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白鳩ブログ:強襲型超ド級ケーファー フォラス

2016年02月01日 06時57分19秒 | カード情報(パラダイス・ロスト)
2コストの採録フォラス。
サブエフェクトは無くなったけどBP120になって激情が付いたか。
サブエフェクトを剥奪されるほど強いのかって言うと、例によって微妙な気はするが、
黒なら余ったユニットカードに使い道がないという事はないし
キャスターをエイリッヒにすれば張り替えで強化がもらえるので
手札に腐るという事はない。

黒と激情の組み合わせが強い。
よっぽど攻撃力の高いデッキでないと
全力で殴ってもアタックボーナス1点をもぎ取るのがせいぜい
という硬さになる。
激情は防御力の高いコードと組み合わせることで相乗的に強くなる。

つまり黄色と激情の組み合わせが案外ミスマッチだったという事。
激情の代表的ユニットといえばガネーシャだが、
BP150になるガネーシャを配置したエリアからHP2点以上を奪取するのは難しい。
激情が発動したガネーシャを単騎で破壊できるМサイズは限られているからだ。
だがガネーシャには分かりやすい弱点がある。
隣のSサイズがブレイクされないとBP110に過ぎないという事である。
ならガネーシャには難しくない対処法がある。
先攻なら初手のアタックはSSで殴るのが定石だが、
このアタックをS1体のアタックにしたらどうだろう。
一般的に、先攻初手のアタックがキャッチされて敵ユニットを1体もブレイク出来ずに
後攻1手目のアクションに移った場合、ゲームは圧倒的に不利になるので
先攻初手のアタックが攻撃力が低いのは危険だ。
だが相手のデッキが黄単で、配置されているМサイズがガネーシャであれば、
ディオメテス辺りのアタックであれば相手はМ受けでキャッチする事は出来ないんじゃないか。
S1体のアタックに対して相手はSを差し出す他なくないか。
アタックダメージを操作する手札の数を想像してみれば、
黄単のBP110と青のアタックダメージ100点ならおそらく青の100点が勝つだろうから。
衰弱を付与してからのザルク1体によるアタックでも良い。
これなら同じBP90同士なので純粋に手札のコードの数の比べ合いになる。
ヴァーユの乱風やプロテクション等があれば処理される可能性はあるが、
それを考慮してもガネーシャでブロック宣言するのは非常にリスキーな場面だと思う。
黄色側はこっちの手札を知らないのでよっぽど手札が充実してないと
ガネーシャで受けますとは言えない。
勿論、S1体のアタックにSを差し出すほうがもっと不利になる可能性は高いわけだが。
アタックダメージを上昇させるコードが乏しくて、
その代わりにアタックを減少させる手札が揃ってる時はМ1体アタックでも良い。

これはあくまでアタック力をサポートする手札を沢山握っていないとできない戦法だけど、
アタック以外のコードやアビリティで攻めるデッキであればそもそもガネーシャは脅威ではない。
そしてアタック力を尖らせた構築のデッキであればS単騎アタックという解でも
黄単のガネーシャなら突破できるのだ。
ここ最近、口を酸っぱくして
SのアタックをМで受けられないくらいアタック力に差がある場合、
Ac焼きがどんなに気持ち良く決まってもアタック専のデッキに勝てない、
というテーマの話をしてきたけど、これはガネーシャですらそうだっていう事。
Sサイズのアタックダメージがインフレして、黄色のМサイズはBP120で据え置かれた結果、
ついにそれくらいのパワー差が出来てしまっているのだ。

しかし黄色の防御の弱さと激情との相性の悪さを見ると
その反対の黒の防御力と激情の相性の良さが分かる。
黒は防御が充実している上にSユニットもシルトやゲフィングニスなので
先攻初手のアタックは全力で殴らざる得ない。
するとフォラスはそれをSで受けて反撃してくる。
初手が安い攻撃ならフォラス自身で楽に受けられる。
両方出来る黒の激情は鉄壁の布陣となる。
後攻ならアタックダメージ150で1体でHP3点全損可能で、先攻でもBP120の激情と
バランス良く強いユニットだな。

赤の牛頭、青のマルスが補強される見通しだが黒はケーファーが見直される種族ということか。
ケーファーはヴアルを除くと今のところでも十分強い種族だが。
ユニット数もゴモリー、サレオス、ペイモン、フォラスでМサイズは数として十分。
衰弱付与ユニットを入れたいならここから誰かを減らさないといけない。
あまり伸びしろはないと思うが、単色を補強するという話があったから
ヴアルも居るし、黒単でテーマデッキが組めるようになるのかもしれない。

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