ブロック制限化では数合わせにいいカードですね。

戦天使では大戦槌みたいなアイテムが収録されているみたいなので
1体でそのカードを使えるキュービッドはレベル2ではキーカードになるんでしょう。

しかし、現状のスペル全盛の環境において
消耗品属性の強力なカードが登場するのは危険でもありますね。
たとえばルーンジャベリンが消耗品属性でスクロールでキャンセルできない効果だったら
それ自体が強いとか弱いとか以前に、
滅びの粉塵を全く入れないという構築が通用しづらくなるはずですよね。
今の環境だと、アイテムを入れるにしても封印の札と魔力のスクロールだけで
滅びの粉塵はあまり役に立たないので全然入れないという構築もありなんですが
アイテム消耗品に致命的な効果のカードが登場すると、そうは行かなくなります。

すると一番得するのは誰でしょう?
滅びの粉塵が全く通用しないハーピィとドラジェデックですよ。
今の環境は滅びの粉塵を全く入れずに対スペルと対能力の対抗だけを積んで、
それでも消耗品を使わないデックが環境で一番強いのですから
これからは消耗品対策も必要となってくると
スペルと能力だけのデックはますます止まらなくなってくるでしょう。
スペル枠とアイテム枠を使用するカードがあったとしても、
ルーンジャベリンと同様スペル属性でいいんですけどね。
滅びの粉塵が使われていない状況だから
滅びの粉塵の地位向上のためだけに強い消耗品を出そうと思っているなら
デメリットの面が多すぎます。

SNEで全国大会レポート

2011年12月27日 04時50分49秒 | モンコレ
SNEでレポートが公開されていますね。
同時に各大会のデック使用率も載っています。

オープン大会のデック使用率一位はルドラデックだったのか・・・。
それ以外はデックのかぶりがほとんどないですね。
ハイランダーとありますが、
これはもしかして全カード1枚ずつのデックのことですか?凄い構築。
これだけの数があってもガーネットの使用者は無しで、
道やギルマンも居ないみたいですがそれは当然、か?
カードプールが1300枚くらいしかないにしては
異常な数のデックバリエーションがありますね。
昔は流行ったけど今は使われてないデックも大量にあるので
Gレギュ以降のカードだけで100種類くらいのデックは作れそう。

ブランニューはハーピィの使用者数が22人。
全体の16%。これで8人中3人の通過者を出したわけですから
ハーピィが強い環境といっていいでしょう。
しかしメタカードも多い勢力ですので、
今後は注目されることでもう一段環境が動いていくと思います。
メタられても
最大の使用者を誇るのはナーガラジャですか。
前回から引き続きの人が多かったんだと思いますが、
はじめはどうなるかと思いましたけど
最終的には強すぎない程度に強いちょうどいいデックになった感じですね。
スペックは高いですが相性の悪い相手が多くなってきました。
相性が悪い相手が多いと言えば、火土のドラゴンは
上位のデックだとタウラスくらいしか有利が付いていないと思うんですが
それでも10位には喰いこんでいるのはさすが。
振るわなかったのはエルフですね。
使用者も十分だったはずですが、使っていて弱いデックだとはとても思えないんですけどね。
こんなに居るのに純正のオルクスデックは一人も使ってなかったんでしょうか。

一月はカードの発売はないですけど
ブロック対抗が始まってゴッドイーターが参戦するので
やっぱり環境は大きく変わるはずです。
ブロック1の上位デックと比べると総合的にはやっぱり弱そうな気はしますけど
型にはまれば強いので少なからず影響を与えるはずです。

ソムナ・パンプキン

2011年12月26日 13時09分30秒 | カード情報(ブロック2)
ついに新能力、弱点の仕様公開。
特定のダメージ属性の場合にダメージ増加ですか。

・レベル2ユニット1体で+1点くらいでは弱いと思う。
・新常備能力なのか?にしては文字数が長くて常備能力窓に収まらないのではないか。
・レジストに勝てないのはいいのか?
などなど。
ちょっと想像していたのと違いましたね。
まあ、大型ユニットを簡単に殺したくないというのは良いと思いますけど。

