東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古いAM/FMトランジスタラジオ(OEM)の修理(5/x)

2021年01月31日 | 古ラジオ修理工房

 ラジオのAM/FM切り替えスイッチの修理に四苦八苦しています。東京の秋葉原に行けば目的のスイッチを探して購入できます。しかし、今はコロナで東京に行けません。今年になればコロナが収まるかと思いきやさらに蔓延しています。そのため、スイッチをまるまる分解して修理しています。しかしながら、メガネがないと見えない小型部品ばかりなので困ります。それでも、スイッチを再度組み立ててテスターでチェックするところまできました。

    修理したスイッチの接点をテスターでチェック、問題なし。


 このスイッチ故障の原因は、スイッチ内に水がしみ込んだことです。水跡の色から推測すると、コーヒー,紅茶,またはコーラなどの茶色の飲料と思われます。その水分で接点が錆びたり、クリック動作させるベアリングやバネが錆びました。洗浄液で洗った後、接点は紙やすりやスチールウールで磨きました。磨き終わると、バネやベアリングに油を付けてスイッチバーの穴に収めて復元しました。

 接点を紙やすりで研磨    バネをバーに収める   スイッチバーを復元
  

 復元したスイッチバーの窪みに研磨した接点を四個収めました。そして、その上から切り替えスイッチの端子板をはめ込みました。ペンチでかしめる前に、紐で強く結んでスイッチが分解しないように固定しました。これでスイッチの修理が終わりました。次回は、このスイッチを検査します。

  接点四個をバーの窪みに収める    端子版をスイッチバーにはめ込む 
 

コメント (1)
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