東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

越冬中のサトウキビを日光浴

2021年01月20日 | 麦,穀類,雑穀

 初冬に冬越し作業したサトウキビを日光浴しました。毎年のことなのですが、2~3月は越冬するために大切な時期です。この時期に茶色に変色してくるサトウキビは越冬できず枯れてきます。これまで、越冬するためには温度と湿度が関係していると考えてきましたが、日光浴すると越冬率が向上することが分かってきました。今年は何割のサトウキビが越冬するでしょうか。

         越冬箱から出して、日差しに当てて日光浴


 越冬には温度が最も関係しているため、今回から最高最低温度計を導入しました。いつもは室内に越冬箱を置いており、最高温度は21度で最低温度は6度です。ちなみに、サトウキビ自身が呼吸をしているため、越冬箱の内側は水滴で曇ります。そのため、時々蓋をあけて乾燥します。ちなみに、茎が茶色に変色し始めると枯れる兆候なのか、サトウキビが呼吸しなくなるようです。越冬箱がだんだん曇らなくなるので、それが分かります。

 何の変哲もない越冬箱    まだまだ緑色の茎     切断面は乾燥
  

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