東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

京都市 幕末・明治維新に思いをはせる旅(3/8) 水路閣,吉田松陰詩碑

2015年10月10日 | 歴史探訪他ウォーキング

訪れた京都市内の幕末・明治維新に関わる史跡などです。それぞれをクリックしてください。
 1.寺田屋,伏見    2.三十三間堂,南禅寺  3.水路閣,吉田松陰詩碑
 4.池田屋,近江屋  5.壬生屯所跡,蛤御門  6.京都霊山護国神社
 7.霊山歴史館     8.佐久間象山遭難碑

 南禅寺の法堂近くに水路閣があります。お寺の境内に突如として、レンガ造りのアーチが現れるのです。このアーチの建築物を見ていると、ローマの水道橋を思い出さざるをえません。はるか二千年前のローマの水道橋の小型レンガ版です。林の中で木漏れ日を浴びる水路閣は、見事に南禅寺境内に溶け込んでいました。

          木漏れ日を浴びる、ローマ水道橋の小型レンガ版水路閣


 水路閣の上に登ると、琵琶湖の水が勢いよく流れていました。昔教科書で習った、琵琶湖の水をトンネルを通して流している水道橋です。まるで、ウォータースライダーの水のように流れていました。ところで、水路閣のアーチはカップルの撮影場所として特別の人気があるとのこと。着物を来たカップルや二人連れなどが、アーチ下で写真を撮っていました。

路閣を流れる琵琶湖の水     落ち着いた南禅院        南禅院の室内
  

 水路閣を見学し終わると、すぐ上にある南禅院を見学しました。落葉が無数に落ちている池はとても風情がありました。ここを散策すると、とても心が落ち着きます。四季折々の風情を楽しめる場所の一つではないかと思います。

   南禅寺の三門          急斜面の階段を上る    三門から法堂を見下ろして
  

 続いて、少し前に通過した三門に戻りました。そして、拝観料を払って三門を上りました。とても急な階段でした。足を踏み外したら大変です。手すりを持ちゆっくりと階段を上がりました。三門の上に出ると、遠くまで見渡せました。ただ、廊下板が外側に向かって少し傾斜しているため、さらに、私の靴下が滑るので少し怖かったです。少しばかり怖かったものの、京都の街並みがすばらしくよく見渡せました。

       南禅寺の三門の上から、京都の素晴らしい街並みを見ている家内


 この頃から左足のアキレス腱が痛くなりました。靴が合わないのか、固い道ばかりのためか、下り坂が良くないのか分かりません。歩けない訳ではないのですが、やれやれ困ったことです。
 次に、南禅寺を出て、地下鉄東西線蹴上駅に向かい電車に乗りました。関西なので、エスカレータの右側に立ち止まり並びました。そして、次の東山駅で降りました。

  川沿いに平安神宮へ    平安神宮の朱色の大鳥居   図書館前の吉田松陰詩碑
  

 東山駅を降りると、川沿いに平安神宮に向かいました。今回は平安神宮が目的ではなく、大鳥居横の図書館前にある吉田松陰の詩碑です。昔、京都は文化の中心地でした。吉田松陰は何度も京都を訪れたり通過しました。彼は、萩を出たあと、京都や江戸はおろか、青森まで旅をしています。さらに海外に密航しようとまでしました。いったい何が吉田松陰をつき動かしたのでしょうか。単なる好奇心だけではない何か、危機感,使命感,焦燥感のようなものがあったに違いありません。

                今回訪れた京都の町並みとコース

コメント
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