東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

秋の野菜畑、そして陸稲の採種

2016年10月20日 | 野菜:葉菜
 約1ヶ月前に種まきした大根と白菜がだいぶ育ってきました。遅い種まきでしたので、白菜は玉になるかは微妙なところです。秋は一気に寒さがやってきますので、種まき時期がとても重要です。一方、春はじわじわと夏になるので、それほど種まき時期を気にしなくてもよいです。

   だいぶ大きくなった大根     この大きさでは玉になるのは無理か、白菜
 

 一方、ナスとピーマンは秋になってやや小振りになりましたが、10月になってもまだまだ収穫できています。霜が降りる11月になっても収穫できるのではと思います。ナスで失敗したのは、実がとても長い品種なので実のお尻が地面に着いてしまうことです。そのため、地面にいる虫が這いあがって食べるのです。来年は普通品種のナス苗を購入するか、種から育てようと思います。我家に合った品種を選ぶことは大切なことです。

        小振りですが、緑が濃くとても美味しそうなピーマン


 ところで、10月になって種をまいた、小松菜,チンゲンサイ,ターサイなどは発芽してぐいぐいと育っています。しかし、よく見ると小さな虫か付いていました。農薬は使いたくないのですが、虫に食われて全滅は避けたいです。そのため、低農薬のものをかけてみようと思います。

 発芽した小松菜       チンゲンサイも発芽    色が濃いターサイ   
  

 野菜ではないのですが、陸稲の穂を収穫しました。収穫したのはうるち性のもので、一昨年まで栽培,収穫,脱穀,精米して食べていたものです。今年は種継ぎのため小規模に栽培しました。来年の種まきに使うためです。幸運にもハトやスズメに食べられていないので安心しました。陸稲は畑に作るお米です。水田のように除草が容易ではないので、日本ではほとんど作られなくなりました。食味も水稲に劣ります。

           穂を収穫したうるち性の陸稲
コメント
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