銀座松屋で開かれているマミフラワーデザイン展のチケットを頂いたので観に行った。
100点の作品はどれも独創性にあふれ素晴らしいものだった。
マミフラワーデザイン展2013
主宰の川崎景太さんの作品はボブスレーのソリと花とのコラボレーションだった。
冬季オリンピックの種目であるボブスレーはソリの性能が成績に大きく影響する。
海外ではフェラーリやBMWが製作しているが、日本にはソリのメーカーがなく海外の中古を使ってきた。
一方、大田区は工業日本を支える町工場の多い町であったが、海外生産の影響で大きな打撃を受けた。
その大田区の町工場と他の企業や大学が協力して国産のボブスレーソリの開発を始めたのだ。
この冬には開発中のソリで国際大会に出場するまでになった。さらに改良してオリンピックでの活躍を望む。
マミフラワーデザインの本部は大田区大森にあるという縁で今回の作品になったようだ。
下町ボブスレーネットワークプロジェクト
その後、上野まで足を延ばして国立博物館で大神社展を見てきた。
普段は眼に触れない全国の神社にある国宝や重要文化財が一堂に集められている。
古神宝、伝世の名品、神々の姿あるいは祭礼にまつわるものなど日本の歴史の深みを感じた。
博物館本館の前には大きなユリノキには花が咲いていた。
本館から大神社展の会場に向かう途中の砂地にスズメがいた。
どうやら砂浴びをしているのだった。
うずくまってじっとしているかと思えばときたま体を震わせていた。
スズメは鳥には珍しく水浴びと砂浴びの両方をやるそうだ。