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白鳩ブログ:支援型ヴェーダ プラバーカラ

2017年01月03日 23時27分11秒 | カード情報(ゲーム・...
ヴェーダのタイプ覚醒。
タイプ覚醒の強みは、手札にあぶれたユニットカードを
リアクションで消費できることである。
消費ログ0のBP+20は、元からBPが高くてコードを
使われなければ貫かれない耐久力を持っているユニットが握っている分には強い。
相手の全力攻撃をぎりぎりの数値差で防ぎ切る。
相手はこちらのログ残量と手札枚数を計算して勝負を仕掛けてくるので、
その計算を狂わせられるのがタイプ覚醒の強みである。
弱点はログを支払ったコードカードのほうが
どうしても1枚あたりの数字操作が大きいことだろう。
元からBPラインの低いデッキが持っていても意味はない。
BPの低い側がたった20しか上がらないタイプ覚醒を入れていても
相手の1枚を2枚消費で追いかけることになって、かえってジリ貧になるだけだろう。

そしてタイプ覚醒のユニットカードは、あくまでユニットカードである。
主にユニットとしてキャストすることを目的にデッキに入れるべきカードである。
手札にあるユニットカードは、タイプ覚醒の1枚しかない。
その場面でゴッドドローし、キャスト用の別のユニットカードを拾いにいく。
それでタイプ覚醒のユニットカードは手札に温存する。
これはタイプ覚醒のユニットカードをデッキに入れるなら絶対にやってはいけないプレイだ。
そんなことをするくらいなら、タイプ覚醒のユニットカードなんぞ
デッキに入れておく意味がないからである。
キャストするつもりがないユニットカードならコードと入れ替えたほうが良い。
手札に他のユニットカードが尽きたとき、間に合わせでもキャストが出来る。
それがタイプ覚醒のユニットカードの採用価値であるはずだ。
ただ、あくまでそれは最終手段であり、
構築段階ではできるだけタイプ覚醒をキャストすることがないように
キャスト用のユニットカードは十分な枚数を揃えておくべきではある。
タイプ覚醒や神律変換は、できるだけ手札に留め置けるように
Sサイズのユニットカードの枚数自体が多いデッキでなければ使いにくくなる。

つまりまとめると、タイプ覚醒はデッキ内のSサイズユニットの枚数が多めで
Sサイズユニットカードを常に何枚か握っていられることが出来て、
その分コードカードの枚数こそ少ないが、
代わりにユニットのBPは元から高めで少ないコード枚数でも戦線を維持できる。
そういったデッキに入っていてこそ強い。ということになる。
ヴェーダデッキとは正反対のデッキだな。

構築にもよるだろうが、焼き系の、1枚の手札の無駄もあってはいけないようなデッキでは
タイプ覚醒のユニットカードは握っていられる余裕はない。
基本的に事故防止というか、キャストしてもリアクションで使っても
どちらでもいけるという構築の余裕を作るためのカードである。
特に黄色で先攻がどうしてもほしいデッキであるならギアチェンジ用に
Sサイズを握っている必要があるのでなおの事Sサイズユニットは足りなくなる。
だいたいコードカードを20枚くらい入れたいとしたら
Mサイズユニットが12枚だとしたらSサイズユニットは18枚しか入れられない。
Sサイズ18枚だとダミーを置かないでキャストし続けるのも難しい枚数。
アタックダメージを上げる手段に乏しいデッキだと、
先攻でのSサイズのアタックが通せるかどうかも重要である。
SSアタックが通せないならS・Мでアタックしなければならない。
しかしヴェーダデッキでS・Мのアタックは仕掛けた時点で負けだ。
黄色で先攻型ならSサイズユニットはアタック値の高いユニットだけ並べて、
S・Sアタックの選択肢は捨ててはだめだ。
ようするにプラバーカラは入れている余裕がない。

入れていないほうが良いカードなので、今回は入っているデッキの公開も無し。