ソムナパンプキン自体のステータスは2/2/2のスペル風、飛行。
今の基準は2/2/2ならスペル2枠が基準ですから、
飛行と特殊能力でスペル1枠に相当すると思ったらまずまずかもしれませんし、
あるいは若干安いかもしれません。
災いの風次第ですね。
1点くらいは誤差の範囲になるようならスペル枠を1個減らす価値はないと思います。
だってもし災いの風がなくなったら代わりに2/2/2のスペル水風かスペル土風になる
と思ったらどうです?
1体でウィンドストライクかグリンウィンドラプソディが撃てるんですよ。
それに比べたら弱点+1なんて誤差でしょ。
ウィンドストライクは1D+3点ダメージですから、
弱点は累積で+3くらいは容易に発生しないことには
コストに見合った威力ではないということです。
少なくともレベル2に付き+1点では到底割に合わない。
レベル3で禁呪+2点くらいの奴が居ないことには。

災いの風は自動型特殊能力ですが、
はじめて常動型特殊能力ではなく自動型特殊能力でないと
能力を上手く表現できないと思えるユニットが登場した気がします。
空気感染で病気がうつるイメージですから
ソムナパンプキンが死んだら弱点が消えるのはおかしいですからね。

災いの乙女ヘイズ

2011年12月26日 12時45分57秒 | カード情報(ブロック2)
ついにブロック2のカードが公開されましたね。
今日から公開するとしたら、製品発売までは一月半ありますから
発売前にはだいたいほぼ全部のカードを見ることができそうです。
記念すべき1枚目は災いの乙女ヘイズですね。

うーん、手放しで強いと言えるカード、ではないですね。
ライカにほぼ近いデザインのカードでイニシアチブが1点高いですが、
ライカの強さは種族ハーピィの補正が多いところにありますし
ライカはパーティを固めれば相手パーティを高い確率で全滅させることが出来ますが
ヘイズの1D点では打点が足りないですね。
能力で主力ユニットを落とせなかったらほぼ負けは確定なので
能力のダメージの低さは致命的です。
弱点でダメージを上げられるみたいですけど、1D+2点くらいでも同じでしょう。
ヘイズ自身も相手に弱点を付与する能力があってもいいように思いますが。

ブロック1最強のデックの一つであるハーピィよりは弱いくらいで
新しいデックが使えないことにはなりませんけど、
魔女には夢幻の輪舞曲や蒼天界の神馬と同じ匂いを感じます。
禁呪ダメージが発生する戦闘スペルがあるにしても
ヴェノムストライクやカレイドスコープ程度のスペルがあるくらいなら
大したものではないです。
1枠の戦闘スペル1枚で5点か6点のダメージが発生してくれないと、
結局大型相手には2枠のスペルを使わざる得なくなるので
ゲーム的にはあまり有利でもないんですけど、
かといって1枠スペルで6点ダメージが飛んだら強いですよね。

トライアルが最強だとそれはそれで面白いゲームではないですからね。
レベル3のイニシアチブ+2でスペル風*というだけで英雄点1のスペックですから
こんなものなのか。

ダメージ属性禁呪は新しい属性ですが。
禁呪ダメージっておかしくないですか。
禁呪というのはカタストロフィとかメテオストライクのような呪文のことですから
混沌ダメージの禁呪とか火炎ダメージの禁呪とかがあるのであって、
禁呪ダメージが発生するから禁呪ではないですよね。

