横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

白い花と蝶

2012-06-05 06:52:56 | 近所



もう10日ほど前になるが、宮ヶ瀬の林道を歩いた。







マルバウツギ(アジサイ科、ユキノシタ科)
道路わきのあちこちでマルバウツギの白い花が盛んだった。
今ごろはウツギが咲き始めている頃だろうか。







ハタザオ(アブラナ科)
足元の方ではハタザオの小さな十字花が咲いていた。







旗竿が何本も並んでいるところがあった。
50cm以上も直立した茎の先につく白い花は旗のようには見えない。







草の間にウスバシロチョウの姿があった。ちょっと元気がない。







ウスバシロチョウはモンシロチョウのようなシロチョウ科ではなくアゲハチョウの仲間だ。
しかしアゲハチョウには珍しく卵で越冬し、幼虫はムラサキケマンを食草とするそうだ。

いつか卵、幼虫、蛹そして羽化などを観察してみたいものだ。




草戸峠から大地沢

2012-06-03 07:00:00 | 近所



城山湖に別れを告げ草戸峠に到ると左奥は南高尾。山腹に黄色いものが目立つ。







比較的近い木にも咲いていてジャケツイバラ(マメ科)と分かる。







蔓性なので高い木にもどんどん這い上っていくようだ。







大地沢の青少年キャンプ場まで下りて行くと、今を盛りとばかりに咲いていた。。







総状花序に3cmぐらいの5弁の黄色い花がたくさんついている。







青少年センターの近くの林床のあちこちにサイハイラン(ラン科)が見られた。
細長い花が垂れさがって構造の分かりにくい地味な花だ。









城山湖の白い花

2012-06-02 07:08:09 | 近所



相模原市の城山湖に行ってきた。城山湖は本沢ダムによって出来た人造湖だ。
夜間に下の津久井湖の水をくみ上げておき昼間に発電する揚水発電所(最大25万キロW)が設置されている。
このため城山湖の水位は1日で25mぐらい上下するらしい。






サルナシ(マタタビ科)
標高300mほどの湖の周りの散策路でいろんな花が見られた。







サルナシの花は仲間のキイウイと似ている。これは両性花で雄花は見つからなかった。







湖を見渡す草地では小さな白い花がいっぱい咲いていた。







マメグンバイナズナ(アブラナ科)
前に泉の森でも見たマメグンバイナズナだが、こんなに群生しているのは初めて見た。
茎の先の方以外は大部分が実になっている。







ガマズミ(スイカズラ科)
草戸山の方へ歩きだすと、ガマズミの木に小さな白い花がいっぱい咲いていた。

ハナムグリも多いなあと見ていると、この写真の中央にちょっと違うのがいた。







キイロトラカミキリのようだ。カミキリムシは花の蜜や花粉も好んで食べるらしい。


何を撮っているのと尋ねる男性は八王子に住んでいて何度も来ているそうで、
高尾山まで歩くコースがあるとかスカイツリーや日光まで見えるとか初日の出がきれいなどと話してくれた。