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東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ようやく快晴、小麦を脱穀

2025年07月02日 | 麦,穀類,雑穀

 日本では、小麦の栽培が本当に難しいです。その理由は、小麦の収穫時期が梅雨に重なるからです。ずっと快晴であれば、小麦の刈り取りと脱穀を一度にできるはずなのに連携してできません。刈り取ったと思えば雨で脱穀が遅れます。遅れている間にスズメに食べられたり、雨で小麦の品質が落ちます。
 一番ひどいのは雨で穂発芽することがあるのです。すると、収穫は0になってしまいます。今年はやっと脱穀することができて自家消費する量の小麦を収穫することができました。うどん,饅頭,パンなどの料理に使えるので楽しみです。

      はさ掛けしている小麦の隣にハーベスタを置いて脱穀


 1年ぶりにハーベスタを小屋から出しました。溜まったゴミを刷毛で払ったり、雑巾で拭いたりして綺麗にしました。一番肝心なのはエンジンがかかるかです。しかし、ディーゼルエンジンなので始動ロープを勢いよく引っ張らなければなりません。何度か引っ張ってすると元気にエンジンがかかりました。
 しばらくエンジンを暖機運転した後、麦畑まで自走させて運びました。

    天日干しした小麦を投入         脱穀が終わると排出  
 

 小麦畑に到着すると、はさ掛けしていた支柱から雨除けのブルーシートを外しました。そして、次々に小麦をハーベスタに投入しました。20分もしないで脱穀が終わりました。
 あとは脱穀した小麦を唐箕で風選して保管します。そして、この秋に種まきにする小麦を別に保管して、残りを少しずつ製粉して食べようと思います。

    収穫袋に次々に入る小麦        次々に排出される小麦藁
 

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