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東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施農業工業高校の畜舎(羊小屋)を見学

2016年04月11日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 昨日、少年少女発明クラブの開講式が終わった後、田布施農業工業高校に行きました。目的は、高校で飼っている羊を見学させていただくためでした。運よく、発明クラブで指導員をされているSさんがこの高校に勤めておられるとのことで案内していただきました。Sさん、羊を見せていただきありがとうございました。今は羊の毛刈りシーズンです。これからは季節が暑くなります。羊が熱射病にならないように、毎年この季節に毛を刈るとのことです。

               たくさん飼われている羊たち、そろそろ毛刈りの季節


 10年位前のことですが、私は高校生に昔ながらの米作りを教えていました。その高校生達は、農業高校の畜産科で学んでおりたまたま羊飼育担当だったのです。一方、私が所属していた農業支援ボランティアグルーブ(ユギ・ファーマーズ)内に羊の毛を織物にする織物チームがありました。その織物チームに指導者Uさんがいました。
 私のところに学びに来ていた高校生達に、せっかく羊を飼っているのなら織物を学んでみないかと誘ってみました。すると、好奇心旺盛な高校生たちは、羊から刈り取った原毛を加工してマフラーにするまでの工程に挑戦してくれました。嬉しいことにユギ・ファーマーズの仲間の一人として、Uさんは快く織物を高校生達に教えていただきました。ありがとうございました。そして、私もそのお仲間に加わって体験したのです。
 なお、Uさんは今、独立して山梨県道志村で織物工房を開いているとのこと。アメリカ先住民ナバホに伝わるナバホ織りもしています。

  首から下を刈られた羊       羊たちを見学        生まれたての可愛い子羊
  

 考えてみれば、この田布施には羊を飼っている高校があるではありませんか。10年前のように、羊から刈った原毛を加工して何らかの織物を作ってみたくなりました。そもそも、郷土館には、通称「たぬきの糸車」と呼ばれる古い紡ぎ機が何台かあります。利用しない手はありません。まずは、原毛の油抜きから始めてみようと思います。

            羊小屋近くにある牛小屋も見学させていただく


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