東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

もち玄米の精白

2009年03月16日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 先日もち米の籾を籾摺りして玄米にしましたが、今回そのもち米の玄米を精白しました。職場の同僚からもち米を売って欲しいとの要望のためです。また、美味しく食べてもらうためには精白した方がよいと思われるためでもあります。

       もち米を精白した精米機(上の受け皿に玄米を入れる)


 ところで、もち米の玄米は販売されているのを見たことがありません。もち米の玄米でもちをつくとどんな食感や味がするのでしょうか。後日確かめてみたいので、一部のもち米の玄米は精白しないで残しました。

     精白度は90%以上に設定        精白度を手にとって確認
 

 もち米の玄米でついたもちの色はやや黄色でもちもち感は少なく団子状なのではないかと思います。でも糠部分があるため栄養的には優れると思います。うるち米の玄米食は健康食として聞くことがあります。しかし、もち米の玄米を使った料理は聞いたことがありません。一般的ではないのでしょう。

   受け皿に入れたもち米の玄米        精白されて出るもち米
 

 精白は玄米同士を強くこすり合わせるため、精白直後のもち米を手に乗せるとほのかな温かみがあります。なお、十分乾燥させないで精白するとさらに温度が上がってしまい本当のもちになってしまい精白機が故障する原因になります。もち米は特に十分乾燥させて精白しなければなりません。

              精白され完成した白いもち米
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