カードアイデア募集キャンペーン

2011年12月24日 10時55分27秒 | モンコレ
また募集キャンペーンをやるみたいですね。
小説ソラステルの堕天使の帯の応募券で応募することが出来ます。

前回はメールで一人3通送れたんですけど
今回はずいぶん仕様が変わりましたね。
どうでもいい意見ばかり集まって選考が大変になったので
応募を絞りたくなったんでしょうか。
別にはじめから買う人しか買わないのでこれが目当てで読みたくない本を買う人は
そんなに居ないと思いますが。
文庫本一冊で1000円弱と、非常に高い本になっているので
戦略的に考えるなら、カードを付けても逆に安くして
ライトノベルを読みたい層にアピールするべきじゃないですかね。
これだと既存のファンしか買いませんが、
本来は小説を通じてカードをアピールする目的じゃなかったですか。

さておき、カード募集キャンペーンです。
今回もユニットのみの募集で、
しかもオープンとブロック2の2部門が用意されていますね。
オープン部門が存在する理由が分かりません。
ブロック2で使えないカードが来年中に発売されるとは思えませんが。
締め切りは3月末とかなり先になっています。
ブロック2のカードを送ることになっているので、
ブロック2のカードを見てから送ることが出来る。
3月末ならブロック2のブースターまで発売されているはずですね。
ではすぐには送らず、少なくともブースターパックが発売してから
アイデアを練ったほうがよさそうです。
少なくとも、ブロック2部門で送るつもりならば。

しかし正直、今回も杜撰な募集ですね。
今回も記入内容に英雄点の項目がありませんし、
ブロック2のトライアルセットを買って、ブロック2のルールブックを確認しないと
ブロック2部門に送れるカードに使えるアイデアを決めようがないじゃないですか。
常動能力やタイミングイニシアチブを書いていいんでしょうか。
ブロック3で採用するカードのアイデア募集なら、理解できるのですが。
締め切りが3月末と遅いですからね。
ブロック2のエクストラブースターに入れるにしては時間がぎりぎりすぎるので
オープン部門とブロック3部門にしたほうがいいのではないかと思います。

アイデア募集にはいろいろな側面がありますが、
リサーチの意味合いも兼ねているので
イニシアチブを復活させてほしい人はそういうカードを送ったらいいと思います。

不滅竜ファフニール

2011年12月23日 11時28分23秒 | カード情報(ブロック1)
今日はファフニールですか。
そういえばビジュアルフレームになったんでしたね。

スペル枠をパンプアップの代償にできるという非常に使いやすいドラゴンです。
6/6/5でスペル3枠はレベル6ドラゴンなら通常ユニットと同じなので
英雄にしてはスペックが高いとは言えないのですが、
手札に戦闘スペルカードがなくても戦えるという非常に使いやすいユニットです。
スペル枠なしの6/7/9が英雄点1だと思うだけでかなり強いですね。
これまでにも6/8/8で飛行のユニットなんていませんでしたし。
スペル枠を全部戦闘スペルに使用した場合は
他のレベル6ドラゴンと同等の働きしかしませんが、
選択肢があるということが重要なので
それでも英雄分の働きはしっかりとこなしていることになります。

スペル枠を代償にする能力はブロック1に何種類かありますが、
ブロック1の戦闘スペルはDual使用、つまり2枠使用が中心に移行しているので
能力を使用する場合と使用しない場合とで計算が狂う場合が生じますね。
一番顕著な問題が出るのはオルクス皇帝でしょうか。
火属性のスペルは特にDual使用が重要なことに加え、
レベル2の火スペラーも単体でスペル枠を2枠持っているので
オルクスが能力を1回使用するということは
偶数個あるはずの火スペル枠が奇数個に減ってしまうことを意味します。
この1個の違いがとても使い辛くなる場面があるんですね。
また、同じ火属性のカリギュラも先攻時と後攻時で
使用することになるであろうスペル枠の色が変わるので
戦闘が組みたて辛くなります。

