横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

御用だ! ゴヨウアケビ

2006-04-14 15:29:49 | 近所
きのうの アケビの花 の記事で写真を載せることができなかったゴヨウアケビを、けさ偶然に捕まえた。
用事があったので三ツ境まで行ったとき、これまで通ったことのない道を自転車で走っていたら、紫の花が咲いていた。
ああアケビだなと思って通り過ぎたが、何か気にかかったので戻ってよく見るとゴヨウアケビのようだ。小さいカメラしか持っていなかったが撮ってきた。
この写真を昨日の記事に追記した。

浦島草

2006-04-14 07:08:50 | 近所

泉の森のカタクリやニリンソウが咲いている林の一角に
珍しい花があった。


ウラシマソウ(サトイモ科)浦島草
一瞬マムシグサかと思ったが、なにか細長い糸のようなものが見える。
これを浦島太郎の釣り糸に見立ててウラシマソウと呼ばれる。
これは花序の花軸が伸びているものだが、役割はよく分からない。


マムシグサやムサシアブミなど同じテンナンショウ属の仲間は
大きな仏炎苞が特徴だ。

秋になったら赤い実のかたまりが伸びて出てくる。


ちょっと調べた事柄。
  ウラシマソウは雌雄異株で、若い雄株が成長すると雌株に性転換するそうだ。
  仏炎苞に包まれて雌花はメシベだけ、雄花はオシベだけの花序がある。
  上から虫が入ると内側がツルツルで上からは出られない。
  雄株には仏炎苞の下のほうに穴があいていて、そこから出ることができる。
  雌株には穴がなく虫が出ることはできない。
  株に近寄って覗くこともできないし、解剖することもできないので、
  どんな花か実際に確認するのは難しい。
  福岡教育大学福原先生の このページ が
  とても参考になる。