東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

種食いカボチャから食用種を収穫

2015年11月09日 | 野菜:豆類ほか

 先日収穫した種食いカボチャの種を取り出しました。普通のカボチャはとても固いため、包丁ではなかなか容易には割れません。しかし、このカボチャは包丁を強く当てて回すようにすると簡単に割れます。中を見ると、パンなどに入っているおなじみの種が見えました。ただ、思っていたより種が少ないです。種の収穫量が少ないカボチャだと分かりました。

        包丁で二つに割った種食いカボチャ、種が見えるものの少ない


 半分に割ったカボチャの中に手を入れ、すくうようにして種を取り出しました。種には筋などがたくさん付着しています。その筋を取るため、水を入れたボールに種を入れました。種をすべてボールに取り出すと、ボール内の水をかき回すようにして種に付着した筋を取り除きました。

 カボチャから種を取り出す    種に付着した筋を取る     カボチャ1個分の種
  

 カボチャの種に付いた筋を取るため、試しに砂を使ってみました。すると大失敗でした。この種は表皮がとても薄いため傷が付くのです。割れた種が1粒、皮が剥げた種が10粒位ありました。強い力で筋を取らない方が良いようです。
 その後、筋を取った種を天日乾燥させました。ですが、薄い膜のようなものが種に付いたままでした。しかし、種を乾燥させた後、手で揉むと薄膜は簡単に取れました。残りのカボチャも来春までにすべて採種しようと思います。

              天日乾燥中の種、薄い膜は乾くと容易に取れる

コメント
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