しかし、ファフニールは攻撃力防御力で要求するスペルの色が違っている割には
能力とスペルが両方とも使いやすいデザインに纏まっていますね。
どちらを上げる必要があるのかが事前に分かっているので
それに合わせて戦闘スペルカードも用意しやすいです。
構築の段階から能力は片方だけ上げるものと割り切って
一色の戦闘スペルだけ積んでおくというのもファフニールならありです。

基本的には水風のスペルデックで傭兵戦力として使われるのが多いんでしょうか。
ハーピィデックでたまに見かけますね。
ダイアモンドドラゴンやブルーアイズロックも使うと強いカードなので
大型の水風デックというパターンもあります。
名前は気に入らないけど性能や使い勝手は本当によく出来たカードだと思います。

シルヴィアの竜姫

2011年12月22日 12時31分57秒 | カード情報(ブロック1)
ビジュアルフレームバージョンが出たので今日はシルヴィアの竜姫みたいですね。
シルヴィアの竜姫がビジュアルフレームになるのは
はじめの予定には無かったような話を聞いていたのですが、
ビジュアルフレーム版は通常版ではカットされている下段まで見えいませんか?
代わりに横がカットされているようなので、
ビジュアルフレームを想定したイラストを描いていたようではないと思いましたが。

新カードが公開されるのは年明けでしょうか。
これまでは立て続けに入れ替わっていたのでちょっと長いですね。

レベル6のドラゴンデックでは定番のカードですね。
能力自体も使いやすいのですが、
種族ドラゴンのユニットカードはしばしば能力の代償になるので
即時可能のレベル2ユニットで種族ドラゴンであることがデックの中で使いやすいです。
ゲオルギウス、ラインズベル、ニーズホッグと3種類もありますね。
しかし、この3つは英雄だったりするので
厳密にはシルヴィアの竜姫の能力の対象になって
且つシルヴィアの竜姫を能力の代償とできるユニットは実は存在していなかったりします。
そんなことはデックの中で運用する限りでは全く気にならないですけどね。

種族ドラゴンは、大型でありつつ飛行であったり、特殊進軍を持っていたり、
非常に機動力の高いユニットを抱えているので
展開し、戦場を大型ユニットで埋め尽くす戦法を得意とします。
しかしレベル6ユニットは本陣に1ターンに1体ずつしか呼べないのですから、
展開力には限界が生じます。
その問題を解決するのがシルヴィアの竜姫ですね。
シルヴィアの竜姫が召喚されるとドラゴンを1ターンに2体ずつ呼べるようになります。
さらにシルヴィアの竜姫を飛行進軍で敵軍領土まで進軍させれば
敵軍領土に直接大型のドラゴンを召喚することが出来ます。
レベル2ユニット1体とはいえその動きには注意を払って、
攻め上がってきたら優先的に撃破しておかないと
ファイアドラゴンなりアースドラゴンなりを直接、本陣射程圏に召喚してくるので
注意が必要です。
種族レプタイルも対象になるのでフロストパイソンやゴルゴンスネークを呼ぶこともできます。

戦闘でもレベル2のスペル*枠なので悪くないですね。
ドラゴンデックは2色の複合スペルを大量に使用するデックですが、
レベル6ドラゴン1体では2色の複合スペルを2回使えません。
しかしスペル*枠があと1個あればちょうどどんなスペルもだいたい使えるようにあります。
攻撃力はありませんが、シルヴィアの竜姫は相手の地形に攻め込むユニットではないので
レベル6ドラゴンさえ生き残って相手を追い返せさえすればよくあまり困らないです。
ドラグーンエナジーの対象になるのがいいですね。
シルヴィアの竜姫が居ないとゲオルギウスの能力の代償が安定確保できませんし
展開力も発揮できませんし、
ドラゴンデックの要といえるカードですね。

