東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

規格化したわらで、ほぼろ版買物籠を製作(3 /11)

2024年01月06日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 買物籠の側面が完成したため続いて底部を編むことにしました。この底部の編み込み方法をいくつか考えました。例えば、草鞋のような底面を別に製作した後に側面とドッキングする方法などです。
 考えた後、最初に試作した買物籠の底部の編み込み方法をもう少しチューニングアップしてみることにしました。美しくシンメトリックな模様が出るように編んでみたいものです。ただし、わらの長さが足りません。編み込みが中途半端になりそうでした。考えても仕方ないので試行錯誤しました。

         底面を編み終わった買物籠、今後底部を強化要


 前回の買物籠の製作の反省点は、編み込むわらの束数が途中で分からなくなったことです。そこで、68段のわら束をそれぞれタコ糸で結びました。こうすることによって、どの段のわらか間違えることがなくなりました。

 底部の編み込み開始    底の最も近距離は9cm   丸角を編み込み完了
  

 底部の端から端までの最も近い距離を18cmに決めました。そして、中心の9cmで底部のわら束を絞めることにしました。さらに丸い角部分のわら束を隠すように締めることにしました。そんなこんなで、底部を編み終わりました。しかし、底部を手で引っ張ると締める力が弱いのかわらか抜け気味です。そのため、再度底部を紐で編み込みして強化しようと思います。網目が分かるように藍染めした紐で締めようと思います。

      反省点:わらの長さが足りず少しばかり中途半端な底部

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