東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

昭和40年に購入した松下製真空管ラジオGX-240の修理(1/4)

2024年01月23日 | 古ラジオ修理工房

 私が昭和40年中学校入学時(1965年)、両親が購入してくれた真空管ラジオがあります。高校生の時にトランジスタラジオを購入してもらって以降一度も動かしていませんでした。その後、我家の倉庫奥にしまわれていました。約55年ぶりに電源を入れましたが放送局の音がまったく入りません。真空管は光るのですが、チューニングのつまみを回しても指針が動かないのです。ラジオを分解して修理するしか直す方法がなさそうです、やれやれ。

      真空管などが載るシャーシを取り外して故障個所を調査


 真空管ラジオを修理するのは久しぶりの事です。また、トランスレスの修理は初めてです。100V電源プラグの差込口を間違うと、下手をすれば感電する恐れがあります。まずは、真空管シャーシを取り外すことにしました。固定するネジを外し、つまみを外し、スピーカーを外し、アンテナ端子を外すと、簡単にシャーシが外れました。すると、故障の一つが分かりました。バリコンを回すチューニング糸が外れていました。これでは選局できません。

  真空管ラジオの外観   底のネジを取り外す     つまみを取り外す
  

コメント
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