花園の歌姫

2011年12月21日 23時03分43秒 | カード情報(ブロック1)
昨日がラインズベルだったので、今日は花園の歌姫ですね。
小説の付録カードだったので。

花園の歌姫といえば、魔道士の黙示録からの人気カードですけど
いくつかのリニューアルを重ねてはじめのバージョンとはかなり変わってしまいましたね。
基礎値が上がったんですが、代わりに戦闘スペル耐性がなくなりました。
ハイエルフといえば魔法耐性だったので
歌姫には耐性戦闘スペルがほしかったですね。
ブロック1には耐性戦闘スペルを作りたくないですか。
じゃあ「花園の歌姫」じゃなくて似たような別名でも良かったんでは。
まあ、花園の歌姫は、モンコレが新しくなるたびに必ず登場するカードなんですが。

花園の歌姫は、モンコレではイラスト人気で価値が高騰した初めてのカードと
言っていいカードなのでモンコレがリニューアルされるたびに
何度も登場するモンコレの象徴的カードです。
モンコレ2になったときもGレギュレーションになったときも
初期に収録されました。

Gレギュレーションの歌姫は種族インセクトをフォローしていましたが、
今度の歌姫は種族ビーストをフォローしていますね。
歌姫のパンプ能力は、レベル2ユニットが行動完了するだけで
使用するものとしてはいつの時代においても破格の効果を持つはずですが
今回の歌姫はハーピィのクレセントダンサーと能力の内容はほぼ同じで、
しかしクレセントダンサーのほうが自身も能力の有効範囲に入っているため
クレセントダンサーのほうが若干性能がいいことになります。
ハーピィとプラントではハーピィのほうがビーストとの相性がいいこともあって、
総合的な性能においてレベル2の通常ユニット圏で最高スペックのユニットであるとは
言えなくなりました。
スペル土風はスペル*1枠よりも高価であると言えるので
歌姫は歌姫でクレセントダンサーに劣るとは言えませんが、
これまでは他より一段上だったのですから
並ぶ存在が生まれただけでも情勢は全く変わったと言えます。

ところで歌姫個体は別として、歌姫デックはブロック1ではかなり弱いですね。
歌姫の性能はクレセントダンサーと同等なのですからまだまだかなり上等なはずですけど、
デックとしては弱いです。
これは他の種族プラントのスペックが低かったですね。
特にレベル5のプラントの性能が、
同等であるべきヒッポスとかタウラスと同等ではないです。
ダイダラとか英雄のはずですけど、タウラスの母衣武者と比べても、強いか?
と言ったら微妙ですよね。
攻撃力を捻出するにはレベル5のプラントのディフェンダーが必須ですが、
安定して後攻を取れるだけのイニシアチブマイナスと防御力を両立させるのが大変です。
また、ディフェンダーデックは即時ユニットを壁にして
最後衛の大型ユニットを守るのが戦術の常道ですが
タウラス、ヒッポスと違って歌姫デックでそれをやると
毎戦闘ごとに死亡するのは歌姫かフォレストノートです。
ちょっと納得がいきませんね。

歌姫デックはGレギュレーションでは登場当初は速攻力があってスペルも強いので
強いうえに使ってても楽しいデックだったんですが、今回は外れを引いたみたいです。

全国大会入賞デック

2011年12月21日 03時28分40秒 | モンコレ
一通り眺めてみました。

ふむふむ。
なるほどー。

オープンとブランニューのデックの差は非常に顕著だといえますね。
なにしろオープンのデックは1枚積のカードが非常に多く、
一目見てどういう動きをするのかちょっと解かりませんよ。
このカードはなんらかの対策で入っているのか、
似た動きが出来るカードを何種類も入れているのか、
非常に混沌としています。
1枚制限のカードが10種類もあるのが拍車をかけていますね。
とりあえずでも、デスブリンガーやアーマーンを1枚入れていると
ユニット数に半端が生まれやすくなります。
さらにスペルやアイテムは3枚積まれているカードを探すほうが大変です。

