東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

蛍が部屋に迷い込んできました。観察後逃がしました。

2022年06月22日 | 生き物

 

 蛍を見たのは何年ぶりのことでしょう。子供の頃は、探さなくても夕方になると小川の近くに数多くいました。たくさんの蛍を摘まむように採取して虫かごに入れていました。そして、家に帰ると蚊帳の中に蛍を放しました。すると、蛍が蚊帳のあちこちに止まって光りはじめます。その光景は星空を見ているようでした。それだけたくさんの蛍が生息していたのです。
 しかし、40年位前のことでしょうか、稲の害虫を殺すため農薬を田んぼに入れていました。さらに、小川が側溝に変わり始めました。それに比例して蛍を見ることが無くなりました。今は自然が戻っているのでしょうか、久しぶりに見た蛍でした。しかも、部屋の中に入ってくるとは。

         光りながら部屋内を歩き回っている蛍(平家ボタル)


 我家の周りには自然の小川はないはずです。側溝しかないので不思議です。しかし、側溝の最初にはちょろちょろ流れる小川や溝があるので、そこで繁殖したのでしょうか。それとも、側溝でカワニナなどの蛍の餌が繁殖しているのでしょうか。いつか、側溝や溝などを調べてみようと思います。

   薄明りで光る蛍     蛍を横から見る     指を歩く蛍(2cm位)
  


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