東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

マクワウリをタヌキなどの動物から守るため電気柵設置

2017年08月28日 | 野菜:果菜

 私は個人的にマクワウリが大好きです。そのため、毎年のように栽培しては食べています。今まさに、おいしいマクワウリの収穫時期なのです。しかし、いつもタヌキに食べられています。その対策として、電気柵を設置しています。今年も猛暑の中で電気柵を設置しました。

 マクワウリの周りを耕耘   電気柵の支柱を立てる   マクワウリを囲むように   
  

 タヌキの食害を防ぐため、これまでいろいろな対策をしきてました。その一つは、網でマクワウリ全体を囲むことです。しかし、タヌキもマクワウリが大好きなようで、あの手この手で網の囲みを破ります。一番多いのは網の下に穴を掘ることです。そして、その穴を通ってマクワウリを盗んでは食べるのです。やれやれでした。

      強力な高圧電気を発生する装置、人間も痛いほどの高圧電気


 タヌキの食害を防ぐためいろいろ試しましたが、有効な防除方法がなかなか見つかりませんでした。たどり着いたのが電気柵でした。夏の暑い中での設置は大変ですが、効果は絶大です。夜中、電気に触れて感電するようです。驚いて悲鳴を上げるタヌキが続出です。私も何度か誤って高圧電気に触れましたが、しびれると言うよりも痛いのです。

  電気柵に電線を通す    高圧電気を電線に通電    高圧電気の確認
  

 電気柵を張り終わると、高圧電気を電線に通電します。高圧電気は電池で発生させますが、6000V仕様とのこと。ただし、電流が微小ですので死ぬようなことはありません。感電すると人間には激しい痛みがきます。タヌキのような小動物ならば、一時的に気絶するかも知れません。この電気柵の欠点は漏電です。雑草が生えてくると、その雑草に電気が流れます。すると、電気が弱まります。定期的な雑草の刈り取りが必要です。

マクワウリを取り囲むように電気柵設置    これで美味しいマクワウリを収穫可      
 
 

コメント
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