東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻里府 中郷周辺ウォーキングの下見(2/2)

2015年10月16日 | 歴史探訪他ウォーキング

 明楽寺を出ると、招魂場に行きました。以前、麻里府にも招魂場があると聞いたことがあったのですが、どこか分かりませんでした。明楽寺でその場所を聞いて初めて、その場所が分かりました。山道をうろうろ探しながら歩いると、山の頂上に招魂場がありました。麻里府地区の方々の名前が彫られた石碑が並んでいました。麻郷の招魂場は毎年4月1日に催しがありますが、この招魂場は同じようにあるのでしょうか。

                 山の頂上にあった、麻里府地区の招魂場


 招魂場からは南側の下り道を降りました。最近は招魂場を訪れることが少ないのでしょう、倒木が道をとおせんぼしていました。山道を降りると、今度はあつまんだ地蔵尊に行きました。このお地蔵様は南平和第十番札所です。かつては、ここをたくさんの巡礼者が訪れていました。
 次に、近くに住むHさんに中郷集会所を開けていただいて荒神様を見学しました。Hさんありがとうございました。とてもきれいに管理された集会所でした。続いて、雨乞い岩に行きました。

   あつまんだ地蔵尊        中郷集会所とHさん      雨乞い岩へ坂を登る
  

  雨乞い岩はこの1月に麻里府在住のKさんに教えていただきました。岩へは半ば崩れかけた急な山道を登ります。しばらくして雨乞い岩に着きました。その昔は中郷を見下ろすことができる絶景地ではなかったかと思います。しかし、今は倒木が邪魔をし、かつ竹藪に囲まれて展望はありません。雨乞い岩を降りると、雨の中を明楽寺の前身と言われる十心庵跡に行きました。今、その場所はただの高台で庵を思わせるものは何もありません。

    雨乞い岩に到着        十心庵跡に立って       住吉神社の前身跡
  

 次に、麻里府で一番尊ばれている住吉神社の前身だった明神社跡に行きました。その明神社は岩の上にありましたが、江戸時代に大水でご神体などが海に流されたそうです。その流れ着いた場所近くの山に新たにお社を建てました。それが今の住吉神社です。その明神社の名残の礎石を今でも見ることができます。

              今回の下見ウォーキングの最後、BerryBerryで休憩


 予定では、明神社跡を見てから上郷を歩く予定でした。しかし、時間がありません。来年、上郷を中心にウォーキングすることにしました。明神社跡からはスタート地点に帰りました。途中、久しぶりにBerryBerryに寄って楽しい休憩時間としました。11月の本番ウォーキングでも、皆さんとBerryBerry寄って休憩するつもりです。BerryBerryを出ると、麻里府公民館に向かって歩きました。途中、移動販売車を見かけました。私は、ゼリーを二個買いました。

      移動販売車を覗き込んで購入         麻里府の海岸で夕日を見る
 

 移動販売車に分かれを告げると、麻里府の海岸に出ました。小学校時代に臨海学校でこの海岸に来ました。着替えは、当時木造だった麻里府小学校でした。海岸で夕日を鑑賞しながら波打ち際を歩きました。そして、麻里府公民館に付きました。下見に参加された方々、お疲れ様でした。

            麻里府の尾津西と中郷地区の下見ウォーキングコース

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