東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

真空管ラジオ 高一+並三 テレビアン PM-8の修理(3/x)

2022年03月06日 | 古ラジオ修理工房

 電源を入れる前に電源トランス周りを念入りに確認しました。まず最初に保護ヒューズを確認しました。ラジオ内の例えばトランスなどを守るための保護ヒューズです。この保護ヒューズは針金が半田付けされていました。そのため、過電流が流れても切れないかも知れません。0.5Aのヒューズ管を購入して差し込んでおきました。私事ですが、子供の頃に100Vのコンセントに針金を突っ込んだらどんな事になるのか試したことがありました。すると、閃光と共にバチッとすごい音が出ました。そして、コンセント周りが焦げてしまったのです。

         静かに燈った真空管のフィラメント(カソード)


 電源を入れる前に、電源コード側からテスターで抵抗を測定しました。この測定値が0Ωならば危険です。電源コードの抵抗は23.6Ωでした。OKです。注意深く電源コネクタをコンセントに差し込みました。しばらく待つと真空管のカソードがやんわりと燈りました。各真空管のフィラメントの燈り具合を確認しました。すべて正常に燈っています。二極管の12Fだけは直熱型のためフィラメントが筋になって燈っていました。ただしPL(パイロットランプ)が点灯しませんでした。フィラメントが切れているかコードが切れているのだと思います。

空長短端子とアース端子     保護ヒューズ    電源トランスの100V抵抗
  

 アンテナ端子も確認しておきました。空長端子と空短端子がありました。そして、アース端子がありました。次に、前面パネルのつまみを確認しました。下左の画像で、A:チューニングつまみ、B:電源スイッチつまみ、C:再生バリコンつまみ、そしてD:音量つまみです。電源スイッチつまみはやや硬いため掃除する必要があるようです。次回は、具体的に回路を調べようと思います。

    前面パネルの各つまみ        二極管の直熱型フィラメント
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 種ジャガイモの植え付け準備... | トップ | 柳井市 大畠周辺の史跡巡りウ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古ラジオ修理工房」カテゴリの最新記事