東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施コットンクラブ 麦踏み,紡ぎ,織りなど

2020年01月29日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今回のコットンクラブは最初に麦踏みをしました。今年は暖冬のため例年よりも小麦がよく伸びています。そのため、小麦を踏むと小麦がばっさり横に倒れます。少しばかり小麦が気の毒に思えました。しかし、小麦は強いので数日もすれば起き上がると思います。仮に起き上がらなくても、次に生える葉は真っすぐ上を向いて育ちます。順調に育てば、4月に穂が出て5月には小麦を刈り取りできると思います。

    糸紡ぎや織りなどの前に、畑に出てのんびりと麦踏み


 ところで、今回はサプライズがありました。麦踏みが終わって公会堂に戻るとケーキや紅茶などがセットされていました。Tさんのどっきりお誕生会です。私も参加させていただきました。糸紡ぎや織りの前に、美味しいケーキに飲物で談笑しました。
 楽しいお誕生会が終わると、いつものように糸紡ぎや織りをしました。スピンドルによる糸紡ぎは最初こつがなかなか掴めません。しかし努力は裏切りません。私など、紡げるようになるまでに1年以上かかりました。こつを体得すれば、足踏み紡ぎ器を使ってより効率的に糸を紡げるようになります。また糸の太さも自由自在です。

 Tさんのお誕生会     Kさんの織物作品    Kさんの織機紹介
  

 ところで、Kさんが織物の作品を持ってきました。雲や空をイメージした作品です。濃淡のある空の青は、9月の藍染め時に染めた糸を使っているとのことです。まだ完成ではないとのことですが素晴らしいです。また、みなさんに複数綜絖の織機を紹介していただきました。私も小さな織機を持ってはいますが整経で苦心しています。その後、各人糸紡ぎや綿繰りなどを楽しみました。私はもっぱら足踏み糸紡ぎ器で糸を紡ぎました。私の課題は細い糸をいかに連続して紡げるかです。ところで、糸巻き台制作のリクエストがあったので暇をみて作ってみようと思います。

   談笑しながら糸紡ぎなど      綿繰りやカーディングなど
 


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