東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施地方史研究会主催の第8回史跡探訪

2023年10月18日 | 歴史探訪他ウォーキング

 田布施町の地方史研究会主催の史跡探訪がありました。コロナ惨禍のため5年ぶりの史跡探訪です。第7回は宿井や石ノ口周辺でした。第6回は馬島でした。さらに5回は麻郷・麻里府周辺でした。
 実は第8回は4年前に探訪予定でしたが中止になりました。そのため、久しぶりの史跡探訪でした。偶然なのですが、新郷土館館長の療養により前館長の私が急遽お手伝いすることになりました。そして、お弁当の注文、当日の集金や弁当配布などのお世話をしました。

            紙芝居が演じられた古刹の蓮池寺

 9時に田布施町郷土館に集合すると、数台の車に乗り合わせて出発しました。最初に訪れた史跡は国森古墳です。山口県で一番古いと言われる方型古墳です。3~4世紀に作られた古墳で、国々が大和王権に収斂する時代に作られたと思われます。いわゆる魏誌倭人伝以後の謎の200年期に作られたようです。

   国森古墳を見学      石原璋の記念碑    クロガネモチの巨木
  

 国森古墳を見学すると、少し道を戻って石原の記念碑を訪れました。富永有隣に師事した後、神主を兼ねた教育者でした。続いて、石垣間にそびえるクロガネモチの巨木を見上げました。田布施町の名木の一つです。その後、いったん駐車場にもどり石走山古墳に行きました。

     石走山古墳の内部          最後に訪れた妙見社
 

 石走山古墳を見学すると、蓮池寺に行って紙芝居の上演を見ました。そして、次に蓮成寺に向かいました。本堂で昼食休憩をとらせていただくことを事前に快諾していただきました。蓮成寺に感謝いたします。
 お昼休憩が終わると、比較的大きな円墳である木ノ井山古墳に行きました。そして、最後に妙見社にいきました。その妙見社傍で、同行車が溝に脱輪してしまいました。しかし、みなさんのご協力と奮闘で無事脱出できました。
 史跡探訪はこの8回をもって終わりとなりました。約10年間にわたる史跡探訪、お疲れ様でした。

          第8回史跡探訪で訪れた田布施町川西の史跡

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