東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口県 阿東町の長門峡ほかを散策(6/6)

2017年11月17日 | 歴史探訪他ウォーキング

 漢陽寺を出ると、近くにある二所山田神社行きました。この神社の一番の見どころは、入口に生えている巨大なイチョウでしょうか。県内一の巨木とのこと。幹はとても大きく巨大で、高さがどれほどあるか首が痛くなるほど見上げても頂上を見ることができません。しかも、複雑に枝が伸びています。巨大な樹木によくある乳状の空気根が、途中の幹にぶら下がっていました。

        頂上が見えないほど巨大なイチョウ


 巨大なイチョウ横の参道を進むと、二所山田神社の本殿が見えてきました。この神社は、明治40年に二所大明神と山田権現社が合わさってできた神社です。それぞれの神社は約1100年前に建立されたとのこと。とてもいわれのある神社のようです。ただ、1000年以上も別々の神社だったのに、何故100年ほど前に合わさったのかその理由を知りたいものです。田布施町でも多くの神社が統合されました。明治政府の影響があったのでしょう。

    左は車道、右は元々の参道         二所山田神社の本殿
 

 明治時代にはたくさんの神社が合祀されました。その時、なんとか合祀を避けて神社を残そうと努力した文書が残っています。氏子の数、経済力、敷地面積、有力神社の後押しがないと残すことは難しかったようです。今ある神社境内に合祀されたお社の名が残っていることがあります。田布施の例で言えば、合祀されて消えていった多くの城南のお社の名が、石ノ口八幡宮に残っています。

  本殿前のさざれ石      本殿の天井骨組み       数々の絵馬
  

 二所山田神社を出た頃には、やや薄暗くなり始めていました。その後、八代を通って田布施町に帰りました。帰りついた頃にはすっかり暗くなっていました。ずっと運転してくれたNちゃん、ありがとうございました。今回の長門峡、徳佐方面散策はとても楽しかったです。感謝いたします。

             長門峡、徳佐方面への往復路


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