これらのデックを見ると、
確かにブランニューやブロック対抗レギュレーションを導入したのは
必要な措置だったと痛感してしまいます。
せっかく公式サイトに掲載しても
新しく始めた人がこれをゲームの参考にするとかできないじゃないですか。
強くなる糸口がなさすぎると、もうやめちゃおうかという流れにもなりますからね。
ブランニューくらい解かりやすくていいと思います。

ブランニュー大会のデックの上位16位は、ハーピィが7デックというハーピィの大快挙。
使いやすさと安定性、爆発力を兼ね備え
加えて展開戦からの奇襲までこなせるという非常に大会向きのデザインが
多くのユーザーに好まれた、ということでしょうか。
はじめに断っておくと、入賞デックの多さが
ハーピィデックの強さと必ずしも一致すると考えることはできません。
上位16デック中、7デックがハーピィデックだったとしても
たとえば参加者130人中の60人弱がハーピィデックの使用者だったのであれば、
この成績もアベレージ通りの結果が導き出されたにすぎないからです。
大会参加者全体のカード使用率までは公開されていませんが
ハーピィの使用者は非常に多かったらしいので
他のデックを蹴散らしてハーピィが上位を独占したのかどうか・・・
はより詳細なデータと照らし合わせる必要があります。
勿論、仮に勝率はアベレージ通りの妥当なものだったとしても
全国大会にあたって多くの参加者に選択されたという実績は
それだけですでにハーピィデックのポテンシャルの大きな裏付けになります。
ただしそれは必ずしも直接的な勝率だけで選ばれているとは限らないということです。
稲垣プロデューサーの「みんな露出の多いお姉ちゃんが好き」という総括は
実は状況をわりと的確に表していたと言えるのですね。

ちなみに7つのうち、6つが純正ハーピィといえるもので
1つは歌姫も入ったビースト風味の殴りデックです。

しかし上位16名にもエルフデックがありませんね。
ハーピィが多いんだったら少なくとも不利な環境ではなかったはずですが。
モンコレはデックよりも使い手の腕の比重が大きいですから、
強い人にはどこかで躓くので全勝は難しいデックだと思われたのかもしれませんね。
まさかハーピィがここまで大勢力になるとは誰も予想できなかったでしょうし。
精霊使い、森林遊撃隊を3枚ずつ積んでロックブラストまで用意してもハーピィに勝てなかった、
とは思いたくないです。
もしそうだったのだとしたら、ハーピィはどこにも不利が付かない最強デックだった?
ということになりますからね。
だとしたらブロック1はめちゃくちゃ酷いバランスだったということになりますよ。

次いでナーガラジャが3つ。
ナーガラジャはナーガラジャで環境に不利が付くデックが多いはずですが、
それだけ自力があるということなんですかね。
前半で一世を風靡したデックですから、慣れているということで
引き続き使用する方も多かったと想像できます。
ニーズホッグが入ったことで構築次第でどんなデックにも対応出来るようになりましたから
環境の変化にあっても人気は衰えなかったんでしょう。

そしてドラジェデックも2つありますね。
これはどうなんでしょう。
機動力が使えるハーピィデックはドラジェにも不利が付かないのですが、
奇襲を仕掛けるにはハーピィ側にも手札運が必要なので
けしてドラジェ側が不利ともいえないんですよね。
たぶん、使用者はそれなりに多かったと思うんですけど、
2名も16位以内に残ったんなら順当な結果ですかね。

他はタウラス、ヒッポス、火土ドラゴン、バードマンが1つずつ。
ブロック1の主要なデックがそれぞれ席を分け合った形ですね。
オーク、歌姫、ダークエルフはさすがによっぽどのことが無い限り、と思ってましたけど、
それ以外はしっかり勝ち上がっています。
ただし、エルフ以外は。
やっぱりエルフがここに残っていないのは残念ですね。
けしてポテンシャルの低い勢力ではないはずですが
全国大会の妙だと思うことにしましょう。